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2009年10月28日
2009年10月20日
槍ヶ岳登山記3(槍ヶ岳~新穂高)
ずっと居たかったのは山々だけど、悲しいかな日帰り登山の身、帰らなくてはなりません。
十二分に槍の山頂を堪能した後、下山開始。
槍の山頂には、25分程の滞在でした。
槍からはすいすい下り、槍ヶ岳山荘で一休み。
ちょっと小腹がすいたので、昼食を食べることに。
過去の経験からクレイジー登山中、体調悪い時っていうのは食欲がないんだけど、
今日は食欲でーれ有りです。
ってことは体調もまだまだ、いいみたい。
昨年は槍ヶ岳山荘でラーメンを頼んだので、今年はカレーライスを頼んでみました。
ついでに、水もナッシングだったので補給することに。1リットル200円で売ってましたが、
もうあのペットボトルに入れるのは嫌やったもんで、500円のポカリを購入。
ちなみに、カレーライスは1000円也です。

あんまし味は期待してなかったけど、以外と美味かった、ラッキー。なんかお皿も雰囲気あるし。
またいつか食べてみたいと思いました。昼飯食べたら、当然やけど腹てきなくなったので
更にしばし、槍ヶ岳を眺めながらの休憩です。ビールを飲んでる人が羨ましい。
槍をバックに撮ってもらいました。

やっぱり、ここでもこのままずっと居たい衝動にかられましたが、時間がー。
さてさて、下るとしますか。
13時50分
槍ヶ岳山荘出発。あとは、ひたすら新穂高まで下るのみです。
下山時の登り返しが大嫌いな山ちゃんにとって、この下山ルートはありがたいっ。
下山時に登りがあるのが嫌やったっていうのも、左から右ルートにした理由ですな。
飛騨乗越には10分位で到着。
時刻は14時。
昨年、南岳新道から南岳・中岳・大喰岳を経由して槍に日帰りで行こうと計画した時は
(これもたいがいな計画やったけど・・・)
14時40分頃、飛騨乗越に着いて、そこで槍をあきらめ下山しました。
その時と比較すれば今回は40分程早いで、これでようやく明るいうちにというか、まともな時間に新穂高に着ける目途が立ったかな。あとは油断しなければ大丈夫なはず。
ここを下りだすと槍がもう見えなくなるもんで、お別れに槍をバックにパシャリ。

さらば槍ヶ岳、再びお会いする日まで。名残惜しいけど、飛騨沢を下り始めます。
飛騨沢は、急なガレ場のジグザク下り。

ガレ場は苦手やもんで嫌いです。足を取られながら、フラフラになりながら下ります。
飛騨乗越から槍平小屋までの下りの区間が、今回の登山でしんどかった区間その2でした。
また、このあたりから、眠気が襲ってきました。やっぱ、お腹いっぱいに食べるのは良くない。
反省反省!!!
眠いし足痛いし、何も考えれんと黙々と下ります。ただ、ありがたいのは100m毎に看板が立っとるもんで、看板の数字だけを楽しみに100m減った、

また100m100100mっと、看板探しながら下ります。
相変わらず眠いしボーっとしてます。えらいえらいえらい・・・。
ここで唐突に、そう言えば途中に最終水場(登る方からの発想ですなあ)があったよなあという事を思い出しました。
そこで水を飲めば生き返るのでは・・・、いやきっと生き返るはずと自分に思い込ませ、
今度は水場水場水場っと探しながら下り、ついに水場発見!!!

何気に今回の登山で、槍ヶ岳に登頂した次に感動した瞬間でした。
「でーれうめー。ウォー」っと、飲んだ瞬間、思わず奇声をあげてしまった。
ホントでーれ美味かったもんで、ゴクゴクゴクゴク飲み、顔も頭も水で洗います。
復活!!!シャキーン、生き返ったー!!!
15時50分
槍平小屋到着。小屋は今シーズンの営業を終え、冬季休業に入ってました。

やもんで、立ち止まる事無く、先を急ぐとします。ここでも、昨年より30分は早い。
もう大丈夫かなあ?
まあ林道は暗くてもいいで、白出沢出合までに明るいうちに到着したい。日没との戦いです。
槍平小屋から白出沢出合までの道は、急な道ではないので得意な道&好きな道です。
昨年は3回歩いたけど、何気に今年は初めて歩くなあ。
幸い足は止まってないみたいで疲れているはずだけど、いい感じで歩けてます。
凄いな俺の体!!!
スイスイスイスイ歩きます。どうやら、スイッチが入っちゃったみたいです。
あっという間に滝谷を越え、コースタイムのほぼ半分で

17時00分
白出沢出合到着!!!なんとか明るいうちに着けた。
後はダラダラ林道を歩くだけなので、これで何とか新穂高まで帰れるな。
そんな山ちゃんの目に、素敵な景色が飛び込んできました。「紅葉と夕日の穂高」

よく頑張ったご褒美やな。
また、白出沢は治山工事をしてました。果たして意味があるのかなあ?

しかし、そのおかげで林道はトラックが沢山通るみたいで、いい感じで固くしまっていて歩きやすかったです。工事さまさまです。
徐々に日が暮れてきて、穂高平避難小屋の辺で日没。

