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2010年12月22日

登山記録2010

早いもので今年も残すところ、あと10日余り。
年内にやっとかんとだしかん事は、まだまだいっぱいあるんやけど、
そのうちの一つが、今年の登山を振り返る事。
本格的に登山を始めて4年目の今シーズンは総括すると、
複数人数登山&山頂でビールでカンパーイ宴会登山が、増加した1年なのでした。
クレイジー登山から、のんびりまたーり登山へと、シフトチェンジの1年やったかな。
そしゃそしゃ、振り返ってみるとしますか。

1、3月17日 伊吹山 単独
今年の初登山はちょっと遠征して滋賀県へ。登山よりもラーメン屋巡りがメインだった登山。

2、3月30日 西穂高岳(独標近辺)with東京のY川君
絶好の快晴の中、ちょっと恐怖はあったけど、残雪期の魅力にどっぷりと浸かれた登山。

3、5月9日 北ノ俣岳withF田
急なお誘いにも関わらず、快諾してくれた学生時代の友人と登って来た登山。

4、5月28日 御嶽山小屋開きお手伝いwith住田家さん・市川さん・長嶋さん
五の池小屋開きのお手伝いに行って来ました。
ピークハント以外の楽しみ、山頂で朝っぱらからお酒を飲む楽しみを教えてもらった登山。

5、6月4日 薬師岳with雷鳥屋さん
昨年、北ノ俣岳に登って以来、登ってみたかった憧れの山へ登れた登山。

6、6月11日 焼岳with雷鳥屋さん・てるさん
朝食前もといお仕事前にサクッと登って来ました。高山に住んでいる利点を生かした登山。

7、6月24日 焼岳withNAGASE君・LINARES
行き付けのお店「呑舌」マスターを言葉巧みに誘い出し実施した、呑舌登山部の記念すべき初登山。

8、7月7日 乗鞍岳withてるさん
昨年より温めてきたおバカ企画「ハットトリック登山」第一弾。
長い長い一日の幕開けは後の事を考えて、十分に余力を残した登山。

9、7月7日 西穂高岳withてるさん
「ハットトリック登山」第二弾。道中では思わぬ出会いもあったりして、
この山でこの日を終了してれば1日楽しかったさーで終わったであろう、非常に充実した登山。

10、7月7日 焼岳withてるさん
「ハットトリック登山」第三弾は、この30日間で3回目となる焼岳。
さすがに体力&気力共にギリギリで完全燃焼した、やり遂げた感たっぷりの登山。

11、7月22日 御嶽山withNAGASE君・住田家さん・SACHI・NOGUCHI-chan・JUN-chan
呑舌登山部2回目の山行。今回はスペシャルゲストも参戦して、
前回にも増して大所帯で、山頂でビールでカンパーイして楽しんだ宴会登山。

12、7月26日 木曽駒ケ岳withてるさん・レノン君
登山に興味を持ちだしてたレノン君を、つけ麺で誘い出し実施しました。
足首を捻挫するというアクシデントに見舞われたけど、けいちゃんにつけ麺にお腹一杯になった登山。

13、8月31日 北岳 単独
足首捻挫による登山禁止令解禁登山は、久しぶりの単独&遠征で初めて南アルプスへ。
1泊の予定が日帰りになってまったけど、つけ麺にほうとうに旅行気分も楽しめた登山。

14、9月14日 御嶽山withレノン君・てるさん・住田家さん・KONG夫妻・JUN-Chan・
KURO-Chan・NONAKA-Kunの合計9名
つけ麺登山部第2弾は、今年3回目となる御嶽山へ小屋泊りで行って来ました。
総勢9名という今まで経験した最多人数で、山頂でのお昼宴会そして小屋での夜宴会と、
とにかく食べて飲んだ登山。

15、9月29日 北ノ俣岳withHEROさん
残雪期の5月に登って以来、今年2回目となる北ノ俣岳。大好きなお山です。
mixiで知り合った方と登って来た、名付けて出会い系?登山。

16、10月5日 白馬三山 単独
今年も行って来ました、先輩に会いに白馬へ。昨年は白馬岳だけやったけど、
今年はちょっと欲張りして、杓子岳・白馬鑓ヶ岳っと白馬三山を制覇した登山。

と振り返ったところ、実に16回の登山をしてました。
10月以降、登山に行けなかったのが不本意やったけど全体的にはかなり充実した1年でしたなあ。
こうしてじっくり記録を見てみると、昨年(昨年の記録はコチラ)にも増して単独登山が減り、
大人数で行く登山が増え、山頂でのビールの美味しさに味を占めた1年なのでした。
自分の周りの友人を巻き込んで、友人が友人を呼んでっといった感じで、
どんどん繋がっていった繋がりを感じた1年でしたなあ。
そんな感じで今年の一番の目的だった、登山仲間を増やすという目的はある程度かなえられたけど、
更に登山仲間は、増やしていきたいものです。

あとは、御嶽山3回・焼岳3回・西穂高岳2回・北ノ俣岳2回っと同じ山に何回も登る事が多かった。
やもんで初めて登ったって山っていうのは何気に、伊吹山・木曽駒ケ岳・北岳の3つだけだったので、
来年は、登った事がないお山へのチャレンジをテーマの一つにしてきたいものです。

ありがたい事に来年の登山予定として現在、
残雪期北ノ俣岳避難小屋泊1泊2日登山
残雪期黒部五郎岳日帰りクレイジー登山
チャレンジ富士登山2011
予定があるけど更に計画を立てて、色んな人と色んなお山に登っていきたいものです。

来年も山LOVEの心を忘れないようにせんとなあ。












  

Posted by 山ちゃん at 17:56Comments(4)2010年

2010年10月11日

白馬三山登山記

先日登って来た、白馬岳登山記です。
今回のベストショット???「秋を感じさせる紅葉と白馬の稜線の風景」

昨年も白馬岳には登ったけど、今年は更に欲張り杓子岳・白馬鑓ヶ岳の二つも登ったもんで、
白馬三山登山記ですな。
昨年も登った白馬岳へ、今年も行って来たのには、ちゃーんと理由が。
それは白馬岳の麓にある山小屋「猿倉荘」で昨年から働いている、人力の先輩に会いに行く為。
毎年恒例(2回目やけど)の、自分の中でのイベントですなああ。
やもんで今年も、出発前には高山土産を買い求めてから向かったのでした。
昨年は「豆天狗の中華そば」・「とらやの草まんじゅう」・「音羽屋のかたりべ」の三点セット
今年は「甚五郎らーめん」・「とらやの草まんじゅう」・「前畑点心堂の栃の実煎餅」の三点セット
を持っていきました。やはり、「とらやの草まんじゅう」は外せませんな。

ホントは月曜日、仕事が終わってから向かう予定にしていたんだけど、雨で仕事が中止となり、
幸か不幸か連休になってまったもんで昼過ぎには高山を出発し、のーんびりと向かったのでした。

ちょっとのんびりしすぎたみたいで、白馬には7時頃到着。
先輩には5カ月ぶり、支配人さんとは1年ぶりの再会となりましたー。
今年も夕食をご馳走になり、更には生ビールも1杯、ご馳走になってしまったのでした・・・。
さすがにこの時期、ほぼシーズンオフみたいで、お客さんは1人も居ませんでした。
やもんで食後は、久しぶりに再会した先輩とゆっくり話も出来たし、話が弾むとともにビールの量も増え、更に500mlの缶ビールを2本追加し、翌日に備えアルコール燃料補給もバッチシ?なのでした。
ひとしきり会話を楽しんだ後は、翌日も早いしガッツリ歩く計画なので眠るとします。
眠る前には、従業員用のお風呂も使わせてもらい、昨年と同じ4畳の部屋「猿倉の間」にて眠りに就いたのでした。翌朝は5時半頃起床。10時頃には眠ったのでお目覚めパッチシ。そして

5時45分
猿倉荘出発!!!

