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2009年09月25日

焼岳山頂にて

朝から活動してます


こんな時間に山頂に着いてしまいました。


何をしとるんやら


何気に携帯入るんやー


さてさて、今から贅沢な景色を眺めながらの朝ごはんです



  

Posted by 山ちゃん at 07:00Comments(4)登山

2009年09月20日

御嶽山登山記  実行編

今日は連休の中日という事もあり、でーれ忙しかったです。よかったよかった、明日も忙しくなあれ。
では、御嶽山登山の続き、いよいよ登ります。


当日は4時集合。やもんで3時半には起きてやわいます。相変わらず、趣味の為なら早起きです。
いよいよ、ご両人と二次会ぶりのご対面、久しぶりですなあ。
しかし、S手君の姿をみてびっくり。
靴も普通のス二ーカやし、格好もでーれ普通です。ザック小さいし。
本人に聞いたところ、何でも東京の12月に耐えれる格好で来たとのこと。
ザックも持ってこなかったもんで、Y川君に借りたとのこと。
大丈夫大丈夫って言ってますが・・・。
舐め過ぎです。ていうか、俺のアドバイス、全然聞いてないし・・・。一瞬、頭がクラクラしました。
しかも、前日から風邪気味で体調はいまいちとのこと。
一方のY川君はゴアテックスを身にまとい寒さ対策は完璧です。
ただし、ザックが異様に重いのが気になります。
一抹の不安を抱えながら、いまさらどうにもならんので向かう事とします。
小坂口は意外と遠く、朝から1時間半ほどのドライブです。

5時40分
登山届を出して出発、行ってきます。

こちらの登山道は、地元の中学生が学校登山でも使うので木道等、非常によく整備されており急登もなく歩きやすい道で、気に入りました。
また、100m毎にナンバリングがしてあるので目安が立てやすいです。

途中、蛙岩と言った面白いモノも眺めれます。

登山開始直後は何故か、
S手君は顔色悪いし、Y川君はでーれー汗かいとるもんで休み休み、ゆっくり歩きます。
山ちゃんはでーれ余裕です。
ちなみに、Y川君の異様に重いザックの中身のほとんどは着替えでした。
S手君の分も入っているので重いはずです。
シャツが6枚、セーターが2枚、ジャケットが1枚てな感じでたくさん入っていました。
あれほど、吸湿速乾のシャツ着てきてなって言ったのに・・・。まあ、しゃーないっす。
やもんで、途中に服を置いて先に進みます。
しばらくは山ちゃんがペースを作っていたんだけど、
突如S手君が、俺は先に行くと言い出し、黙々と進み出してしまいました。
歩き方が山の歩き方じゃないさーって言っても、全く聞く耳をもってくれません。
彼は一度、経験しないと納得してくれないみたいです。
そう言えば、高校の時からあの人はマイペースの人やったなあって事を、ふと思い出してしまった。
やっぱ、登山は性格が出ますなあ。
うさぎと亀みたいな感じで1人で先を行くS手君を2人で追います。
もちろん、途中で追いついて抜きますが。
2時間位歩いた所で、森林限界を超えたみたいで振り返って景色を見てみると、
雲の下には高山の街、遠くには白山
  
振り返って乗鞍を見る
                   
いい天気になって良かったー!!!
さすがに朝は寒く、登山道には霜柱もあったけど、どうやら今日はいい天気の1日になりそうです。
日頃の行いやな。
山男っぽい一枚

あと少しで、飛騨頂上です。  



8時30分
飛騨頂上到着!!!

予定よりも1時間早く着いたし、2人ともやる気たっぷりなので迷わず最高峰剣ヶ峰に進むことに決定します。
ここからは、眺望が開けます。
天気が良いので中央・南アルプスの姿
 
遠くには富士山もくっきり(ズームアップ)

もちろん北アルプスも

何回も言うけど、ホントいい天気で良かった。天気が良ければ8割方、成功したようなもんです。
それにしても、御嶽山は巨大な山です。ピークがいくつもあります。
摩利支天山