再び暗闇が訪れたけど新穂高までは、あと30分位なので、へっちゃらへっちゃら。
林道歩きはクールダウンやさーと、言い聞かし右俣谷沿いを進みます。
そしてそして、ようやくついについに人工的な明かりが見え、林道歩き終了です。
あとは、アスファルトの道をでーれ長かった今日1日を顧みながら、トボトボと歩き
18時15分
新穂高バスターミナルに戻ってきましたー!!!。行って来ましたー、でーれ疲れたー。
下山届を出したら、一気に疲れが押し寄せ、もー歩きたくない、無理・・・。気も抜けてまった。
何もしたく無かったので、ベンチの上でゴロンっと寝っ転がり、横になってしばし休憩。
そしたら、急に寒さが襲ってきたので、これはヤバいと思い、起き上がり駐車場まで足取り重く歩きます。今までの歩みとは明らかに足の運びが違い、牛歩でした・・・。
気力の重要性を発見!!!。
そう言えば、かの大横綱千代の富士も引退する時「気力の限界っ、」って言っとったような・・・。
そのあとは、平湯で温泉入ってのくとまり、温泉卵食べて力を回復して、フラフラになりながら何とか運転して高山まで戻れました。
こうして、3日分はある、長い長い1日は無事に終了。その日の夜は、もちろん爆睡。
反省点課題もたくさん出たけど、ほぼ計画通りで行ってこれたもんで、でーれ大満足。
そしてかなりの、どM&自虐登山なのでした。
まあ、こんな山行は今後しばらくは、やらんろな・・・。
新穂高3:30
鏡平小屋6:35/6:40
双六小屋8:10/8:20
槍ヶ岳山荘12:15/12:25
槍ヶ岳12:45/13:10
槍ヶ岳山荘13:30/13:50
槍平小屋15:50
新穂高18:15
おしまい
十二分に槍の山頂を堪能した後、下山開始。
槍の山頂には、25分程の滞在でした。
槍からはすいすい下り、槍ヶ岳山荘で一休み。
ちょっと小腹がすいたので、昼食を食べることに。
過去の経験からクレイジー登山中、体調悪い時っていうのは食欲がないんだけど、
今日は食欲でーれ有りです。
ってことは体調もまだまだ、いいみたい。
昨年は槍ヶ岳山荘でラーメンを頼んだので、今年はカレーライスを頼んでみました。
ついでに、水もナッシングだったので補給することに。1リットル200円で売ってましたが、
もうあのペットボトルに入れるのは嫌やったもんで、500円のポカリを購入。
ちなみに、カレーライスは1000円也です。
あんまし味は期待してなかったけど、以外と美味かった、ラッキー。なんかお皿も雰囲気あるし。
またいつか食べてみたいと思いました。昼飯食べたら、当然やけど腹てきなくなったので
更にしばし、槍ヶ岳を眺めながらの休憩です。ビールを飲んでる人が羨ましい。
槍をバックに撮ってもらいました。
やっぱり、ここでもこのままずっと居たい衝動にかられましたが、時間がー。
さてさて、下るとしますか。
13時50分
槍ヶ岳山荘出発。あとは、ひたすら新穂高まで下るのみです。
下山時の登り返しが大嫌いな山ちゃんにとって、この下山ルートはありがたいっ。
下山時に登りがあるのが嫌やったっていうのも、左から右ルートにした理由ですな。
飛騨乗越には10分位で到着。
時刻は14時。
昨年、南岳新道から南岳・中岳・大喰岳を経由して槍に日帰りで行こうと計画した時は
(これもたいがいな計画やったけど・・・)
14時40分頃、飛騨乗越に着いて、そこで槍をあきらめ下山しました。
その時と比較すれば今回は40分程早いで、これでようやく明るいうちにというか、まともな時間に新穂高に着ける目途が立ったかな。あとは油断しなければ大丈夫なはず。
ここを下りだすと槍がもう見えなくなるもんで、お別れに槍をバックにパシャリ。
さらば槍ヶ岳、再びお会いする日まで。名残惜しいけど、飛騨沢を下り始めます。
飛騨沢は、急なガレ場のジグザク下り。
ガレ場は苦手やもんで嫌いです。足を取られながら、フラフラになりながら下ります。
飛騨乗越から槍平小屋までの下りの区間が、今回の登山でしんどかった区間その2でした。
また、このあたりから、眠気が襲ってきました。やっぱ、お腹いっぱいに食べるのは良くない。
反省反省!!!
眠いし足痛いし、何も考えれんと黙々と下ります。ただ、ありがたいのは100m毎に看板が立っとるもんで、看板の数字だけを楽しみに100m減った、
また100m100100mっと、看板探しながら下ります。
相変わらず眠いしボーっとしてます。えらいえらいえらい・・・。
ここで唐突に、そう言えば途中に最終水場(登る方からの発想ですなあ)があったよなあという事を思い出しました。
そこで水を飲めば生き返るのでは・・・、いやきっと生き返るはずと自分に思い込ませ、
今度は水場水場水場っと探しながら下り、ついに水場発見!!!
何気に今回の登山で、槍ヶ岳に登頂した次に感動した瞬間でした。
「でーれうめー。ウォー」っと、飲んだ瞬間、思わず奇声をあげてしまった。
ホントでーれ美味かったもんで、ゴクゴクゴクゴク飲み、顔も頭も水で洗います。
復活!!!シャキーン、生き返ったー!!!
15時50分
槍平小屋到着。小屋は今シーズンの営業を終え、冬季休業に入ってました。
やもんで、立ち止まる事無く、先を急ぐとします。ここでも、昨年より30分は早い。
もう大丈夫かなあ?
まあ林道は暗くてもいいで、白出沢出合までに明るいうちに到着したい。日没との戦いです。
槍平小屋から白出沢出合までの道は、急な道ではないので得意な道&好きな道です。
昨年は3回歩いたけど、何気に今年は初めて歩くなあ。
幸い足は止まってないみたいで疲れているはずだけど、いい感じで歩けてます。
凄いな俺の体!!!
スイスイスイスイ歩きます。どうやら、スイッチが入っちゃったみたいです。
あっという間に滝谷を越え、コースタイムのほぼ半分で
17時00分
白出沢出合到着!!!なんとか明るいうちに着けた。
後はダラダラ林道を歩くだけなので、これで何とか新穂高まで帰れるな。
そんな山ちゃんの目に、素敵な景色が飛び込んできました。「紅葉と夕日の穂高」
よく頑張ったご褒美やな。
また、白出沢は治山工事をしてました。果たして意味があるのかなあ?
しかし、そのおかげで林道はトラックが沢山通るみたいで、いい感じで固くしまっていて歩きやすかったです。工事さまさまです。
徐々に日が暮れてきて、穂高平避難小屋の辺で日没。
再び暗闇が訪れたけど新穂高までは、あと30分位なので、へっちゃらへっちゃら。
林道歩きはクールダウンやさーと、言い聞かし右俣谷沿いを進みます。
そしてそして、ようやくついについに人工的な明かりが見え、林道歩き終了です。
あとは、アスファルトの道をでーれ長かった今日1日を顧みながら、トボトボと歩き
18時15分
新穂高バスターミナルに戻ってきましたー!!!。行って来ましたー、でーれ疲れたー。
下山届を出したら、一気に疲れが押し寄せ、もー歩きたくない、無理・・・。気も抜けてまった。
何もしたく無かったので、ベンチの上でゴロンっと寝っ転がり、横になってしばし休憩。
そしたら、急に寒さが襲ってきたので、これはヤバいと思い、起き上がり駐車場まで足取り重く歩きます。今までの歩みとは明らかに足の運びが違い、牛歩でした・・・。
気力の重要性を発見!!!。
そう言えば、かの大横綱千代の富士も引退する時「気力の限界っ、」って言っとったような・・・。
そのあとは、平湯で温泉入ってのくとまり、温泉卵食べて力を回復して、フラフラになりながら何とか運転して高山まで戻れました。
こうして、3日分はある、長い長い1日は無事に終了。その日の夜は、もちろん爆睡。
反省点課題もたくさん出たけど、ほぼ計画通りで行ってこれたもんで、でーれ大満足。
そしてかなりの、どM&自虐登山なのでした。
まあ、こんな山行は今後しばらくは、やらんろな・・・。
新穂高3:30
鏡平小屋6:35/6:40
双六小屋8:10/8:20
槍ヶ岳山荘12:15/12:25
槍ヶ岳12:45/13:10
槍ヶ岳山荘13:30/13:50
槍平小屋15:50
新穂高18:15
おしまい
2009年10月19日
槍ヶ岳登山記2(双六小屋~槍ヶ岳)
槍ヶ岳登山記2です。
ではでは
8時20分
休憩もそこそこに、樅沢岳に向けて歩き始めます。
双六小屋から眺めている分には、けっこうな急登に見えたけど、
いざ登り出してみるとそんなことなく、案外スムーズに歩けます。ありがたいっ。
振り返って眺めると双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳がくっきりと

更に登るに連れ遠くには、うっすらと雪化粧をした薬師岳も眺めれます。

双六小屋周辺から見る景色は鷲羽岳が主役やなって思えるほど、鷲羽岳の姿は美しい。
鷲羽岳に惚れ惚れしちゃいます。そんな素敵な景色を眺めながら歩いていたら、あっという間に
8時50分
樅沢岳到着。標識を入れて証拠写真。

小屋出てすぐ着いたので休む事無く、歩き出します。
そしたら別の樅沢岳の標識を発見。

どっちがピークなんやな?まあ、どっちでもいいか。
でも、写真的にはなんとなく、こちらの方が好きやなあ。
そして進行方向には、ついに西鎌尾根を従えた目指す槍ヶ岳の姿がハッキリと。

しかし、まだまだでーれ遠い。だけど鏡平からもけっこう歩いて来てます。
ずいぶん遠い所まで来たもんやさー。
これからはいよいよ待ち望んでいた、ひたすら槍ヶ岳を眺めながら稜線歩きのスタートです。
贅沢だ!!!
西鎌尾根は、飛騨側へ信州側へ右へ左へと、巻きながらアップダウンしながら進んでいきます。
まあ基本登りやもんで、たまーの下りは嬉しかったりします・・・。
常に槍ヶ岳を眺めれるもんでテンション高目、意気揚揚と歩き続けれます。
たまーに振り返って鏡平方面を眺めます。

っていうのも、我が師匠「黒雷鳥」さんも本日、三俣山荘に向けて登山をしているはずなので、
師匠おらんかなあと思いつつ、デジカメを最大限ズームして覗き探してみます。
まあ、見つかるわけありませんが・・・。お互い、いい天気で良かったなあと思い進みます。
槍槍槍、くどいほど槍を眺め続けれます。

岩に書かれんでもわかるさー

西鎌尾根は間違いなく、双六から槍に向かう為のルートやなと思ったなあ。
やけど、逆は逆でまたいいんやろうなあ。いつか、逆ルートをのんびりと歩きたいものです。
しかし今日は先を急ぎます。
それにしても、西鎌尾根は長い。さすがに、軽く疲れがきたみたいで足取りがやや重くなってきた。
登山道も徐々に険しくなり、ガレ場・クサリ場も現れ、