コースタイムは約15時間という、最近ゆるゆる登山ばかりでなまった体にはちと厳し目な、
久しぶりに長い長い1日になりそうなので、気合いを入れて行くとしますか。
出発直後に福岡から来た老夫婦を抜いたけど、この日お会いした登山者は、この2人と
白馬尻小屋付近ですれ違った2人の、合計4人という非常に静かな登山となったのでした。
天気は上々で、朝日浴びる景色を眺めながら進み、

6時30分
白馬尻小屋到着。おなじみの景色が歓迎してくれます。

先を急ぐので休憩も取らずに、目の前に見える大雪渓に向かうとします。

だけど、一番雪が溶けてしまっとる時期やもんで、大雪渓も痩せ細って危ないみたいで、
崖沿いのガレ場がルートとなっており雪渓には、なかなか辿り着けません。
そして、このガレ場が足元が崩れて崩れて、ソレハソレハすこぶる歩きにくかったのでした。
 
歩きにくい道と格闘して何とか待望の雪渓歩きに辿り着いたんだけど、わずか10分位で終了。
 
一応アイゼン持ってきとったけど、アイゼンも使う事無く、あっという間でした。
その後は沢沿いの崩れやすくて歩きにくい、いやらしい道を真っ白なガスの中、進むんやけど、

たまーにガスがはれた時に見える景色が、心を癒してくれたのでした。いい景色やさー

8時45分
避難小屋到着。相変わらずキレイな小屋です。ここで中に入って、しばし休憩してリフレッシュ。

そして小屋を出てスグ飛び込んできたのが、いい感じで赤色に色付いたナナカマド?
(植物は詳しく無いのでよくわからんです)

やもんで、しばし時間を忘れて写真をパシャリパシャリ
 
コレが夏山には無い、秋山の魅力やな。いい景色やさー
左手には白馬岳の後に登る予定の、杓子岳・白馬鑓ヶ岳も見えます。

そして前方には、村営頂上宿舎の建物も見えてきた。ガンバレの言葉に励まされ

9時40分
村営頂上宿舎到着。ここも先を急ぐので休むことなく、すこし登った分岐にザックをデポして、

本日最初のピーク、昨年も登った白馬岳を目指します。稜線に出ると、さすがに風が強く寒い。
ザックを下ろすと、やっぱ身軽やさなー。ココから山頂まではスイスイスイスイ進め、

10時10分
白馬岳到着!!!山頂でパシャリ。

新田次郎の小説「強力伝」の方位盤もパシャリ。これもお約束やな。

この頃には、ガスで眺望も効かんかったもんで、山頂には10分程の滞在で戻るとします。
戻る途中に、朝追い抜いた福岡の老夫婦とすれ違ったけど、その後、登山者とすれ違う事はなかったのでした。ザックをデポした場所に戻り、しばし今後の行動について思案します。
選択肢は2つ
1、眺望も良くなかったので残りの2つの山は止めて猿倉へ戻る
2、初志貫徹で眺望は悪いけど残りの2つの山も登る
正直、楽な方向へ流されたい気持ちがかなりあったけど、せっかく朝早くに出たんやし、
「白馬三山、日帰りで行ってきまーす!!!」っと宣言してまっとったで、
初志貫徹で向かうとしたのでした。
杓子岳までの道のりは、晴れてたらいい景色なんやろうなーっと思わせる、
ガレ場の稜線を1回下って再び登り返し

11時40分
杓子岳到着!!!相変わらず周囲はガスで真っ白やもんで、証拠写真だけ撮って、

真っ白で次の目的地もよく見えないけど、とにかく先へ急ぐとします。崖のほうからガスが湧くみたい。

杓子岳から白馬鑓ヶ岳までの道のりも、今までの道と同じようなガレ場が続きます。
鑓みたいに尖がったピークがあったもんで、ココが山頂かなあっと思って登ったら、それは偽物で、
本物の白馬鑓ヶ岳は鑓みたく尖がってはなく、なだらかなお山でした。
微かにガスがはれた瞬間に、ピークをパシャリ。そして

12時40分
杓子岳から1時間程かけて、白馬三山最後のお山、白馬鑓ヶ岳に到着!!!
相変わらず周囲はガスで真っ白やもんで、証拠写真だけ撮って、

山頂に留まることなく、下山するとします。
それにしてもこの辺りは、とにかくガレ場ばかりで、まるで石の墓場みたいでした。

また、この頃になると更にガスで周囲が真っ白になってきたので、

初めての道やもんで不安で不安で、しゃーなかったです。
そして何とか鑓温泉への分岐に辿り着き、本格的な下山開始です。

そして、こんな真っ白な状況やで、アイツがおらんかなああっと思いながら下ってたら、
ガサガサっという物音がしたもんで、周囲を見渡したら案の定、アイツはおったのでした。
そう、それは雷鳥でーす。周囲がガスって白い時によく現れるんやさなー。
 
やもんで、しばし雷鳥ウォッチング。そして、雷鳥が美味しそうに餌を食べてる光景を見た瞬間、
そう言えば昼メシまだ食べとらんかったなーって事を思い出したので、ココでメシを喰らうとします。
昼メシも、でーれありがたい事に、先輩が前日の晩にお弁当を作ってくれたのでしたー。
可愛らしい包みを開けると、大盛り弁当が入っていましたー。
 
フリーズドライのとん汁も作り、しばし至福のランチタイムを過ごすとします。
これでエネルギーチャージもバッチシ。リフレッシュして気合いを入れ直し、真っ白なガスの中、
色付き始めた紅葉の景色にも励まされながら、黙々と下ります。
 
まだ、こんな高山植物も残ってました。青色がでーれ鮮やかだったので立ち止まってパシャリ
 
また、鑓温泉に行く途中には、短かったけど、微妙な鎖場もあったので慎重に下っていったら

ついに鑓温泉が見えてキター。そして、

14時35分
鑓温泉到着。9/30が小屋閉めだったので、小屋の解体工事中で何人かで作業中でした。
「兄ちゃん、風呂に入って行かんのか?」って聞かれたけど、
多分、ココで風呂入ってまったら下山するのが間違いなく嫌になってまうろなーって思ったのと、
300円かかるという事で、この時、お金を持ってきてなかったという2つの理由で泣く泣く我慢。
鑓温泉は来年の課題やなっという事で、先を急ぐとします。残念・・・。