以前、田の原から登った時は、石がゴロゴロした道を黙々と歩いただけの印象があったけど、
飛騨側から登ると水を満々と湛えた池の姿や、

賽ノ河原の姿など色々と変化に富んだ景色を堪能できます。

すっかり、このコース気に入ってしまいました。
青い空青い空青い空蒼井そら(おっさん、おっさん・・・)と赤茶けた山の姿、素敵です。

2人とも,やっとでペースを掴めたみたいで休み休み順調に登れます。

やっぱ、眺望が開けると元気がでるのかな。
また、御嶽山は信仰の山でもあるので、様々な宗教的なものもあります。
神社

石像と北アルプス

独特な雰囲気を醸し出す山です。
写真をパシャリパシャリ撮りながら、撮られながら進みます。
雲海をバックに

剣ヶ峰まであと少し。

この階段を登りきれば山頂です。


10時40分
無事に剣ヶ峰到着。やったー!!!

2人とも初めてやもんで、頂上に着いた達成感と頂上からの景色に、大満足です。
しかも予定よりも1時間早い到着、32歳の体力も、なかなかあなどれません。
3人で。山頂に居た人に撮ってもらいました。

再び雲海をバックに

景色を堪能し、写真を撮り、昼食です。もちろんカップラーメンです。
水がちょっと足りなかったので、スポーツ飲料を入れてごまかすとします。
山頂には小1時間程滞在し、大満喫したので下山開始です。
山頂から五ノ池小屋までは、ほとんど下りなので余裕です。
ただし午後になるとガスってきたので、景色は今一です。

五ノ池小屋でチャイを飲んで、一服します。(酒をのんでるみたい)


13時10分
これ以上、一服してると帰りたくなくなりそうだったので、五ノ池小屋から下山開始。
あとは、全部下りです。
山ちゃんは慣れとるもんで楽勝なんやけど、登山の下りは結構しんどいです。
登りは心肺機能がえらいけど、下りはもろ足にきます。
やもんで、慣れていない2人には徐々にボデーブローのように効いてきたみたいで、
S手君は何回もしりもち付いて転びます。

スニーカーやでだしかんのやさーって言ったら、やっとで納得してくれました。
やっぱ経験論みたいです。
Y川君は徐々に、歩くペースがゆっくり目になってきました。
下りは、ひどい時は10分置き位に休憩しました。
2人ともかなりしんどそう。バテバテですなあ。

山ちゃんは、そんな2人をニヤニヤ見守ります。
後から聞いたんだけどS手君はこの時、風邪の状態がかなりしんどかったらしく、何も考られない状態だったみたいです。
最初は愚痴を言いながら歩いていましたが、途中からは何もしゃべらずフラフラになりながら黙々と歩いています。
そんな後姿は、まるで酔っ払いのおっさんみたいです。
しかし、意外と歩くのは早いのでY川君とは、距離がどんどん離れていきます。
やもんでS手君・山ちゃん・Y川君の隊列で、俺は真ん中に入って2人を見ながら下る事とします。
下りの最後の方は、2人には苦行になってたっぽいですが、なんとかなんとか

15時10分
登山口到着。
お疲れ様でしたー、行ってきました。
S手君死にかけです。(やっぱ、この服装は登山の格好じゃ、無いよなあ・・・)

Y川君は余裕有です。

S手君はかなり体調悪いらしく、水水水って言ってます。
S手君は水を求めて、山ちゃんとY川君は癒しを求めて、市営の露天風呂に向かいます。
ここの露天風呂は初めて入ったけど、池みたいな巨大な露天風呂でした。
あと豆知識ですが、濁河温泉は通年自家用車でたどり着ける日本最高所の温泉です。
S手君も水を得てなんとか生き返り、山ちゃんとY川君は温泉で癒され、高山に帰るとします。
帰りの車中は、2人ともくたばっていました。

高山到着後、S手君は体調が悪かったもんで行かなかったけど
(後で聞いたら熱が39度あったそうです、その状態で登山したS手君の体力って一体・・・、さすがです)
山ちゃんとY川君は疲れた体は肉とビールで癒すという理由を付けて
「当り矢」に行って、ビールと肉を喰らってきたのでした。