やや歩きにくくなり立ち止まる間隔が短くなります。
西鎌尾根途中から、千丈沢乗越までの区間が今回の登山でしんどかった区間その1でした。
乗越までの残りの区間は、頭の中で呪文のように
千丈沢乗越千丈沢乗越千丈沢乗越千丈沢乗越千丈沢乗越・・・と念じ続けながら歩きます。
その念が通じてくれたのか、
11時05分
千丈沢乗越到着。けっこう、えらかったっす・・・。
気を取り直して、標識と槍を入れてパシャリ。

一応、設定してたエスケープルートはこの地点で、ここで時間がおしているようなら目前の槍を泣く泣くあきらめ素直に下山するところだけど、まだまだ時間には十分余裕有るし体力的にも大丈夫そう。
って事で、少しだけ休んで迷わず槍を目指します!!!気合いを入れ直してGOです。
もはや、槍はすぐ手の届くとこまで来てます。

この辺りで初めて、先行する人の姿が見えました。
そう言えば、双六小屋に着く手前ですれ違った人に、
一人だけ西鎌尾根向かった人がおったよーって聞いていたので、多分その人やろうな。
すぐに追いつき、しばし世間話をします。
結局、西鎌尾根を歩いていて出会った人は、この人ただ一人でした・・・。
平日登山ならではなのか、時期的なものなのか。
ホント飛騨側の登山道は静かな登山が出来るな。ちょっと寂しいくらいやけど・・・
振り返ると、鏡平から今まで歩いて来た区間が一望できます。

8月に登った大好きなお山「黒部五郎岳」の姿も、遠くに見えました。また登りたいお山です。
って事は、だいぶ標高もあがったみたい。
登山道にはちょっとだけだけど雪も

一旦、槍の姿が見えなくなったけど再び姿を現した時には、巨大な姿で現れました。でかいっす。

この区間はガレ場の急登が続く苦手な歩きにくい事この上なしの道やったんやけど、
目標がどんどん間近に迫って来たので、なんとか歩き通すことが出来て
12時15分
槍ヶ岳山荘到着。双六小屋を出てから、3時間55分です。
槍の往復が大体1時間やで、ちょうど予定してた通りのペース。相変わらず頑張っとるし順調順調。
槍ヶ岳までは、あと少し!!!。
エネルギーチャージ&臭う水を飲み干し、ザックを山荘にデポして、いよいよ槍に取り付きます。
近くで見る槍はただただ、巨大な岩塊です。

昨年、初めて登った時は鎖場・ハシゴに恐怖したものですが、1年間で経験値が飛躍的に上がったみたいで恐怖も感じず、すいすい登れます。
鎖を使うときは、これが播隆上人の善の鎖(違うけど)かあとしみじみ思いながら、槍ヶ岳開山気分で岩場をよじ登ります。
頂上までは、あと少し!!!

最後の階段を登って(コレは登ったあとに撮ってもらった写真)

ついにというか、ようやくというか、何とかというか・・・
12時45分
槍ヶ岳到着!!!お疲れ様でしたー。

朝3時30分に新穂高を出てから、9時間15分かけての到着。よく歩いたもんやさー。
わざわざ遠回りして、いっぱい歩いた山ちゃんへのご褒美は、360度ぐるりと広がる眺望でした。

これも昨年登った時には真っ白で皆無だったので、初めて見る景色。
山頂にいた人の中に、ちょうど夫婦で百名山を達成した人がみえたもんで、
せっかくなんで撮らしてもらいました。おめでとうございます。

イワヒバリも

天気も良く、風も無いし、頂上混んで無いし、いい事ずくめ。
いままで歩いてきた所を振り返り、しばし感慨にふけ、ボケーっとします。
至福の時やな。
何も考えず、ずっとこの場所に居たいっ!!!
続く
ではでは
8時20分
休憩もそこそこに、樅沢岳に向けて歩き始めます。
双六小屋から眺めている分には、けっこうな急登に見えたけど、
いざ登り出してみるとそんなことなく、案外スムーズに歩けます。ありがたいっ。
振り返って眺めると双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳がくっきりと
更に登るに連れ遠くには、うっすらと雪化粧をした薬師岳も眺めれます。
双六小屋周辺から見る景色は鷲羽岳が主役やなって思えるほど、鷲羽岳の姿は美しい。
鷲羽岳に惚れ惚れしちゃいます。そんな素敵な景色を眺めながら歩いていたら、あっという間に
8時50分
樅沢岳到着。標識を入れて証拠写真。
小屋出てすぐ着いたので休む事無く、歩き出します。
そしたら別の樅沢岳の標識を発見。
どっちがピークなんやな?まあ、どっちでもいいか。
でも、写真的にはなんとなく、こちらの方が好きやなあ。
そして進行方向には、ついに西鎌尾根を従えた目指す槍ヶ岳の姿がハッキリと。
しかし、まだまだでーれ遠い。だけど鏡平からもけっこう歩いて来てます。
ずいぶん遠い所まで来たもんやさー。
これからはいよいよ待ち望んでいた、ひたすら槍ヶ岳を眺めながら稜線歩きのスタートです。
贅沢だ!!!
西鎌尾根は、飛騨側へ信州側へ右へ左へと、巻きながらアップダウンしながら進んでいきます。
まあ基本登りやもんで、たまーの下りは嬉しかったりします・・・。
常に槍ヶ岳を眺めれるもんでテンション高目、意気揚揚と歩き続けれます。
たまーに振り返って鏡平方面を眺めます。
っていうのも、我が師匠「黒雷鳥」さんも本日、三俣山荘に向けて登山をしているはずなので、
師匠おらんかなあと思いつつ、デジカメを最大限ズームして覗き探してみます。
まあ、見つかるわけありませんが・・・。お互い、いい天気で良かったなあと思い進みます。
槍槍槍、くどいほど槍を眺め続けれます。
岩に書かれんでもわかるさー
西鎌尾根は間違いなく、双六から槍に向かう為のルートやなと思ったなあ。
やけど、逆は逆でまたいいんやろうなあ。いつか、逆ルートをのんびりと歩きたいものです。
しかし今日は先を急ぎます。
それにしても、西鎌尾根は長い。さすがに、軽く疲れがきたみたいで足取りがやや重くなってきた。
登山道も徐々に険しくなり、ガレ場・クサリ場も現れ、
やや歩きにくくなり立ち止まる間隔が短くなります。
西鎌尾根途中から、千丈沢乗越までの区間が今回の登山でしんどかった区間その1でした。
乗越までの残りの区間は、頭の中で呪文のように
千丈沢乗越千丈沢乗越千丈沢乗越千丈沢乗越千丈沢乗越・・・と念じ続けながら歩きます。
その念が通じてくれたのか、
11時05分
千丈沢乗越到着。けっこう、えらかったっす・・・。
気を取り直して、標識と槍を入れてパシャリ。
一応、設定してたエスケープルートはこの地点で、ここで時間がおしているようなら目前の槍を泣く泣くあきらめ素直に下山するところだけど、まだまだ時間には十分余裕有るし体力的にも大丈夫そう。
って事で、少しだけ休んで迷わず槍を目指します!!!気合いを入れ直してGOです。
もはや、槍はすぐ手の届くとこまで来てます。
この辺りで初めて、先行する人の姿が見えました。
そう言えば、双六小屋に着く手前ですれ違った人に、
一人だけ西鎌尾根向かった人がおったよーって聞いていたので、多分その人やろうな。
すぐに追いつき、しばし世間話をします。
結局、西鎌尾根を歩いていて出会った人は、この人ただ一人でした・・・。
平日登山ならではなのか、時期的なものなのか。
ホント飛騨側の登山道は静かな登山が出来るな。ちょっと寂しいくらいやけど・・・
振り返ると、鏡平から今まで歩いて来た区間が一望できます。
8月に登った大好きなお山「黒部五郎岳」の姿も、遠くに見えました。また登りたいお山です。
って事は、だいぶ標高もあがったみたい。
登山道にはちょっとだけだけど雪も
一旦、槍の姿が見えなくなったけど再び姿を現した時には、巨大な姿で現れました。でかいっす。
この区間はガレ場の急登が続く苦手な歩きにくい事この上なしの道やったんやけど、
目標がどんどん間近に迫って来たので、なんとか歩き通すことが出来て
12時15分
槍ヶ岳山荘到着。双六小屋を出てから、3時間55分です。
槍の往復が大体1時間やで、ちょうど予定してた通りのペース。相変わらず頑張っとるし順調順調。
槍ヶ岳までは、あと少し!!!。
エネルギーチャージ&臭う水を飲み干し、ザックを山荘にデポして、いよいよ槍に取り付きます。
近くで見る槍はただただ、巨大な岩塊です。
昨年、初めて登った時は鎖場・ハシゴに恐怖したものですが、1年間で経験値が飛躍的に上がったみたいで恐怖も感じず、すいすい登れます。
鎖を使うときは、これが播隆上人の善の鎖(違うけど)かあとしみじみ思いながら、槍ヶ岳開山気分で岩場をよじ登ります。
頂上までは、あと少し!!!
最後の階段を登って(コレは登ったあとに撮ってもらった写真)
ついにというか、ようやくというか、何とかというか・・・
12時45分
槍ヶ岳到着!!!お疲れ様でしたー。
朝3時30分に新穂高を出てから、9時間15分かけての到着。よく歩いたもんやさー。
わざわざ遠回りして、いっぱい歩いた山ちゃんへのご褒美は、360度ぐるりと広がる眺望でした。
これも昨年登った時には真っ白で皆無だったので、初めて見る景色。
山頂にいた人の中に、ちょうど夫婦で百名山を達成した人がみえたもんで、
せっかくなんで撮らしてもらいました。おめでとうございます。
イワヒバリも
天気も良く、風も無いし、頂上混んで無いし、いい事ずくめ。
いままで歩いてきた所を振り返り、しばし感慨にふけ、ボケーっとします。
至福の時やな。
何も考えず、ずっとこの場所に居たいっ!!!
続く
2009年10月18日
槍ヶ岳登山記1(新穂高~双六小屋)
豊橋出張から帰って来ました。
久しぶりのトラック&長距離ドライブは疲れました・・・。
途中ガス欠になりかけたけど、何とか事なきをえました。
ではでは、槍ヶ岳登山記1です。
当日は1時30分起床。相変わらず趣味の為なら、早起きできます。
そう言えば昨年の剱岳早月尾根、今年の鹿島槍ヶ岳に行った時も同じ時間に起きて出かけたなあ。
むしろ、登山口までの運転距離が短いので今回は、いいかも・・・。
2時過ぎには高山を出発して途中、コンビニ寄って食糧を調達します。
まあ、今日は1日でーれ歩かなだしかんで、カロリーもたくさん消費するろーと思い
こんな時間から、トンカツ弁当をがっつりと喰らいます。
起きてすぐに、ヘビーなものを平気で食べれる自分の胃袋の丈夫さに感謝!!!。
新穂高の駐車場には3時頃到着。
こんな時間やで、誰もおらんろなあと思ってたけど1台だけ明かりが点いた車が止まってました。
真っ暗な中、へっ電点けてやわってたら、「どちらまで?」って声を掛けられたので
「槍まで行きますよん」と答えたところ先方も同じく「槍までですよ」って言ったので
まさか!もはや同志けなっと一瞬思ったけど、先方は飛騨沢ピストンで6時位に出発との事でした。
まあ、こんなコースやる人はそうはおらんよなあと、改めて納得。
3時30分
登山届を出して、いよいよ出発!!!