露天風呂から、溢れ流れていたお湯に手を触れたのみでした。
それにしても、こんな高所に湧く温泉、間違いなく秘湯やな。
ちなみに先輩情報なんやけど、小屋閉めした後も、露天風呂はそのまんまあるもんで、
無料で入れるみたいです。

そして、鑓温泉から猿倉までの道が今回一番、精神的にシンドイ区間だったのでした。
それは地図を見て、事前にある程度、想像は付いていたんだけど、想像を上回った、
ひたすら水平な登山道なのでした・・・。遠くまで見渡せる分、より一層、気が滅入りました。
 
歩けど歩けど、全く高度が下がりません。
登りも下りもコースタイムがほとんど変わらないのも、納得でした。登り返しもあるし・・・。
たまーに眺望が開け登山口が見えてしまったんやけど、でーれ遠いっと思ってまった。

ただ登山道は非常に整備されていて、でーれ歩き易かったのでスピードに乗って歩け、

思ったよりも早く、登山道に入る林道に戻って来れたのでした。
林道が見えた瞬間は、でーれ嬉しかった。

鑓温泉登山口でパシャリ、でーれ疲れたー。

ココから猿倉荘までは、スグです。林道をサクサクとクールダウン的な感じで下り

17時
猿倉荘到着!!!。行って来ましたー。
そして再び先輩に会って、秋の高山祭に人力を引きに高山に帰って来る予定だったので、
「そしゃ、しあさって高山で、また会いましょう(笑)!!!」
という言葉を残しサヨナラして、オススメの温泉「みみずくの湯」に入り、
長野市内のオススメのラーメン屋さんに立ち寄り、わざわざ遠回りをして高山に帰ったのでした。

今回の登山は、行動時間は前回の北ノ俣岳とほぼ同じ半日、約12時間だったけど、
休憩もあまり取らず、ほぼ歩きっぱなしだった分、結構疲れました。
ほとんどガスで真っ白で、眺望もイマイチやったし・・。
ただこの時期、いい感じで色づき始めていた、紅葉の景色に癒されましたな。

昨年も来た白馬岳だったけど時期をずらしてくると、違った表情が見えるので面白いものです。
昨年は白馬岳ピストン、今年は白馬三山日帰りと昨年にも増してハードな登山をしてまったで、
来年は鑓温泉でまたーりしたいもんやさー。
白馬3部作は、3年かけて来年で完成やな。
また来年も、お世話になりまーす!!!

猿倉荘5:45
白馬尻小屋6:35
避難小屋8:45/8:55
村営頂上宿舎9:40
白馬岳山頂10:10/10:20
杓子岳11:40
白馬鑓ケ岳12:40
鑓温泉14:35
猿倉荘17:00







  

Posted by 山ちゃん at 21:59Comments(4)2010年

2010年10月05日

白馬岳



10時10分、白馬岳山頂到着!!!
相変わらずソフトバンク携帯は圏外ですなぁ

天気は曇り
やもんで残念ながら眺望はいまいち&風寒い
でも途中の紅葉はなかなか綺麗だったので、良しですな
  

Posted by 山ちゃん at 17:50Comments(0)2010年

2010年10月02日

北ノ俣岳登山記

先日、5月の残雪期に登って以来、約4カ月ぶりに登って来た北ノ俣岳登山記です。
北ノ俣岳、大好きなんやさなー。今回のベストショット!?
北ノ俣岳から眺めた黒部五郎岳・笠ケ岳・乗鞍岳・御嶽山

ちなみに今回の登山は、某SNS(ちなみにmixiなんやけど)で知り合った方(男性HEROさん)と
登って来た言わば、出会い系登山?(まあ、相手が女性じゃないで違うな)なのでした!!!

全ては遡ること約1週間前、
「29日、黒部五郎岳一緒に登りませんか?」という1通のメールから始まったのでした。
もちろん会った事は無かったけど、山行日記を読んで、同じ位の力量なんやろうなあっと察し、
「機会があればご一緒したいですねー」なんてやり取りをしてたので、このお誘いに対しては、
まるで飲みにでも誘われたような感覚で、2つ返事で軽ーくOKしたのでした。
ある意味、怖い事なんやけど「登山をやる人に悪い人はいないはず」っという性善説で、
事前の打ち合わせも最小限で、ホントにこんなんで大丈夫けなって感じで、当日を迎えたのでした。

当日は3時に、ほおのき平駐車場で待ち合わせ。聞いてた車種を発見し、いよいよご対面っ。
会った瞬間、山ちゃんが発した一言は「酒臭いっす・・・」でした。
それもそのはず、話を聞いたらHEROさんは0時頃駐車場に到着して、寝酒としてビールを2本
飲んだとの事。まだ3時間しか経っとらんでなああ、止むをえませんな。
それにしても会った早々、いきなり強烈なカウンターパンチを喰らってまったさー。
まあ、山ちゃんも酒飲みなので、お酒に関しては非常に寛大です。
やもんで登山口までにコンディションを整えてもらう為、助手席で大人しく眠ってってもらいました。
小1時間程走って登山口に到着。
この時期、この時間はまだ真っ暗。しかも、快晴の天気予報に反して小雨が降ってました。
1人なら絶対にスタートしんよなーっていう状況だったけど2人やったし、
HEROさんも酔いから醒めかけていたので、迷う事無く

4時30分
登山口出発!!!
今回で通算3回目となる飛越新道。もはや慣れた道なので真っ暗な中でも、迷わず進めます。
小雨混じりという事も有り、飛越新道の代名詞「ぐちょぐちょ悪路」、今回はかなりヒドイです。
しかーし、今回は対策として必殺アイテム「長靴」を履いてきたので、悪路をものともせず、
 
泥道を避けることなく、ずぼりながら黙々と真っすぐ進めます。

ちなみに、この給食のおっちゃんが履くような白い長靴「ゾナ」は、かなりオススメの一品です。
長靴としてはやや高めで3000円位のモノなんやけど、でーれ丈夫なんやさなー。
一応、HEROさんにも、数少ない打ち合わせをした際に、事前の注意事項として、
「飛越新道はぐちょぐちょで最悪の道やで、長靴は必須アイテムですよー」っと伝えてたけど、
「何を大げさに言うんですかー」位に受け取られていたらしく案の定、持ってきてませんでした。
やもんで20分位で、ぐちょぐちょになり後悔してたのでした。
まあ、何事も経験しないとわからんでしゃーないっす。
しばらくして空が明るくなり雨もあがったみたいだけど、ガスってて辺りは真っ白。

天気が良ければ見える笠・乗鞍・御嶽の三山が連なる綺麗な姿も見えず、微かに笠が見えたのみ

6時45分
寺地山到着。本来なら薬師岳の雄大な眺めや、真正面にスキー場のような北ノ俣岳の姿が、
ハッキリと見える場所なんやけど、生憎真っ白。

腰かけて休もうにも、周辺は濡れてて冷たいので立ち休みで、休みもソコソコに先を急ぐとします。
次の目的地は避難小屋です。アップダウンの繰り返しのダラダラ登山道を進んでいたら、
突如、眩しい光が飛び込んできました。ジャジャーン、ここで本日初めて、太陽とご対面でーす!!

