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2009年06月30日

鹿島槍ヶ岳その2

さてさて、やっとの思いで何とか鹿島槍ヶ岳山頂に到着したんだけど、この山は2つのピークを持つ双耳峰なんです






















着いた山頂は、実はその一つの南峰で、南峰の向こうには北峰があります。
コースタイムは25分なので、そんなに遠くはないのかなあと思ったんだけど、見た目かなり遠くにあるように見えます。
しかし、ここまで来たんだから両方行かねばと思い、当然向かいます。
だが、南峰から北峰への道は遥かに遠い道で、明らかにこんな距離、25分なんかで行けるわけがないと思ってしまったのでした・・・。
前を進む師匠との距離はどんどん、離れていきます。

ここで、自分の頭の中である思いが生じました。
(無理して北峰に向かって、たとえ到着しても、そっからまた南峰まで戻って、更には登山口まで果たして戻れるのだろうかと・・・。
頭も痛いし、無理しなくてもいいんじゃねー。
一応、高い方には登ったんやしーっと。)

行け行け言う自分と、戻ったんほうがいいんじゃねーっという自分との葛藤は当然のように楽な方の自分が勝ち、前を行く師匠に大声で
「えらいんで、南峰戻って寝てます」
と、言い残し北峰にはなんの未練なく、南峰に戻って今度は、自分が小1時間程のお昼寝、大休止をすることになったのでした。
北峰登頂した師匠






















北峰から撮ってもらいました






















五竜岳






















鹿島槍ヶ岳(北側から、なかなかゴツゴツ)






















師匠も戻って来て、自分も目覚めてやや回復したので、長い長い下山の道へ。地獄の下山のスタートです。






















遠い、遠すぎる

山頂から冷池山荘までは、下りオンリーなのですこぶる順調です。
コースタイム1時間30分のところを1時間で到着します。
しかし、そこから先が地獄でした。
冷池山荘から爺ヶ岳までは、ひたすらだらだら登りが続きます。
この区間、行き楽だった分、帰りがツライです。
疲れた時の登りがこんなに辛いものとは・・・

とりあえず、何も考えることもできず、ただひたすら歩いている歩数を数えるのみ
最初は100歩歩いて休憩
次は50歩歩いて休憩
その次は30歩歩いてっと・・・
いやー、全く足が動きません
更には、師匠の姿がどんどんどんどん小さくなっていきます。こういう区間はどうやら自分は、苦手みたいです。
だけど、歩かない事には帰れないので歩くしかないです。
おかげで、爺ヶ岳が大嫌いになりました。(爺ヶ岳は悪くないけど・・・)
そして、なんとか地獄の登り返しが終わり、あとはひたすら下るのみ。
鹿島槍ヶ岳を振り返ってパシャリ
(帰りはほとんど写真撮ってません)






















必死の思いで、種池山荘到着
ここまで来れば、ある程度、メドが付きます。
山荘のお姉さんに
「クマが良く出るから気を付けてっ」
励ましとも警告ともわからない言葉をもらい、気合いを入れ直して、ひらすら樹林帯を下ります。
この区間は、自分の方が師匠より早い。得意区間がお互い、面白いように違うみたいです。

必死で下ること2時間。
登山口である扇沢到着!!!
時刻は19時10分。
行動時間14時間40分、歩行距離22kmの長い長い1日のゴールなのでした。
と言いたいところなのですが、ここから高山まで戻らなくてはなりません。
高山病の影響で、頭痛いし気持も悪くてえらかったもんで、帰りは途中まで師匠に運転してもらい、途中から自分が運転し、何とか高山に帰ることができました。

いやー今回の山行は、体力・気力共にギリギリでした・・・
どMです
苦行ですなあ・・・
相変わらずのクレイジー登山っぷりなのでした

扇沢     4:30
種池山荘  7:05/7:20
爺ヶ岳    8:20/8:30
冷池山荘  9:25/10:30
鹿島槍ヶ岳 12:20/13:50
冷池山荘  14:50/15:00
種池山荘  16:50/17:00
扇沢     19:10  
タグ :登山鹿島