でーれ長い長い1日の始まり始まり、真っ暗な左俣林道を歩き始めます。
前回、焼岳登山口にて、真っ暗な山の姿を見てびびってしまった
基本ビビりの山ちゃんの課題の一つが暗い登山道歩きでしたが、
同じ真っ暗でも林道なのでか知らんけど、不思議とそんなに恐怖を感じません。
ただ、後ろを振り返るのはなんとなく嫌な気がしたので、
前を見て早く明るくなあれと心の中で思いながら、黙々と歩きます。
夜空を見る余裕はあります。星空はでーれキレイ。
北斗七星が目の前にあったので、ひたすら北斗七星に向かって歩きます。
林道歩きは1時間程で終わり
4時35分
小池新道入口到着。ここからが、本格的な登山道の始まりです。まだまだ真っ暗。

だがここで、ちょっと体に異変が・・・
最近の服装は、
ユニクロのドライ長袖にノースの吸湿速乾Tシャツを重ね着して+雨具ってパターンなんだけど
それを今回、多分寒いで暖かい方がいいのかなあと思い、ヒートテックという言葉のイメージだけで
ユニクロのヒートテックにノースの吸湿速乾Tシャツを重ね着して+雨具に変えてみました。
しかし、ヒートテックが自分が勝手に想像していたような効果を発揮せず、全然暖かくない。
むしろ、乾いてくれないので汗がそのまま冷えて寒いっす。
ヒートテックって濡れて暖かくなるんじゃないんけーって思ってたけど、どうやら違うみたい・・・。
ちょっと体が冷えてきて寒いっす。
やっぱ、お試しをしないでいきなり本番で使うのは良くないですなあ。
このまんまやとやばいよなー、行動に支障をきたすかもしれんなあって思い、
かといっていつもの服は無いしなあ、
どうしようと思案した結果、コロンビアのドライのボタンシャツは持ってきてたので
ノースの吸湿速乾Tシャツの上にボタンシャツを着る形に変更して以後、
何の支障もなく行動することができたのでした。
いやー、服装レイヤリングの重要性を再認識。
ホントはその辺も、アウトドアブランドをちゃんと買えばいいんだけど、
変なところでチープ登山をしとるもんで・・・。
反省反省。今後の課題が一つ増えました。何はともあれ先を急ぎます。
暗い登山道歩きが始まったけど、
最初は沢沿いで水が流れる音がにぎやかで恐怖心をかき消してくれます。
また、月は三日月程度だったんだけど、月明かりは有ります。
水の音と月明かりを頼りに暗い登山道をなんとか歩いているうちに、
星が見えなくなり、ようやく空が白み始めます。明るくなってきたー。

5時半頃、やっとで暗闇恐怖からの解放です。
明るくなってからは、足元もはっきり見えるのでペースアップ。景色を眺めながら黙々と進み
6時35分
鏡平山荘到着。いよいよ目的地、槍ヶ岳と本日初めてのご対面です。