天は我々を裏切らなかった。ウレシヤウレシヤ。予報通り、晴れてキター!!!
稜線の姿もクッキリと、やもんでテンションは一気に上昇です。この先しばらく、アゲアゲで進み
 
7時35分
避難小屋到着。
相変わらず、ひっそりと佇んでいました。雰囲気のある小屋やさなー。水場もバッチシ。
 
ここで本日初めて、腰かけてゆっくりと大休止するとします。ただ気温は4度で、やや寒かった。
大活躍してくれた長靴とはここで、しばしのお別れ。登山靴に履き替え、長靴は小屋にデポして

8時05分
避難小屋出発。今までのアップダウンの繰り返しのぐちょぐちょ悪路とは打って変わり、
ココから先は、北ノ俣岳を眺めながら600mのひたすら登り。
5月は残雪上をひたすら直登したけど無雪期は、まずは植生保護の為の木道歩きから始まります。
 
池塘を眺めながら進み

木道ゾーンが終わったら次は深く削れて、崩壊が進んだ登山道歩きです。
 
本来登山道だったであろう箇所が削れて歩きにくいもんで、その周辺を歩き更に登山道が崩壊。
やもんで、どこを歩けばいいのか、しばし悩みながら進んだ後は、ハイ松ゾーンに突入ですっ。
ハイ松の海の中を泳ぐように歩きながら、ひたすら高度を稼いでいきます。
 
毎度毎度の事なんやけど、ひたすら登りのこの区間は、でーれ苦手です・・・。
やっぱ体重が原因なんやろうな。結局、今シーズンも減量は失敗に終わってまったなああ・・・。
やもんで、休み休み景色に励まされながら進みます。
こんなエライ思いして登るのも、全ては登り切った瞬間のアノ景色を見る為!!!
ここを登り切れば、いよいよ!!!

稜線に出ましたー!!!そして飛び込んで来たのは、雄大な北アルプス奥地の絶景でーす!!!
毎度毎度の事やけど、でーれ感動やさー。ああ、何とも言えん景色やさー。
真正面には鷲羽岳・水晶岳・赤牛岳

左手には6月に登った雄大な薬師岳・その向こうには剱岳・立山の姿も(HEROさんも一緒に)

右手には北ノ俣岳・黒部五郎岳、そして遠くに槍ヶ岳の姿も

堪りませんな。一緒に登ったHEROさんも、でーれ感動してくれてます。ウレシヤウレシヤ。
こんだけの景色が5時間余りで見えるんやで、北ノ俣岳は贅沢な場所やさなー。
飛越新道のぐちょぐちょ悪路ぐらい、我慢せんとな。
稜線からは、HEROさんに先を譲り

9時45分
北ノ俣岳到着!!!。約4ヶ月ぶりの再会です。会いたかったさー、北ノ俣岳。

しばし写真撮影タイムです。
とは言っても、本日の最終目的地は黒部五郎岳。ここで、2人で話し合いをするとします。
確かに目の前というか、かなり先?に黒部五郎岳は視界に入ってます。

時間も時間やし、行けるような気はするんやけど、明らかにエライよなああ。
それよりも、せっかくやでココでのんびりした方がいいんじゃねーっという悪魔の囁きに、
いとも簡単に2人の心は折れ、北ノ俣岳にて本日の行程は終了となったのでした。
そうとなれば、まずやる事は決まっています。そう、お約束のビールでカンパーイでーす!!!

でーれ美味い!!!相変わらずビールを飲む姿が似合う山ちゃんです。

その後は昼食。最近、ケイチャンばっかり(前回はカニ鍋)やったけど、今回はカレーヌードル。

ビールと昼食で身も心も満たされた後は、小1時間程お昼寝タイムです。

相変わらず山頂で好き勝手やってます・・・。
山頂には2時間程おったけど、結局誰1人として会う事なかったのでした。
下山中に単独行のおっちゃんとすれ違っただけなので、この日の飛越新道利用者は3人。
ホント静かな山やさなー。
昼寝から目覚めた後に、北ノ俣岳からすこし進んだ所から、振り返ってパシャリ

この頃になって下界の方は雲がはれてきて、ようやく有峰湖ともご対面。

しかし、黒部五郎岳方面にはガスがかかってきたのでした。

多分、向かっとったら、ちょうど到着する頃やったっで、いい判断やったな。結果オーライやさー。

11時40分
ガスも出てきたし、十二分に山頂でのんびりして絶景も堪能出来たので下山開始。
薬師岳をバックに撮ってもらいましたー。草紅葉が始まりかけかな?

急な下りなので慎重に、途中で暑くなってきたので半袖になって下ります。

池塘と木道と足。変な写真を撮りながら下り
 

12時50分
避難小屋到着。
ここで再び大休止&登山靴とサヨナラして、小屋にデポしていた長靴に履き替えます。
長靴を履いて準備万端の後ろ姿をパシャリしてもらいました。間抜けな姿だ・・・。

さてさて、再びぐちょぐちょ悪路を歩くとしますか。
この頃になるとガスも下がってきて景色もよろしく無かったので、ひたすら進むとします。

秋らしい一枚

山ちゃんは長靴履いて悪路をものともしないけど、HEROさんは心が折れかけたみたいです。
そんなおぞくたい登山道の光景です。もはや登山道と言うより池というか湿原ですな・・。
 
 
とにかくズボリまくってました・・・。
やもんでスピードもダウン気味だったので、山ちゃんものんびりとキノコの写真を撮りながら、
 
 
コイツ等、食べたらヤバいんやろうなー、ていうかキノコ図鑑欲しいかも?っと思いながら下ります。
いやらしい、下りでの登り返しを3回程繰り返し、飛越トンネルもうすぐという看板が見えてから、
しばらく歩いたら、車が見えてきて、やっとで帰ってきたという感じです。もうちょっと下り

16時すぎ
登山口に戻って来ましたー!!!
北ノ俣岳山頂でのんびりまたーりしてきた分、行動時間が約12時間と半日程かかったけど、
過去の経験を踏まえて長靴を履いて歩いたので、ぐちょぐちょ悪路も苦も無く歩けて、
余力を残しての下山となったのでした。
その後は、これまたお約束の「ひらゆの森」&「はんたい玉子」コースでHEROさんに観光気分も
味わってもらい、19時頃ほおのき平駐車場に到着して解散となったのでした。


今回の登山は、黒部五郎岳の予定を北ノ俣岳に変更してしまったけど、
日が長い時期なら十分に黒部五郎日帰りで行ける目処も立ったので、
今後のいい課題が出来た、非常にいい登山となりましたー。
また、ネット上で知り合った方と事前に何回かやり取りはしたけど、
いざ実際会うのは初めてという出会い系登山?(他にもっといいネーミングが無いかなあ?)
だったけど、たまたまかもしれんけど、いいパートナーに恵まれて楽しい山行が出来たので、
今後の新たな楽しみとなるかな?

