2010年07月09日

乗鞍岳登山記

最近ゆるゆる登山が続いた山ちゃんですが、今回は久しぶりにクレイジー登山をして来ましたー。
しかも、1日で乗鞍岳
乗鞍岳登山記
西穂高岳
乗鞍岳登山記
焼岳
乗鞍岳登山記
の3座をそれぞれピストンするという、普通に考えると意味不明な内容です。
どうして、そんな愚かな事をしてしまったのか?
それは遡る事、約9か月程前、「樹」の大将てるさんが、
3日連続で、この3座を登山をされた事から始まります。

「3日連続登山なんて、大将凄いっす!!!」っといった話を飲みながらしていたら、
どんな経緯かは、もはやあんまり覚えてないけど
「1日で、この3座をピストン登山出来るのでは!!!???」という、良からぬ発想が出てきました。
それで実際にシュミレーションをしてみたところ、
「これは出来るかも!!!???」という結論が出てしまったので、
酒に酔った勢いも後押しして「この登山、やっちゃいましょう!!!」っと固く決意したのでした。
その後は約9ヶ月間、心の中で暖めに暖めていた企画なのでした。
なので一見、クレイジーに思えるけど、ちゃーんと綿密な?計画の元に実施されたのでした。

そして、いよいよ運命の7月7日、七夕の日に、この壮大な?計画の実行を迎えたのでした。
どうしてこの時期にしたのかと言うと、7・8月は乗鞍スカイラインの始発が早いという事と
夏至を過ぎたばかりで日が長いので、1日を有効活用できるからという理由からです。

乗鞍スカイラインの始発が、朴の木平3時45分なので逆算して高山を3時前に出発!!!
でーれ長い1日のスタートです。しかも、てるさんは仕事後なのでほとんど眠っていません。
てるさん、でーれタフですっ!!!まだ暗い3時30分頃、スキー場に到着。
靴を履いたり、おにぎり食べたり、切符を買ったりして準備します。
乗鞍岳登山記 乗鞍岳登山記
ちなみに乗鞍スカイラインは往復で2200円です。

3時45分
始発のバスが来ました!!!そして乗り込む際に運転手さんの顔を見たら、見覚えのある顔です。
乗鞍岳登山記
偶然にもその昔、山ちゃんが添乗員をやっていた頃に、
何度か一緒に、仕事をした事があった運転手さんでした。
でーれ久しぶりにお会いしたもんで、懐かしかった。
知っとる運転手さんに会うなんて、なんか幸先良いスタートやな。
ちなみに始発のバスの乗客は他に居なかったので、大きなバスを2人で貸切でした。
畳平には、1時間弱程で到着です。
思えば昨年も同じ時期に乗鞍に登ったもんやさ。その時はミソニ女を3人連れてだったけど・・・。
その時の畳平は真っ白だったけど、今回は空は曇っていたけど視界はクリアだったので、
問題ナッシングやな。

4時38分
本日1座目、乗鞍岳剣ヶ峰に向けて出発です!!!
乗鞍岳登山記
まあ乗鞍は歩く距離も短いし、途中までは車道を歩くのでウォーミングアップみたいなものです。
乗鞍岳登山記
テクテクテクテク歩けて、ものの20分程で肩の小屋到着。
さてノンストップで山頂へと思ったけど、お腹の調子がちとよろしくなかったのでここでトイレ休憩。
さすがに前の晩に牛乳を1リットル飲んだのは、まずかったなあああ・・・。げばいた・・・。

5時7分
出すもの出してスッキリしてから、いよいよ剣ヶ峰に向けて出発します。ここからが登山道です。
乗鞍岳登山記
昨年は登山道途中に30m位の雪渓トラバースがあったけど、今年はほんの僅かでした。
乗鞍岳登山記
どうやら今年の方が暖かいのかな?
やもんで、ジグザグと登山道を歩くとします。この頃からガスってきた。
眺望は皆無だけど、今回の登山、別に眺望はどうでもいいので黙々と登ります。
蚕玉岳のピークには見向きもせず、真っ白な中、剣が峰に向かいます。あと少し、そして
乗鞍岳登山記