Posted by 山ちゃん at 00:30Comments(0)登山

2009年06月28日

鹿島槍ヶ岳その1

今年は、満足する山行ができてません。
計画したけど雨で中止や、実行したけど途中で雨で撤退など、いまいち消化不良が続きました。

そんな中、梅雨の中休みの好天気日を発見!!!
という訳で、前日の夕方に山行を決定して我が山の師匠(雷鳥屋さん)とちょっと遠出してきたのでした。
今年最初のクレイジー登山です。
向かった先は、「鹿島槍ヶ岳」

長野県、後立山連峰にあるお山で、普段、新穂高をホームグランドにしている我々にとっては、完全アウェイなお山です。
予定行動時間は約15時間。相変わらずな、狂った計画です。
果たしてどうなるのやら・・・

当日は、朝1時30分起床。
朝というより、真夜中です。相変わらず趣味の為なら、早起きできます。師匠をお迎えにあがった後、一路、登山口である扇沢へ向かいます。この時期は、3時半過ぎると空が白んでくるから、こういった無茶な計画ができるんやろうなあと、明るくなった空を眺めながら思うのでした。
4時過ぎ、扇沢到着。
準備をした後、長い長い1日のスタートです。






















まだ暗い中、出発。
扇沢から最初の目的地、種池山荘までは樹林帯歩き。
途中、雪渓もあるけれど






















山荘の方が、整備をしてくれてるおかげで、ノーアイゼンでお構いなしです。
山荘まで、コースタイム4時間の所を2時間30分で、登れてしまったのでした。天気も上々、すこぶる順調です。

山荘到着後は、いよいよ楽しみにしていた稜線歩きの始まりです。
様々なお山が見えます。

昨年登った「剣岳」(まさに岩と雪の殿堂です)






















目的地「鹿島槍ヶ岳」(遠い)
 





















最初の目的地「爺ヶ岳」(きれいな形の山です)























雲も無く、視界は非常にクリアです。いい景色を眺めながら、ひたすら歩きます。
そして、8時過ぎには最初の目的地、爺ヶ岳に到着したのでした。
剱岳をバックに






















俺は、すこぶる元気だけど師匠の様子が少し変です。
なんでも、強風に体温を取られて「えらい」との事。
そんな事を聞いて、自分の蓄えた脂肪のありがたみに感謝しつつ、師匠を心配しつつ、歩かないことには何ともならないので、次の目的地、冷池山荘に向かいます。
冷池山荘までは、やや下りが続き、順調に進めます。(この道が、帰りは地獄の道になるのでした・・・)
ちなみに師匠は、ふらふらになっています。

そして、9時30分、冷池山荘到着。
俺は元気だけど、ヘロヘロの状態で辿り着いた師匠は
一言
「寝る」
と言い残し、眠りに就いたのでした。
師匠が起きたのは、1時間後。
という訳で、ここで思いもよらぬ大休止を取る事になったのでした。
起きた師匠は、若干回復した模様。
反対に、ここでリズムが狂った俺の体調が、ちょっとおかしくなった気がしたのでした
なにはともあれ、目的地まで向かうに他ないので、向かうこととします。
ちょっとした雪上歩き






















ガレ場歩き























と、黙々と歩き(急登というよりだらだら歩き)、向かいます。
ターゲットはくっきりと見えるので、ただただ向かうのみです。

そして何とかお昼頃、12時20分、目的地である「鹿島槍ヶ岳」山頂へ到着したのでした






















ちょっと頭が痛いっす
軽い高山病かな。
(最後まで、悩まされることになったのですが・・・)

しばし、山頂で感慨にふけります。


その2へ続きます。
  

Posted by 山ちゃん at 07:59Comments(0)登山

2009年06月23日

富山出張

今日は富山出張!

富山の愛宕神社のお祭りで、宮司さんを乗せます。
昨年も行ったので、勝手はわかります。

クライマックスは夕方、渋滞時の神通川大橋渡り。
交通渋滞を引き起こしながらお構いなしに、行列は行われます。

長い1日のスタートです。
  

Posted by 山ちゃん at 08:16Comments(0)

2009年06月20日

がらっがら

毎年この時期は、忙しくないです

今日も土曜日なのに、がらっがら…。

天気がでーれ、いいもんで体を焼きにきたようなものやなぁ

また、腕だけが真っ黒であとは真っ白という、変な日焼けが進行してしまう…




  

Posted by 山ちゃん at 11:12Comments(2)