まあ登山を通して、こうして知り合いが増えるのはホント嬉しい限りです。
今後もネットに依存しない程度に、上手にネットを利用して、
リアル登山を充実させていきたいものやさー。

登山口4:30
寺地山6:45/6:55
避難小屋7:35/8:05
北ノ俣岳9:45/11:40
避難小屋12:45/13:10
寺地山13:50
登山口16:00







  

Posted by 山ちゃん at 07:49Comments(3)2010年

2010年09月29日

北ノ俣岳



今日は黒部五郎岳まで行きたかったけど、まあいいかっと思い最終地点は、北ノ俣岳。
朝9時半に到着。
何回来ても、いい場所やさー。
景色は最高やし、人はおらんで静かやし、言うこと無しです。
  

Posted by 山ちゃん at 16:29Comments(4)2010年

2010年09月17日

つけ麺登山部 御嶽山登山記後篇

そしゃそしゃ、飲んで食べてばかりの御嶽山登山記後篇です。
夕方の景色は絶景でした。これぞ山小屋泊りの醍醐味・魅力やさー。(後篇のベストショット?)


2時間余りのお昼寝の後、起床。やはり飲み過ぎたみたいで、二日酔いみたく頭が痛い・・・。
半分酔っぱらってる状態で、とりあえず受付をします。
翌日は仕事で早朝に下山せんとだしかんかったもんで、1泊夕食(7000円也)です。
その後は夕食まで、しばらく時間があったので酔い醒ましを兼ねて、
行った事がなかった三の池へ、LENNON君と一緒にお散歩です。
三の池には、小屋から15分位で到着。水がでーれ綺麗な、お池でした。

石を投げて遊んだり、えらかったもんで、しばしボーっと佇んだりします。

せっかくなんで三の池をぐるり一周して、四の池も間近で眺めながら戻っていたら、

KONGの奥さんの「雲海キレイやよー」っという声が聞こえたもんで、少しペースアップ。
そこに飛び込んできたのは、紛れもなくでーれキレイな雲海の景色でしたー!!!

ちなみに五の池小屋は現在、隣に新たな建物を建築中です。


その後は、もう間もなく日没だったので、雲海と沈みゆく太陽の写真を沢山撮りながら、
しばし言葉も無く、景色を堪能です。これも、小屋泊ならではのお楽しみです。
この時間帯は、とにかく写真を撮りまくってました。
LENNON君に撮ってもらったお気に入りのショット。逆光がいい感じで顔を隠してくれとる。

山ちゃんもLENNON君を撮ってみました。山ちゃんと異なり、カッコいい男は絵になりますな。
 
 
雲と太陽が創り出す景色。二度と同じ景色は見れんのやろなーっと思い、写真撮りまくりです。
 
そして、もう間もなく日没という時間になり、みんなが外に出てきました。

ちなみに、てるさんは山行記録をアップ中。あのザックにはPCまで、入っていたのでした。

自分で自分をパシャリ

綺麗な景色を前にすると、何もコトバは要りませんな。
景色を眺めるKONG夫妻の素敵な後姿。絵になりますなあ。

写真を撮ってる住田さんをパシャリ、いつの間にか作務衣に着替えてました。

こうして日没まで絶景を眺めながら、至福の時を過ごしたのでしたー!!!
 

その後は、お待ちかねの夕食、そして大宴会夜の部のスタートです。
つけ麺登山部長LENNON君のあいさつの後

本日何回目かもうわからんくなったけど、お約束のカンパーイ!!!

そしゃそしゃ、まずは夕食を喰らうとしますか。一番、嬉しい瞬間やさー。
この日の、五の池小屋夕食は、こんな感じ。おかずも沢山、天ぷらもあります。

山小屋の食事は、ご飯とみそ汁はおかわりし放題なので、お昼に沢山喰らったにも関わらず、
おかわりをしつつ、酒を飲みつつ、お腹を満たしていったのでした。
また、五の池小屋支配人市川さんから、嬉しい事にベルギービールのサービスが。
遠慮なく頂きましたー!!!(でーれ酔っ払いやな・・・)

小屋の仕事も一段落したみたいで、しばらくしたら支配人市川さんも宴に加わり、

更に、美味しいおつまみも提供して頂き、居酒屋五の池がココにオープンしたのでした。
特製あまごの燻製(でーれ美味かった)とサラミ
 
福井名物へしこさばとチーズ
 
そして〆は、住田家さんが作ってくれた、けいちゃん。

お昼から、食べまくり飲みまくりにも関わらず、不思議とお腹の中に入るもんなんやさなー。
こうして楽しい宴は、時が経つのも忘れて夜遅くまで続いたのでしたー!!!

翌朝は4時30分起床。
仕事があるKONG夫妻・LENNON君・山ちゃんの4人は、みんなが寝静まっている中、
後ろ髪引かれる思いで、こっそりと下山開始です。
さよなら五の池小屋、また遊びに来まーす!!!この時期、この時間はまだ真っ暗です。

ヘッデンを点けて、黙々と下るとします。
さすがに前日、飲み食い過ぎたみたいで胃はかなりもたれてました。
森林限界を迎える前に、夜が明け出し、前日は見れなかった笠ヶ岳の姿がうっすらと。

白山方面も、何とも表現出来ない不思議な色で朝焼けしてました。

その後は樹林帯の中を黙々と下り、
6時50分頃
登山口到着!!!。本来ならすぐ近くにある、市営の露天風呂(まるで池みたいな風呂です)
に入っていきたいけど、急がんとだしかんので今回はお預けで、高山に向けて出発します。
ちなみに、帰りのルートは、往路とは異なる秋神経由にしてみたんだけど、
確かに距離的には短いし、時間も早いけど、やはりあまり通りたくは無い道やなああっと、
再認識したのでした。やがては廃道になるのではっと、思わせる部分が一部ありますな。
こうして8時頃、高山到着。
この頃になると、下山中はもたれていた胃も運動したことによって活性化されたみたいで、
でーれ腹が減ってきたので、新井のうどんを喰らってから家に戻り、風呂に入って汗を流し、
9時頃にはしっかりと出勤したのでした。

こうして今回の記念すべき、第2回つけ麺登山部活動「御嶽山五の池小屋泊り山行」は、
みんなのおかげで楽しく怪我も無く、無事に行って来れたのでしたー!!!
9人という人数でのパーティは初めてだったけど、大人数登山の楽しみに触れる事が出来ました。
つけ麺登山部長のLENNON君を筆頭に、
重たいザックの中に、みんなを楽しませるものをイッパイ持ってきてくれたてるさん
今回の話に乗っかって頂き、立派なお鍋を持ってきてくれたKONG夫妻さん
御嶽山五の池小屋のスペシャリストの住田家さん
&住田ガールのJUN-Chan、KURO-Chan
実は以前すれ違っていた事が判明したNONAKA-Kun
最後に、でーれお世話になった五の池小屋支配人の市川さん
皆さん、楽しい時間、美味しい食事・お酒を本当にありがとうございました!!!