はっきり見えます、この後はほとんどずっと眺めながら歩く事になります。
手前の鏡池で、槍ヶ岳をバックに撮ってもらいました。いやー遠いっす。

休憩もそこそこにに先に進みます。
そして少ししたら、槍ヶ岳方面から、今度はやっとでお日様とのご対面です。

眩しい、そして暖かい。いい天気&いい1日になりそう。
山は落葉し丸裸で、秋を通り越し、冬に向かっています。

弓折乗越まで、あと少し。

順調順調、弓折乗越到着。

ここからは登りも一段落して、緩やかな稜線歩き。
本日歩く、西鎌尾根も見えてきました。

息を切らす事無く順調に進めます。
双六小屋&鷲羽岳も見えてきた。ズームで。好きな構図です。

この辺りで前日、双六小屋に宿泊した人達にすれ違い出しますが、
5人位にしかすれ違いませんでした。
もう山の時期も終わりですなあ。
霜柱をザクザク踏みながら、てくてくてくてく歩けて
8時10分
双六小屋到着。所要時間は4時間40分。予定より20分早い到着、頑張ってますなあ。
順調そのものです。
さてさてここでお水を補給しようと思い水場へ向かいます。
しかーし、当然と言えば当然なんだけど蛇口を捻ってもお水が出ません。凍っとるわな、そりゃ・・・。
なんてったって現在いる場所は標高2500m以上、気温も、もはやマイナスです。
今回、軽量化を図る上で重要なのはお水です。
そのまんま重さになるでなあ。1リットルで1キロやでなあ。
新穂高から双六小屋までは、わずか500mlのペットボトルで用は足りましたが、
さすがにそれもすっからかん。
ここで補給しなければ、補給場所は無いです。困った困った・・・
まあ結論から言いますと、幸いまだ双六小屋が空いている時期だったので、
小屋の中に入ってお水をいただて、事無きを得たのですが。
こういうのも、ちゃんと確認しとかんとだしかんですなあ。再び反省反省。
ただ、入れてもらった1リットルのペットボトルが前回、
焼岳に行った時からずっと洗わずに放置プレイしてヤツだったので、ふたを開けた瞬間
何故がシュワーっとガスが抜ける音がして、嗅いでみるとちょっと臭う。
ホントはゆすいでから入れてもらいたかったけど、貴重なお水やでゆすいで下さいなんて事が言えるわけがなく、そのまんま入れてもらいました。
飲んでみると、やっぱ臭いっす。薄いラーメンの汁のような味です・・・。
アミノ酸の粉末を持ってきてたので、それを溶かしてなんとか味をごまかす事とします。
まあ、胃袋丈夫やで腹を壊す事もないでしょう。
これも反省材料のひとつですなあ・・。
それよりも、先を急がねば・・・。
いよいよ、初めて歩く道、西鎌尾根に向かって歩き出します。
まずは、樅沢岳です。
ふと、そちらをむけばいい感じで太陽が輝いています。

続く。
久しぶりのトラック&長距離ドライブは疲れました・・・。
途中ガス欠になりかけたけど、何とか事なきをえました。
ではでは、槍ヶ岳登山記1です。
当日は1時30分起床。相変わらず趣味の為なら、早起きできます。
そう言えば昨年の剱岳早月尾根、今年の鹿島槍ヶ岳に行った時も同じ時間に起きて出かけたなあ。
むしろ、登山口までの運転距離が短いので今回は、いいかも・・・。
2時過ぎには高山を出発して途中、コンビニ寄って食糧を調達します。
まあ、今日は1日でーれ歩かなだしかんで、カロリーもたくさん消費するろーと思い
こんな時間から、トンカツ弁当をがっつりと喰らいます。
起きてすぐに、ヘビーなものを平気で食べれる自分の胃袋の丈夫さに感謝!!!。
新穂高の駐車場には3時頃到着。
こんな時間やで、誰もおらんろなあと思ってたけど1台だけ明かりが点いた車が止まってました。
真っ暗な中、へっ電点けてやわってたら、「どちらまで?」って声を掛けられたので
「槍まで行きますよん」と答えたところ先方も同じく「槍までですよ」って言ったので
まさか!もはや同志けなっと一瞬思ったけど、先方は飛騨沢ピストンで6時位に出発との事でした。
まあ、こんなコースやる人はそうはおらんよなあと、改めて納得。
3時30分
登山届を出して、いよいよ出発!!!
でーれ長い長い1日の始まり始まり、真っ暗な左俣林道を歩き始めます。
前回、焼岳登山口にて、真っ暗な山の姿を見てびびってしまった
基本ビビりの山ちゃんの課題の一つが暗い登山道歩きでしたが、
同じ真っ暗でも林道なのでか知らんけど、不思議とそんなに恐怖を感じません。
ただ、後ろを振り返るのはなんとなく嫌な気がしたので、
前を見て早く明るくなあれと心の中で思いながら、黙々と歩きます。
夜空を見る余裕はあります。星空はでーれキレイ。
北斗七星が目の前にあったので、ひたすら北斗七星に向かって歩きます。
林道歩きは1時間程で終わり
4時35分
小池新道入口到着。ここからが、本格的な登山道の始まりです。まだまだ真っ暗。
だがここで、ちょっと体に異変が・・・
最近の服装は、
ユニクロのドライ長袖にノースの吸湿速乾Tシャツを重ね着して+雨具ってパターンなんだけど
それを今回、多分寒いで暖かい方がいいのかなあと思い、ヒートテックという言葉のイメージだけで
ユニクロのヒートテックにノースの吸湿速乾Tシャツを重ね着して+雨具に変えてみました。
しかし、ヒートテックが自分が勝手に想像していたような効果を発揮せず、全然暖かくない。
むしろ、乾いてくれないので汗がそのまま冷えて寒いっす。
ヒートテックって濡れて暖かくなるんじゃないんけーって思ってたけど、どうやら違うみたい・・・。
ちょっと体が冷えてきて寒いっす。
やっぱ、お試しをしないでいきなり本番で使うのは良くないですなあ。
このまんまやとやばいよなー、行動に支障をきたすかもしれんなあって思い、
かといっていつもの服は無いしなあ、
どうしようと思案した結果、コロンビアのドライのボタンシャツは持ってきてたので
ノースの吸湿速乾Tシャツの上にボタンシャツを着る形に変更して以後、
何の支障もなく行動することができたのでした。
いやー、服装レイヤリングの重要性を再認識。
ホントはその辺も、アウトドアブランドをちゃんと買えばいいんだけど、
変なところでチープ登山をしとるもんで・・・。
反省反省。今後の課題が一つ増えました。何はともあれ先を急ぎます。
暗い登山道歩きが始まったけど、
最初は沢沿いで水が流れる音がにぎやかで恐怖心をかき消してくれます。
また、月は三日月程度だったんだけど、月明かりは有ります。
水の音と月明かりを頼りに暗い登山道をなんとか歩いているうちに、
星が見えなくなり、ようやく空が白み始めます。明るくなってきたー。
5時半頃、やっとで暗闇恐怖からの解放です。
明るくなってからは、足元もはっきり見えるのでペースアップ。景色を眺めながら黙々と進み
6時35分
鏡平山荘到着。いよいよ目的地、槍ヶ岳と本日初めてのご対面です。
はっきり見えます、この後はほとんどずっと眺めながら歩く事になります。
手前の鏡池で、槍ヶ岳をバックに撮ってもらいました。いやー遠いっす。
休憩もそこそこにに先に進みます。
そして少ししたら、槍ヶ岳方面から、今度はやっとでお日様とのご対面です。
眩しい、そして暖かい。いい天気&いい1日になりそう。
山は落葉し丸裸で、秋を通り越し、冬に向かっています。
弓折乗越まで、あと少し。
順調順調、弓折乗越到着。
ここからは登りも一段落して、緩やかな稜線歩き。
本日歩く、西鎌尾根も見えてきました。
息を切らす事無く順調に進めます。
双六小屋&鷲羽岳も見えてきた。ズームで。好きな構図です。
この辺りで前日、双六小屋に宿泊した人達にすれ違い出しますが、
5人位にしかすれ違いませんでした。
もう山の時期も終わりですなあ。
霜柱をザクザク踏みながら、てくてくてくてく歩けて
8時10分
双六小屋到着。所要時間は4時間40分。予定より20分早い到着、頑張ってますなあ。
順調そのものです。
さてさてここでお水を補給しようと思い水場へ向かいます。
しかーし、当然と言えば当然なんだけど蛇口を捻ってもお水が出ません。凍っとるわな、そりゃ・・・。
なんてったって現在いる場所は標高2500m以上、気温も、もはやマイナスです。
今回、軽量化を図る上で重要なのはお水です。
そのまんま重さになるでなあ。1リットルで1キロやでなあ。
新穂高から双六小屋までは、わずか500mlのペットボトルで用は足りましたが、
さすがにそれもすっからかん。
ここで補給しなければ、補給場所は無いです。困った困った・・・
まあ結論から言いますと、幸いまだ双六小屋が空いている時期だったので、
小屋の中に入ってお水をいただて、事無きを得たのですが。
こういうのも、ちゃんと確認しとかんとだしかんですなあ。再び反省反省。
ただ、入れてもらった1リットルのペットボトルが前回、
焼岳に行った時からずっと洗わずに放置プレイしてヤツだったので、ふたを開けた瞬間
何故がシュワーっとガスが抜ける音がして、嗅いでみるとちょっと臭う。
ホントはゆすいでから入れてもらいたかったけど、貴重なお水やでゆすいで下さいなんて事が言えるわけがなく、そのまんま入れてもらいました。
飲んでみると、やっぱ臭いっす。薄いラーメンの汁のような味です・・・。
アミノ酸の粉末を持ってきてたので、それを溶かしてなんとか味をごまかす事とします。
まあ、胃袋丈夫やで腹を壊す事もないでしょう。
これも反省材料のひとつですなあ・・。
それよりも、先を急がねば・・・。
いよいよ、初めて歩く道、西鎌尾根に向かって歩き出します。
まずは、樅沢岳です。
ふと、そちらをむけばいい感じで太陽が輝いています。
続く。
2009年10月17日
槍ヶ岳登山記 計画編
槍ヶ岳に、わざわざ遠回りして行って来ましたー!!!
今年最大のクレイジー登山。