5時37分
畳平から1時間程で、本日1座目乗鞍岳剣ヶ峰到着!!!全然、余裕でーす!!!
剣ヶ峰の標柱をパシャリ。切ない事に文字がほとんど見えません・・・。
乗鞍岳登山記
夏山シーズンまでには、きっと何とかするんやろうな。
風も強く寒いので、山頂の売店の隅っこに固まって朝食を喰らうとします。
乗鞍岳登山記
てるさんがコーヒを入れてくれたもんでゴクリっと。でーれ温まる。
乗鞍岳登山記
下りる前に2人でパシャリっと
乗鞍岳登山記
寒いし眺望も皆無やし、この先も道中は長いので山頂には長居することなく

6時過ぎ
下山開始です。
乗鞍岳登山記
ここでふと思ったのが、当初の予定では7時50分発のバスに乗ろうと考えていたんだけど、
その1時間前の6時50分発のバスに乗れるんじゃないかなああって事でした。
それに乗れれば、あとがでーれ楽やもんで、少し急ぎ目に下るとします。
20分程で肩の小屋到着。急ぎたかったんだけど、再びお腹の調子が悪かったのでトイレへ。
やっぱ牛乳1リットルの効果は絶大やな・・・。反省反省。
スッキリした所で再出発。この頃になると、ありがたい事にチラリと太陽の姿が
乗鞍岳登山記
天気予報が微妙やったもんで心配だったけど、これはこれは何とかなるかも!!!
車道はテクテクテクテク歩けて、あっという間に畳平駐車場が見えてきた。
乗鞍岳登山記
しかーし、トイレに寄った事がタイムロスだったみたいで、時間的にやや微妙・・・。
やもんで、まるで都会のサラリーマンが通勤ラッシュの電車に駆け込むが如く、
標高2700mの場所で猛ダッシュします。急がねば・・・。
乗鞍岳登山記
その甲斐あって何とか出発の5分前に、駐車場に到着。神社をバックに写真を撮る余裕もあり
乗鞍岳登山記

6時50分
バスに乗って、朴の木平へ向けて出発。待ち時間も無く、最大限に時間を有効活用できましたな。
乗鞍岳登山記
ちなみに、このバスも乗客は2人のみで貸切でした。
大丈夫なのか???濃飛バス&アルピコバス、余計な心配をしてまったさー・・・。
バスの中はしばし休息の時間。いつ撮られたのわからない?けど熟睡中の一コマ
乗鞍岳登山記
そして7時30分には、朴の木平スキー場に戻ってきたのでした。
休む間もなく、2座目のお山「西穂高岳」に登る為、新穂高ロープウェイへ車を走らせるとします・・


西穂高岳編へ続く・・・

朴の木スキー場3:45
畳平4:30/4:38
肩の小屋5:00/5:07
剣ヶ峰5:37/6:00
畳平6:20/6:25
畳平6:45/6:50
朴の木スキー場7:30


スポンサーリンク

同じカテゴリー(2010年)の記事画像
登山記録2010
白馬三山登山記
白馬岳
北ノ俣岳登山記
北ノ俣岳
つけ麺登山部 御嶽山登山記後篇
同じカテゴリー(2010年)の記事
 登山記録2010 (2010-12-22 17:56)
 白馬三山登山記 (2010-10-11 21:59)
 白馬岳 (2010-10-05 17:50)
 北ノ俣岳登山記 (2010-10-02 07:49)
 北ノ俣岳 (2010-09-29 16:29)
 つけ麺登山部 御嶽山登山記後篇 (2010-09-17 22:40)

Posted by 山ちゃん at 19:56│Comments(2)2010年
この記事へのコメント
ハットトリック成功、おめでとうございます。尊敬と少しの軽蔑(?)じゃくて、とにかくすごすぎます。きちんと、「よいこはまねしないでね!」って書かなくちゃ(笑)。
Posted by 東京のY川 at 2010年07月11日 18:47
東京のY川君
どうもありがとうございます(笑)
っていうか自分でも呆れてしまいましたー
でーれーたーけやさー。
確かに誰にもオススメ出来ない内容です。
今後しばらくは、のんびりゆるゆる登山で十分ですな。
Posted by 山ちゃん山ちゃん at 2010年07月11日 20:05
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。