つけ麺登山部活動は今後も、この方向(山頂での宴会がメイン)???に進んで行きたいものです。
それとも、そろそろ本格的につけ麺部の活動開始かな?

1日目
登山口7:15
五の池小屋10:30
2日目
五の池小屋4:45
登山口6:50
往路3時間15分/復路2時間5分






  

Posted by 山ちゃん at 22:40Comments(4)2010年

2010年09月16日

つけ麺登山部 御嶽山登山記前篇

今日は朝から雨降りで、仕事休み・・・。おかげで?登山記をのんびりと書く事ができました。

前回の木曽駒ケ岳登山で、登山の楽しさと恐怖?を堪能し、登山の魅力にはまってくれた、
つけ麺登山部長LENNON君の指揮下、先日記念すべき第2回つけ麺登山部活動が行われました。
今回のベストショット!!!???(相変わらずの山頂での宴会シーン)

今回の行き先は5月には小屋開きをお手伝いで、7月には呑舌登山部で行って来た御嶽山。
山ちゃんにとって、実に今年3回目の御嶽山登山になります。
御嶽山が大好きっていうか、五の池小屋の魅力にすっかりはまってまったんやさなー。
7月行った時に、次回は是非とも泊まりで行きたいもんやさーっと思ったもんで、
連休は取れないけど5月の時と同様、早朝下山すれば泊まりで行けるなっと考え、
つけ麺登山部活動は2回目にして、なんと小屋泊企画となりました。
ちなみに今回の参加メンバーは
つけ麺登山部(LENNON部長・樹のてるさん・山ちゃん)
KONG夫妻(火曜定休なのでバッチシ、スケジュールが合いましたー)
住田家さん+住田ガール2名(JUN-Chan・KURO-Chan)
てるさんのお店のバイトNONAKA-Kun
以上、LENNON君とつけ麺部員+愉快な仲間達、総勢9名というパーティで行って来たのでしたー。

登山専門店の夫妻に五の池小屋のスペシャリストに、心強いゲストが参加して頂いて嬉しい限り。
これだけの大人数が集まったのも、ひとえにLENNON部長の人柄のおかげですな。
KURO-chanとNONAKA-kun以外は、山ちゃんにとって面識のある方々ばかりでした。
ただ、当日わかった事だったんやけど、NONAKA-kunとは以前、焼岳登った時にすれ違ってました。呑舌マスターの友人とは、彼の事でした。
いやー相変わらず高山は狭い狭い、繋がるものやさー。

出発の2日前、打ち合わせと称した前夜祭を「樹」で行い
(何かと理由を付けて飲みたいだけのような気が・・・)
今回のメインテーマーを「山頂にて鍋&大宴会をしよう!!!」という事に決定。
やもんで各自、鍋の具材を2品持ってくる事がまず決定。
そして一番重要?な、お酒とおつまみに関しては、
各自が飲み食いしたいものを、それぞれ好きなだけ持ってくる事に決定。
山ちゃんは、とっておきの赤ワインがあったのでそれを持ってるくる事を、LENNON君は白ワインを、
てるさんは先日の山形旅行土産の一升瓶を持ってくる事を、それぞれ宣言。
こりゃ、ザックがでーれ重たくなるなあっと思ったけど、全ては山頂で楽しい時間を過ごす為!!!
また、日帰り・小屋泊早朝帰り・小屋泊のんびり等など、9人の行動は全員が同一行動ではなかったので、御嶽山登山口に、7時迄に各自集合としました。こうして事前準備は万端です???。

当日は5時半高山を出発!!!山ちゃんはLENNON君と2人で向かいました。
御嶽山登山口へ向かうには、いつも秋神経由で行くかチャオ経由で行くか悩むところなんやけど、
安全策でチャオ経由を選択。天気は上々、朝日も眩しいです。
つけ麺&スクルーウォーズトークをしながら車に酔う事無く順調に向かい、登山口駐車場に到着。
7時過ぎには全員集合です。ちなみに、てるさんは気合いの夜中入りとの事でした。

予想通り、みんなのザックは重たいです。これはこれは山頂で、かなり楽しい時間が過ごせそう。

7時15分
いよいよ第2回つけ麺登山部活動「御嶽山」登山スタートです。
KONG夫妻・つけ麺登山部・住田班の順番で9人が一緒って訳ではなく、
それぞれがグループ毎に出発します。KONG夫妻の後姿、やはりカッコイイです。

今年3回目となる御嶽山小坂口登山道、もはや慣れた道、相変わらず良く整備されていて歩き易い。
ただ今回はザックが重たいので、歩き始めはペースが掴めず、休憩も多目にゆっくり進みます。
ひときわ重たく大きなザックを持ってきた、てるさん。

この時は、ザックの中にあんな素敵なモノが入ってるとは、知る由もなかったのでした。
そして、湯の花峠の手前で先行するKONG夫妻が、下山してきた五の池小屋支配人市川さんと、
談笑してたので合流し、それ以降は6人で登ったのでした。
お約束のかえる岩を眺め
 
水場は無いけど何故か地名がお助け水で休みつつ、のんびりのんびり登ります。

お助け水からしばらく歩くと森林限界、ココから先は景色ががらりと変化し一気に眺望が開けます。
 
若干ガスってて、遠望は効かないけど青空も出てきて、まずまずの天気です。
立ち休みしつつ、のんびりと向かっていきます。やや疲れ気味?のLENNON君

ここへ来て、ザックが重たいのが効いてきたみたいで、てるさんがやや遅れだしました。
そんなてるさんをバックに、元気を取り戻したLENNON君

いよいよ五の池小屋も見えてきた。

小屋までもあと少しなので、花を眺めながらのんびりと進み、
 


10時30分
御嶽山飛騨頂上到着!!!鐘を鳴らすKONGの奥さん。

そして、その10分後には五の池小屋の中で早々と1回目のカンパーイをしてたのでした・・・。

ビール片手にニンマリやさー

担ぎあげたお酒の一部を、テーブルに並べてみます。一升瓶が燦然と輝いていますなああ。

小屋の中でアルコール燃料を補給し、ひとしきり落ち着いたので、住田班の到着はまだやったけど、
これよりメインイベント「山頂にて鍋&大宴会!!!」の準備に取り掛かるとします。
全員、めちゃめちゃ手際良く宴会に適した場所を見つけ、その辺の石を集めて風防を作ったところで、立派なお鍋の登場でーす。これを担ぎあげたのはKONGさんです。ありがとうございました。

続いて、具材の登場なんやけど、てるさん、なんとカニを持ってきたのでした!!!
それもボイルでなく、生のカニを3杯。さすがはプロです。
標高3000m近くの高所でカニをさばく、てるさん。惚れてしまいますなああ。