ルートは「新穂高~双六小屋~西鎌尾根~槍ヶ岳~槍平小屋~新穂高」
歩行距離は約33km。累積標高差も多分4000m位。
知らない人やちょっと知っとる人が見れば
「何を無謀な・・・」とか
「1泊か2泊で行ってくればいいのにー・・・」
っと、叱責や呆れられてもしゃーないような、山行きなんやけど、
(ホントは1泊位はしたいんやけどねぇ、休みとお金が無いっす・・・)
一応、山ちゃんなりに事前にしっかりと計画を立てた上での、行動なのでした。
ただ単純に、でーれ歩きたい&西鎌尾根を歩きたいという、2つの欲求を満たすだけの為ですが・・・。
ちなみに今回のコース、ガイドブックや地図上でのコースタイムは20時間15分です。
コースタイムを鵜呑みにすると、朝3時に出発しても戻って来るのは夜中の11時頃という、無茶苦茶な計画になります。
そんなものは、もはや計画でも何でもないもんで、現実に即して自分の足と相談して考えるとします。
ネットで情報を調べても、なかなかこのルート、日帰りの記録が見つからんし、あっても逆ルートの記録とか、俺でも論外やろーって思う某鉄人の笠槍日帰りの記録、後はトレランの人の記録っと、自分の参考になるものは、あまりなかったです。
やもんで過去の自分の結果をふまえて、今回のルートを3区間に分けて考える事にしました。
っていうのも全部のルートが歩いたことが無いわけではなく、歩いていないのは西鎌尾根だけでそれ以外の区間は歩いとるもんで・・・。
1 新穂高~双六小屋(コースタイム7時間20分)
2 双六小屋~槍ヶ岳(コースタイム6時間05分)
3 槍ヶ岳~新穂高(コースタイム6時間50分)
で、それぞれの区間を5時間毎に区切って、各区間5時間を目安に休憩含めて行動しようと決めます。
ちなみに過去、新穂高~双六小屋間、槍ヶ岳~新穂高間共に5時間10分で歩いています。
って事は、西鎌尾根も5時間位で歩けば可能なんじゃない?って思ってしまったのでした。
こんな感じでちゃんと色々と考えた結果
(ただ何にも考えずに、馬鹿みたいに行っちゃったわけでは、もちろんないんやさー)
大体コースタイムの7掛け位で山ちゃんは、いっつも歩いとるもんで非現実的な山行きではないなあと思ってしまい、実現に向かったのでした。
ただ、これこそあくまでも地図上での話やし、疲れとかを考慮に入れてないことを考えれば無茶苦茶な計画って事には変わらんもんで、頭の中で何回かシュミレーションしてみることとします。
そしたら何回シュミレーションしても、嬉しそうに新穂高に下山してくる自分の姿しか浮かびません。
こりゃ、やっぱ行くしかないっしょ。
それに以前に、行ってきまーすって言っとるで実行するしかないっしょ。
有言実行やな。
あと、なるべく荷物が少ない方がもちろん楽に動けるもんで、無駄なものは持たず必要最低限としました。
(ただ、寒いし初冠雪もあったので、ダウンジャケットと8本爪アイゼンは持ちます)
ホントはもっと早く行きたかったんだけど
(やっぱ時期が遅くなればなるほど日も短くなるし寒くなるで)、
予定した日がことごとく雨にたたられ、延びて延びて今回の実行となったのでした。
多分、今年最後の機会だったろなあ・・・。
真夜中の登山道歩きは恐怖だけど、歩かない訳にはいかないです。
行きと帰りどっちが暗いのが嫌かと考えたら、もちろん帰り暗いのが嫌やで
早め目の3時頃に、新穂高出発と予定して前日は9時頃、眠りに就くとします。
当日へ。
続く。
今年最大のクレイジー登山。
ルートは「新穂高~双六小屋~西鎌尾根~槍ヶ岳~槍平小屋~新穂高」
歩行距離は約33km。累積標高差も多分4000m位。
知らない人やちょっと知っとる人が見れば
「何を無謀な・・・」とか
「1泊か2泊で行ってくればいいのにー・・・」
っと、叱責や呆れられてもしゃーないような、山行きなんやけど、
(ホントは1泊位はしたいんやけどねぇ、休みとお金が無いっす・・・)
一応、山ちゃんなりに事前にしっかりと計画を立てた上での、行動なのでした。
ただ単純に、でーれ歩きたい&西鎌尾根を歩きたいという、2つの欲求を満たすだけの為ですが・・・。
ちなみに今回のコース、ガイドブックや地図上でのコースタイムは20時間15分です。
コースタイムを鵜呑みにすると、朝3時に出発しても戻って来るのは夜中の11時頃という、無茶苦茶な計画になります。
そんなものは、もはや計画でも何でもないもんで、現実に即して自分の足と相談して考えるとします。
ネットで情報を調べても、なかなかこのルート、日帰りの記録が見つからんし、あっても逆ルートの記録とか、俺でも論外やろーって思う某鉄人の笠槍日帰りの記録、後はトレランの人の記録っと、自分の参考になるものは、あまりなかったです。
やもんで過去の自分の結果をふまえて、今回のルートを3区間に分けて考える事にしました。
っていうのも全部のルートが歩いたことが無いわけではなく、歩いていないのは西鎌尾根だけでそれ以外の区間は歩いとるもんで・・・。
1 新穂高~双六小屋(コースタイム7時間20分)
2 双六小屋~槍ヶ岳(コースタイム6時間05分)
3 槍ヶ岳~新穂高(コースタイム6時間50分)
で、それぞれの区間を5時間毎に区切って、各区間5時間を目安に休憩含めて行動しようと決めます。
ちなみに過去、新穂高~双六小屋間、槍ヶ岳~新穂高間共に5時間10分で歩いています。
って事は、西鎌尾根も5時間位で歩けば可能なんじゃない?って思ってしまったのでした。
こんな感じでちゃんと色々と考えた結果
(ただ何にも考えずに、馬鹿みたいに行っちゃったわけでは、もちろんないんやさー)
大体コースタイムの7掛け位で山ちゃんは、いっつも歩いとるもんで非現実的な山行きではないなあと思ってしまい、実現に向かったのでした。
ただ、これこそあくまでも地図上での話やし、疲れとかを考慮に入れてないことを考えれば無茶苦茶な計画って事には変わらんもんで、頭の中で何回かシュミレーションしてみることとします。
そしたら何回シュミレーションしても、嬉しそうに新穂高に下山してくる自分の姿しか浮かびません。
こりゃ、やっぱ行くしかないっしょ。
それに以前に、行ってきまーすって言っとるで実行するしかないっしょ。
有言実行やな。
あと、なるべく荷物が少ない方がもちろん楽に動けるもんで、無駄なものは持たず必要最低限としました。
(ただ、寒いし初冠雪もあったので、ダウンジャケットと8本爪アイゼンは持ちます)
ホントはもっと早く行きたかったんだけど
(やっぱ時期が遅くなればなるほど日も短くなるし寒くなるで)、
予定した日がことごとく雨にたたられ、延びて延びて今回の実行となったのでした。
多分、今年最後の機会だったろなあ・・・。
真夜中の登山道歩きは恐怖だけど、歩かない訳にはいかないです。
行きと帰りどっちが暗いのが嫌かと考えたら、もちろん帰り暗いのが嫌やで
早め目の3時頃に、新穂高出発と予定して前日は9時頃、眠りに就くとします。
当日へ。
続く。
2009年10月15日
槍ヶ岳