あの重たいザックの中には、一升瓶やらカニやら、みんなが楽しくなる色々な食材が詰まっていたのでした。鍋に一通りの材料をぶち込んだ後は、煮えるまでしばし待つのみ。
やもんでLENNON君が持ってきた白ワインで、

本日2回目のカンパーイです。

今度は、おつまみにこんなモノがあああ、とっぺonいくらです。でーれ美味かった。

そして、いよいよ鍋が煮えたかなああっと誰もが思った、ちょうどその時、聞き覚えのある声が。
まるで鍋が出来るのを小屋陰でこっそり見ていたのではっと、思わせる位のグッドタイミングで、
住田班3名が到着したのでした。ここにメンバー勢ぞろい。

ちょうど鍋も煮えたので、食べるとしますか。

でーれ美味いっす。カニを持ってきたてるさん、絶好調でゴイゴイ飲んでました。

しかしてるさん、オーバーペースだったみたいで、お昼の部で力尽きてしまい、
夜の部では撃沈してたのでした・・・。
一通り飲んで食べて、鍋第一弾は終了。第二弾を準備して煮えるまでに、少し時間がかかるので、
ここで山ちゃんが持ってきた、とっておきの赤ワインの登場でーす。

この赤ワインは今から遡ること4年前、山ちゃんが人力車の仕事を始めた1年目の冬に
犬山のフレンチレストランに出稼ぎに行ってきたんやけど、
春が来て高山に戻る際に、レストランの支配人から餞別に頂いたモノです。
なかなか飲む機会が無く、押し入れでずーっと眠ってたんやけど、ようやく成仏する時がキター。
一口飲んで、ソムリエ的な気の利いたセリフでも言おうと思ったんやけど、
そう簡単に言えるものではなく、「キレがある」などと訳がわからんフレーズが出てきたのでした。
いい感じでお酒が頭に回ってきたところで、みんなの写真をパシャリ

この写真を撮る際、後ろも見ずに後ずさりしてたら、バランスを崩してあわやハイマツの海の中に、
ひっくり返る所でした・・・。
こうして時を経つのも忘れて、腹一杯食べて飲んで楽しんでいたら、3時間程経ってました。
やはり楽しいと、時間が経つのも早いですなああ。

14時頃
お昼の部終了。またじをささっとして

五の池小屋に戻り、夜の部に備えてしばしフリータイム。当然のように山ちゃんはお昼寝です。


飲んで食べてばかりの御嶽山登山記は夜の部、後篇へ続く・・・。








  

Posted by 山ちゃん at 18:26Comments(14)2010年

2010年09月14日

御嶽山五の池小屋



つけ麺登山部活動第二弾は御嶽山
しかも、今回は小屋泊です。

登山部長、LENNON君と摩利支天山を入れてパシャリ。

雲海でーれ綺麗!!!
  

Posted by 山ちゃん at 17:27Comments(2)2010年

2010年09月03日

北岳登山記

8/31日帰りで登って来た、登山解禁&初の南アルプス遠征&久しぶりの単独行となった
北岳登山記です。今回のベストショット!?仙丈ケ岳をバックに、北岳山頂にて。

ホントはせっかくの連休やったもんで、山小屋泊まりの1泊2日で行く計画を事前にバッチシ
立てとったんやけど、出発前に携帯が行方不明な事に気付き(単純に事務所に忘れただけ)、
翌朝まで見つけれんかったという、でーれ間抜けな理由で日帰り登山にしてしまったのでした。
ほとんど携帯は繋がらんかったもんで、いらんと言えばいらんかったんやけど・・・。
ただ携帯を無くした事によって、自分の中で携帯の存在で一番重要なのが時計・カメラ代わりに
使っていたという事を認識できたことは、幸いでしたな。

1泊の予定が日帰りになり、連休初日は登山口へ着けばいいだけになってまったもんで、
松本でラーメン食べ、美ヶ原を散歩し、山梨県入って名物ほうとうを食べ等とB級グルメ&観光モードで、のんびりのんびり向かい登山口芦安駐車場へは21時頃に到着と、何気に遅くなってしまった。
   
芦安駐車場からは乗合タクシー(片道1200円)に乗って、登山口広河原まで向かうので、
始発のタクシーの時間に合わせ、翌朝は4時過ぎに起床。
この時期はもう明るくないですなああ・・・。
車のドアを開けっぱで準備してたら、
「駐車場にはキツネがおって、登山靴やら弁当やらをあっという間に持ってくでドアを閉めろ」っと
タクシーのおっちゃんに忠告を受けました。そうこうしているうちに準備完了。

5時10分
乗合タクシーに乗って、登山口広河原へ向かいます。
てっきり、芦安からマイカー規制になっていると思っていた南アルプス林道は、
実は途中の夜叉神までマイカーで行ける事にこの時、初めて知ったんだけど、
自分の車では走りたくはないような、よーこんな所に作ったもんやさーっと思わせる道路でした。
途中、朝日浴びる北岳の景色を眺めながら小1時間程、乗車した後、広河原到着。
タクシーの運転手さんに最終の時間が16時10分という事を確認し、

6時10分
登山口出発!!!
平日やけど、さすが南アルプス、新穂高からの登山とは異なり、なかなかな賑わいです。
最初に雰囲気抜群な吊橋を渡り、広河原山荘の脇を通って登山道へ。

時間に制約のある登山なので、飛ばし気味で進むとします。
幸い痛めた足首も、登りでは問題無さそう。
ちょっと行った所で分岐があったので、コースタイムが短い大樺沢ルートで二俣まで向かいます。
沢沿いの樹林帯というか深い森の中、ゆるゆると登って行きます。木陰が涼しく、気持ちいい。

天気も快晴で、朝からヘリが荷揚げなのか青空の中、爆音を轟かせながら何往復もしてました。

森の中を抜けた後は、沢沿いのやや歩きにくいガレ場になり、
ピーカンの日射しを浴びながら登ったので、ややバテ気味になったけど

7時50分
二俣到着。ここまでは、まずまずのペース。

ここも分岐で右に行くか左に行くか選べます。
どっちのルートもコースタイムはそんなに変わらなかったので、
先行者の姿が見えた左ルートを選択し、八本歯のコルを目指します。
帰りに右ルートを歩けばいいかっ。
ところが、この選択はあまり良くなかったみたいで、沢沿いのやや歩きにくいガレ場に

すっかりペースを狂わされ、全然、足が前に進まない。
やもんで、休み休み登ってたら、楽になるどころか動悸が激しくなってきて、
でーれえらくなってきてまったもんで、こりゃおかしいぞと思い大休止。
正直、この時はココで下山でもいいかっと思った位でした。
一応、何枚か写真を撮ったんやけど、これが有名なバットレスなのかな?

景色を眺める余裕は皆無でした。
1か月の登山禁止期間で、すっかり登山の歩き方を忘れてしまったみたいです・・・。
しかし、この大休止で冷静になれ、過去に読んだ登山本のフレーズに
「登山では頻繁に休憩は取らず、疲れたようにダラダラとゆっくり歩くべし」
みたいな事が書いてあったなあって事を思い出して、ダメ元で実践してみたら動悸も落ち着き、
ペースも掴めたみたいで、その後はゆっくりだけど相変わらずの歩きにくい道を何とか歩けて、

9時35分
八本歯のコルに到着。今回は、二俣からココまでの区間が一番えらかった・・・。

そしてここでようやく眺望も開け、真っ正面には雄大な間ノ岳の姿が、

東の方には雲間に富士山の姿があったのでパシャリしたけど、

正直あんまり記憶に無いですなあああ。しばし休んだ後、
歩きにくいハシゴを登ったり、マーキングを辿って北岳に向かうとします。

北岳山荘への分岐までが、ちょっとえらかったけど、その後はマーキングに沿ってスムーズに進め


10時40分
無残に倒れた3192mの標識がある場所に着いたので到着したのかなと思ったけど、

その先の方が賑わっていたので先を進むと3193mの標識が有り、どうやら、そこが山頂みたい。

というわけで、なんとか無事に日本第二位の場所に到着したのでしたー!!!
北岳の西側は眺望が開けていたけど、東側(富士山方面)は、この時間にはガスって真っ白。
先程までは見えていた間ノ岳方面も、ガスってきてました。

しばらくしたら始発のタクシーで一緒だった人も到着したので、写真を撮ってもらいました。

ちなみに南アルプスの知識は全く無かったので、唯一見えた、立派な山の名前を聞いたら、

「仙丈ヶ岳やよー」って、優しく教えてもらいました。
北アルプスの荒々しい景色とは異なり、雄大な山がでーんと構えているのが南アルプスなのかな。
しばしボーっとした後

11時05分
下山開始。
ホントはもうちょっと山頂でゆっくりしたかったけど日帰り&時間制約登山なので、しゃーない。
20分程歩いた後、肩の小屋に着いたので、

ここでアルコール燃料補給&昼食をしようと思い、再び大休止。
ザックに山田昌の
「♪まー1本 まー1本 たいがいにしとかなかんよ 今晩のおかずがわやになってまった。
 鎌倉さんもいかんわ。うますぎるもん。♪」
このフレーズのCMでおなじみ?、星S印の鎌倉ハムKウインナーを忍ばせていたので、
これをつまみに1杯やな、その後カップヌードルの昼飯やなっと考えビールを一口飲んで、
Kウインナーをガブリとしたところで悲劇が・・・
ガブリした瞬間、本来固形物であろうウインナーが、物凄い異臭と共にドロドロに溶けた状態で、
飛び出て来たのでした。なんてこったい、腐っとる!!!
それもそのはず、よーく見ると要冷蔵って書いてあるし、1カ月前の登山時に食べる予定で購入した
ヤツを、この夏の異常な暑さの中、ずーっとザックに入れて放置しとったんやでなぁ。
いい感じに発酵してました・・・。

急いで貴重な水を500ml程使い、口をゆすぎ手を洗ったけど下山後まで臭いは取れんかった。
こんな出来事があったもんで、テンションは下がりまくり。自業自得なんやけど・・・。
昼飯を食べる気力も無くなってしまったのでビールを飲み干し、逃げるように小屋を後にします。
この頃になると、山頂では見えていた仙丈ヶ岳にもガスが徐々にかかり出し、
周囲は一瞬にして真っ白になってきた所で、

行きにこっちのルートじゃ無くて良かったーっと思わせる、急な下り坂の樹林帯に突入です。
嫌ーな感じの登山道だったけど、可憐な高山植物が下がったテンションを上げてくれました。

名前はわからんけど、綺麗なお花があちこちに咲いていました。

お花に癒されながら下っていたら、池が見えてきて


13時05分
白根御池小屋に到着。なかなか綺麗な小屋です。

この頃になると空模様も怪しくなりポツリポツリと雨が降りかけたので、
ここで雨具を着ようか着まいかしばし思案してたら、一気にザーっと降ってきたので、
こりゃだしかんと思い再び大休止。小屋にソフトクリームが売ってたので、舐めながら雨宿りします。
いいタイミングで小屋に到着しとって、良かったさー。これはラッキーでした。
この時、同じように雨宿りをしていた単独行の人がおったもんで、
小雨になってから一緒に下山したのでした。
しかも先を歩いてもらったもんで、ここから先は非常に楽をさせてもらいました。そして

14時50分
登山口到着!!!再び雰囲気のいい吊橋を渡り(一緒に下山した人の後姿をパシャリ)

タクシー乗場、広河原センターに戻ってきました。

ありがたい事に最終の1時間前の便、15時10分に乗れそうです。
しばし待ち時間があったので、2人連れの登山者とありきたりな登山トークをしていたら、
なんとなんと、でーれ偶然な事に高山の人だったのでした!!!
北アルプスを歩いていても、なかなか高山の人には会わないのに、
まさかまさか南アルプスで会うとは!!!でーれ驚きです。

お互い高山人、知らないモノ同士でも、2・3人名前を出せばすぐに繋がってしまいます。
すっかり意気投合し、帰りのタクシーでもしゃべり、更にはせっかくなので夕食を一緒したのでした。

しかも、そのうちの1人の方とは、以前焼岳登った時にすれ違っていました。
変な時間にすれ違ったのとNAGASE君の友人が居たという事で、記憶に残っていたんだけど、
よくよく聞いたら焼岳小屋に居るとの事で、その日は小屋入りの日だったって事でした。でーれ納得。
やもんで最後は、「今年中に焼岳小屋に遊びに行きますよ!!!」っと約束して別れたのでした。

今回の南アルプス遠征は、1泊の予定が日帰りになってまったもんで不完全燃焼で終わるかと
思ったんやけど、最後の最後に、こんな素敵な出会いがあるとは、これも全て運命ですな。
登山を通して、知り合いが増えるのは嬉しい限りです。
これで今シーズンの楽しみが新たに増えました。
次回、御嶽山五の池小屋登山の後は、焼岳小屋登山を企画・計画せねば。

ちなみに、肝心の南アルプスの感想は山がデカイ、こんだけ森林があれば水が美味いはずやさーって事を一番に思いました。今回、眺望はガスってあんまりよろしくなかったので、
次回は天気が良い日を狙って、再訪したいです。
遠征登山は、旅行気分で楽しめますな。


広河原6:10
二俣7:50/8:00
八本歯のコル9:35/9:40
北岳10:40/11:05
肩の小屋11:25/11:45
白根御池小屋13:05/13:35
広河原14:50




  

Posted by 山ちゃん at 08:15Comments(4)2010年

2010年08月31日

北岳


10時45分
北岳到着!!!

残念ながら富士山方面はガスって真っ白。
ソフトバンク携帯は相変わらず圏外やなぁ。

日帰り登山では、もったいないお山です。
  

Posted by 山ちゃん at 17:28Comments(4)2010年