槍ヶ岳登頂!!!
そして
18時15分
無事に新穂高到着!
とりあえず、無事に行ってきましたー!
さすがに疲れた(*_*)
でーれえらい…
平湯でおんたま食べて
ひらゆの森入って
高山にやっとで帰ってきました。
2009年10月15日
2009年10月12日
クライミング
今日で連休も終わり!!!
今年最後の稼ぎ時だったのかな?
朝はでーれ寒かったけど、9時30分頃からお日様も出てきて
日中は暖かく気持ちよく過ごせた1日でしたー
しかし、3時過ぎると寒くなりました。
秋から冬へ、季節の変わり目みたいです。
今年は冬が早そう・・・。
話は変わって
先日、4日程前ですが
ビックアリーナのクライミングウォールに半年ぶり位に
でーれ、久しぶりに行って来ました!!!
その時に撮ってもらった写真がこちらです。

相変わらず、クマがはちみつを取りに行ってるような姿です。
もしくは、法面の作業をしている姿にも見えます・・・。
なんてったって、履いているのは地下足袋やもんで。
どう見ても、悲しいかなクライマーの姿には見えないっす・・・。
今年最後の稼ぎ時だったのかな?
朝はでーれ寒かったけど、9時30分頃からお日様も出てきて
日中は暖かく気持ちよく過ごせた1日でしたー
しかし、3時過ぎると寒くなりました。
秋から冬へ、季節の変わり目みたいです。
今年は冬が早そう・・・。
話は変わって
先日、4日程前ですが
ビックアリーナのクライミングウォールに半年ぶり位に
でーれ、久しぶりに行って来ました!!!
その時に撮ってもらった写真がこちらです。

相変わらず、クマがはちみつを取りに行ってるような姿です。
もしくは、法面の作業をしている姿にも見えます・・・。
なんてったって、履いているのは地下足袋やもんで。
どう見ても、悲しいかなクライマーの姿には見えないっす・・・。
2009年10月01日
準備は万端、天気は?
今日から、10月に入りましたー
明日は休み。
ていうか、今週は雨降り日が多くほとんど働いてませんが・・・。
そんな週もありやなあと、勝手に割り切ってます。
トホホやけど・・・。
さてさて明日のお休みは、前々から予定していたクレイジー登山実行日。
だけど、肝心なお天気が・・・。
微妙っていうかアウトやろ、この予報。
どう考えても雨っぽいっす。
一応、準備は万端なんやけどねええ。
これは、先日KONGさんで買ったサブザックです。
今回は長距離を歩かんとだしかんもんで、軽量化を図るためにゲットしました。
折りたたみ時は、こんな感じで非常にコンパクト

しかし広げると、大きくなります。

更に、今日はクマ対策でちゃんとクマ鈴も買いました。

どうしようかなあ?
悩み中。
天気予報が外れる事を祈って、一応向かう予定。
最悪、鏡平まで散歩して帰ってこようかな。
明日は休み。
ていうか、今週は雨降り日が多くほとんど働いてませんが・・・。
そんな週もありやなあと、勝手に割り切ってます。
トホホやけど・・・。
さてさて明日のお休みは、前々から予定していたクレイジー登山実行日。
だけど、肝心なお天気が・・・。
微妙っていうかアウトやろ、この予報。
どう考えても雨っぽいっす。
一応、準備は万端なんやけどねええ。
これは、先日KONGさんで買ったサブザックです。
今回は長距離を歩かんとだしかんもんで、軽量化を図るためにゲットしました。
折りたたみ時は、こんな感じで非常にコンパクト
しかし広げると、大きくなります。
更に、今日はクマ対策でちゃんとクマ鈴も買いました。
どうしようかなあ?
悩み中。
天気予報が外れる事を祈って、一応向かう予定。
最悪、鏡平まで散歩して帰ってこようかな。
2009年09月26日
焼岳登山記
お休みの昨日行ってきた、「焼岳」の登山記です。

昨日のお休みは10時から予定を入れていたのと、シルバーウィークの疲れを癒し来週のクレイジー登山に備えようと思ってたので、登山には行かないで、ホントはゆっくりするつもりでした。
だけど前日の時点で天気予報を見ると、すこぶるいい予報です。
これはこれは、登山に行かん手はない。
かといって予定入れとるもんで、どうしようかなあと思い考えた結果、両方やってしまえという欲張りな結論が出ました。
そうと決まれば、次は山選び。
10時に高山に戻れ尚且つ、それなりに楽しめる山。
そんな都合のいいお山は、どんだけ探しても山ちゃんの頭には一つしか浮かびません。
それは「焼岳」。しかも、一番最短の新中の湯ルート。
後付けの理由として来週の登山は早く出発せんとだしかんで、夜中に登山道を歩く練習&現在の自分の状態を判断しとこうという理由を付けました。
なんせ、「焼岳」は山ちゃんが今まで最も登っているお山で、今回で5回目になります。
しかも、そのうち4回は新中の湯ルート。まさに、ホームグランドです。
4時頃には登り始めたいと考え高山3時発の予定をたて、前日は10時頃眠りに就きます。
当日は相変わらず、趣味の為ならもちろん早起き出来ます。
すぐにやわって、3時過ぎに高山出発。
しかし途中、丹生川の鍾乳洞の辺りでデジカメを忘れた事に気付きます。
げばいた、やっちまった・・・。
一回は戻りかけたけど、高山戻ってまた向かったら暗いうちから歩けんよなあ、まあ何回も登っとる山やで写真はいいかっと思い直し、またUターンして向かい直します。10分位のロス。
真夜中の安房峠をビビりながら進み(基本ビビりやもんで・・・)、新中の湯の登山口には4時半前に到着。当然、車は1台も止まってません。
辺りは真っ暗、見上げると夜空には無数の星が。でーれキレイです。
しかし登山口を見ると、不気味な黒さです。
ここで、山ちゃんはすっかりビビってしまい、もう少し明るくなるまで待とうかなっと弱気な気持ちになります。
たまーに他の人の登山記を見ると、真夜中に単独で出発しとる人おるけど、凄いよなあ・・・。
結局、出発したのは4時55分でした・・・。
だいぶ予定が狂ってしまった・・・。
こんなんなら、デジカメ取りに戻ってもよかったかなあと一瞬思ってしまったのでした。
一応、まだ暗かったのでヘッ電点けて歩き始めます。
十分、来週の練習になるさーと自分に言い聞かせ、明るくなるのを待ちわびながら暗い登山道を進みます。
登山口で待機したかいもあり、30分程で東の空が明るくなり始めヘッ電は不要になり、来週への不安だけが残りました。(打倒、小池新道!!!)
予報通り、すこぶるいい天気で雲一つ無いです。
明るくなってからは、すいすいと歩け森林限界を抜けて
5時55分
中の湯ルートとの合流地点、下堀出合到着。
視界も一気に開け、太陽が当たり始めた焼岳がくっきり見えます。

休みもそこそこに、先を急ぎます。
景色はやや紅葉が進み始めた感じで、いい感じです。紅葉の頃に、また来たいっと思ったのでした。
ここから先は、焼岳を眺めながらのひたすら登りです。
徐々に太陽も登り始め、霞沢岳越しにようやくご対面。

暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気候なのですいすいと歩け稜線がどんどん近付いてきます。
火山ガスをモクモクと出してます。さすが、活火山!!!

久しぶりのこのルートだけど、短時間でこんだけいい景色が眺めれる山はなかなか無いと思います。
稜線に出ると、笠ヶ岳がちらりっと。

ガスがでるそばの崖道歩きだけがちょっと危険。硫黄臭もします。

頂上はもうすぐ近くです。
6時50分
2時間かからないで、山頂到着!!!。

早い早い、なかなかのペースやな。俺も進化したものです。
景色は最高!!!
笠ヶ岳

穂高連峰・槍の頭もはっきりと

いかんせん、山ちゃんのおぞくたい携帯の写真では伝わりきりませんが・・・
前日に登る予定を無理矢理立てて良かったー、大正解です。
ちなみに、今回の楽しみは朝食です。
以前KONGさんで割引しとったもんで買った山食、
きのこソースのペンネです。

10分程ゆでて出来上がり。

簡単なのに、でーれ美味いっす。
きっと、この景色と登ってきたという達成感が更なる調味料になるんやな。
飯を食べたり、景色を堪能したりと山頂には40分ほど滞在。
何も予定が無かったら天気もいいので、ここでボーっと昼寝(朝寝か・・・)でもしたかったけど予定があるもんで、下山することとします。
7時30分
下山開始。
下山は早く下りる事をテーマにしてみます。スイスイ下ります。
途中、登ってくる人達にすれ違いだしたので(当然やな)、暇つぶしにもうひとつテーマを追加。
何人すれ違うか、数えてみます。
30分程で、下堀出合に到着。
まあ、休憩も取らんでもいいやーと思い、そのまま先に進みます。
一応、振り返ってパシャリ

その後は、すれ違う登山者とあいさつをする以外は黙々と下り
8時40分
山頂から1時間10分かけて、登山口に戻って来ました。コースタイムの半分ですなあ。
「焼岳」は登山と言うより、お散歩気分で登れる歩ける、ホントお手軽なお山です。
ちなみに、下りてる時には34人とすれ違いました。
平日にも関わらず、やはりお手軽ルートという事もあり、けっこうな人数です。
駐車場には、車がたくさん止まってます。
ナンバーを見ると長野・岐阜はもちろん多摩・和歌山・名古屋などなど色んな場所から来てます。
こういう時に、高山住んでて良かったと再認識します。
その後は平湯で温泉に入る余裕もあり

10時前には高山に戻る事も出来たのでした。
春から色々な山に登り続け、ようやく今年の登山体が完成したみたいです。
すこぶる体調良好です。
来週に向けての一番の不安は、真夜中の暗い登山道を歩く時に、心折れないようにすることかなあ・・・。
新中の湯登山口4:55
下堀出合5:55/6:00
山頂6:50/7:30
下堀出合8:00
新中の湯登山口8:40

昨日のお休みは10時から予定を入れていたのと、シルバーウィークの疲れを癒し来週のクレイジー登山に備えようと思ってたので、登山には行かないで、ホントはゆっくりするつもりでした。
だけど前日の時点で天気予報を見ると、すこぶるいい予報です。
これはこれは、登山に行かん手はない。
かといって予定入れとるもんで、どうしようかなあと思い考えた結果、両方やってしまえという欲張りな結論が出ました。
そうと決まれば、次は山選び。
10時に高山に戻れ尚且つ、それなりに楽しめる山。
そんな都合のいいお山は、どんだけ探しても山ちゃんの頭には一つしか浮かびません。
それは「焼岳」。しかも、一番最短の新中の湯ルート。
後付けの理由として来週の登山は早く出発せんとだしかんで、夜中に登山道を歩く練習&現在の自分の状態を判断しとこうという理由を付けました。
なんせ、「焼岳」は山ちゃんが今まで最も登っているお山で、今回で5回目になります。
しかも、そのうち4回は新中の湯ルート。まさに、ホームグランドです。
4時頃には登り始めたいと考え高山3時発の予定をたて、前日は10時頃眠りに就きます。
当日は相変わらず、趣味の為ならもちろん早起き出来ます。
すぐにやわって、3時過ぎに高山出発。
しかし途中、丹生川の鍾乳洞の辺りでデジカメを忘れた事に気付きます。
げばいた、やっちまった・・・。
一回は戻りかけたけど、高山戻ってまた向かったら暗いうちから歩けんよなあ、まあ何回も登っとる山やで写真はいいかっと思い直し、またUターンして向かい直します。10分位のロス。
真夜中の安房峠をビビりながら進み(基本ビビりやもんで・・・)、新中の湯の登山口には4時半前に到着。当然、車は1台も止まってません。
辺りは真っ暗、見上げると夜空には無数の星が。でーれキレイです。
しかし登山口を見ると、不気味な黒さです。
ここで、山ちゃんはすっかりビビってしまい、もう少し明るくなるまで待とうかなっと弱気な気持ちになります。
たまーに他の人の登山記を見ると、真夜中に単独で出発しとる人おるけど、凄いよなあ・・・。
結局、出発したのは4時55分でした・・・。
だいぶ予定が狂ってしまった・・・。
こんなんなら、デジカメ取りに戻ってもよかったかなあと一瞬思ってしまったのでした。
一応、まだ暗かったのでヘッ電点けて歩き始めます。
十分、来週の練習になるさーと自分に言い聞かせ、明るくなるのを待ちわびながら暗い登山道を進みます。
登山口で待機したかいもあり、30分程で東の空が明るくなり始めヘッ電は不要になり、来週への不安だけが残りました。(打倒、小池新道!!!)
予報通り、すこぶるいい天気で雲一つ無いです。
明るくなってからは、すいすいと歩け森林限界を抜けて
5時55分
中の湯ルートとの合流地点、下堀出合到着。
視界も一気に開け、太陽が当たり始めた焼岳がくっきり見えます。

休みもそこそこに、先を急ぎます。
景色はやや紅葉が進み始めた感じで、いい感じです。紅葉の頃に、また来たいっと思ったのでした。
ここから先は、焼岳を眺めながらのひたすら登りです。
徐々に太陽も登り始め、霞沢岳越しにようやくご対面。

暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気候なのですいすいと歩け稜線がどんどん近付いてきます。
火山ガスをモクモクと出してます。さすが、活火山!!!

久しぶりのこのルートだけど、短時間でこんだけいい景色が眺めれる山はなかなか無いと思います。
稜線に出ると、笠ヶ岳がちらりっと。

ガスがでるそばの崖道歩きだけがちょっと危険。硫黄臭もします。

頂上はもうすぐ近くです。
6時50分
2時間かからないで、山頂到着!!!。

早い早い、なかなかのペースやな。俺も進化したものです。
景色は最高!!!
笠ヶ岳

穂高連峰・槍の頭もはっきりと

いかんせん、山ちゃんのおぞくたい携帯の写真では伝わりきりませんが・・・
前日に登る予定を無理矢理立てて良かったー、大正解です。
ちなみに、今回の楽しみは朝食です。
以前KONGさんで割引しとったもんで買った山食、
きのこソースのペンネです。

10分程ゆでて出来上がり。

簡単なのに、でーれ美味いっす。
きっと、この景色と登ってきたという達成感が更なる調味料になるんやな。
飯を食べたり、景色を堪能したりと山頂には40分ほど滞在。
何も予定が無かったら天気もいいので、ここでボーっと昼寝(朝寝か・・・)でもしたかったけど予定があるもんで、下山することとします。
7時30分
下山開始。
下山は早く下りる事をテーマにしてみます。スイスイ下ります。
途中、登ってくる人達にすれ違いだしたので(当然やな)、暇つぶしにもうひとつテーマを追加。
何人すれ違うか、数えてみます。
30分程で、下堀出合に到着。
まあ、休憩も取らんでもいいやーと思い、そのまま先に進みます。
一応、振り返ってパシャリ

その後は、すれ違う登山者とあいさつをする以外は黙々と下り
8時40分
山頂から1時間10分かけて、登山口に戻って来ました。コースタイムの半分ですなあ。
「焼岳」は登山と言うより、お散歩気分で登れる歩ける、ホントお手軽なお山です。
ちなみに、下りてる時には34人とすれ違いました。
平日にも関わらず、やはりお手軽ルートという事もあり、けっこうな人数です。
駐車場には、車がたくさん止まってます。
ナンバーを見ると長野・岐阜はもちろん多摩・和歌山・名古屋などなど色んな場所から来てます。
こういう時に、高山住んでて良かったと再認識します。
その後は平湯で温泉に入る余裕もあり

10時前には高山に戻る事も出来たのでした。
春から色々な山に登り続け、ようやく今年の登山体が完成したみたいです。
すこぶる体調良好です。
来週に向けての一番の不安は、真夜中の暗い登山道を歩く時に、心折れないようにすることかなあ・・・。
新中の湯登山口4:55
下堀出合5:55/6:00
山頂6:50/7:30
下堀出合8:00
新中の湯登山口8:40