今回の山行きは天気と仲間に恵まれ、非常に楽しいものになりましたー!!!
2人とも、また登山行こうっと、どうやら登山も好きになってくれたみたいなので、何よりです。


登山口5:40
飛騨頂上8:30/9:00
剣ヶ峰10:40/11:30
五の池小屋12:50/13:10
登山口15:10









  

Posted by 山ちゃん at 23:25Comments(2)登山

2009年09月18日

御嶽山登山記  準備編

昨日行って来た御嶽山は人生2回目です。
1回目は2年前、まだ登山ど素人の頃に最短ルートの長野側田の原口から。
今回は飛騨側小坂口から登ります。
また、今回は単独ではなく高校の同級生と3人で行ってきたのでした。



さかのぼること半年以上前、高校の同級生の二次会に参加した際、久しぶりに今回一緒に行く事になったS手君に再会し、その時いつものようにベロベロに酔ってたんだけど、どうやら一緒に登山に行く約束をしてたみたいです。
そんな事は全く忘れていた3週間程前にS手君から電話がかかってきて、行く運びとなりS手君が同じく二次会の時に一緒だったY川君も誘い、メンバーは3人になりました。
ちなみに、S手君もY川君も今は東京在住です。
なので、登山しに飛騨まで帰ってくるので御苦労さまなことです。


人生3回目のガイド登山となるので、過去の苦い(富士山・乗鞍)経験を踏まえて事前に、ご両人の登山経験を聞いてみることに。
S手君
10年程前に2週間山小屋バイトの経験あり。(しかし山小屋から逃走)
Y川君
登山は、小学生の頃に西穂高岳・乗鞍岳経験有。
何気に小学生で西穂って凄いような気が・・・。
しかも装備に関しては、ゴアテックスの雨具(羨ましい)にピッケル・アイゼンまで持っているとのこと。完璧すぎる。
何でも実家周辺が豪雪地帯なので、日常に必要だったらしい。


とまあ、S手君は素人同然ですなあ。
やもんで事前に最低限、雨具と登山靴を準備して、あとユニクロので十分だから吸湿速乾のシャツは着てきてなとお願いしときました。
この時期、寒いかもしれんで寒さ対策も万全にっと。
下手したら死ぬよって、おどしたりして。
一応どれ位の体力が32になった今あるかわからんもんで、最高峰剣が峰を目指すけど最悪飛騨頂上がゴールでもいいかなあと対応できるスケジュールを計画しました。
事前にスケジュールもメールしたし、服装のアドバイスもしたし俺ができることは全部やったはず。
あとは、当日晴れるのを祈るのみ。

当日編へつづく


  
タグ :御嶽山

Posted by 山ちゃん at 22:36Comments(2)登山

2009年09月17日

御嶽山登山

行ってきましたー

11時前に最高峰、剣ヶ峰に無事登頂

真っ青な空、白い雲

最高の天気で、遠くには富士山の姿も。

いい登山になりました。

濁河温泉入って、高山に帰るとしますか。
  

Posted by 山ちゃん at 15:58Comments(4)登山

2009年09月17日

いざ御嶽山登山へ

今日は早朝から活動してます。


御嶽山

行ってきます。


いい天気っぽい
  

Posted by 山ちゃん at 05:41Comments(2)登山

2009年09月12日

白馬岳登山記 2日目

今日はせっかくの土曜日なのに、久しぶりに雨降り休み・・・
天気には敵いません、しゃーないですなあ。
やもんで、先日の白馬岳登山記の2日目を書いてました。

では、続きです。


翌朝は6時朝食やで、5時半頃起床予定だったんだけど目覚めたら5時50分。
うわーギリギリやんと思い、慌てて1階へ降り朝食場所へ向かいます。
朝食もがっつり、もちろんごはんをお替り。

昼食弁当も用意してもらって、完璧です。
出すもの出して出発の準備をします。
食べ過ぎて、腹てきなかったもんで少し休んで

7:00
猿倉荘出発。行ってきます。

登山道は緩やかで散歩みたいな感じで、しんどいことなく歩けます。
10分程歩いたら林道歩き

知らんかったもんでちょっとビックリ。
林道歩き好きな山ちゃんにとっては、嬉しいです。

7:40
白馬尻小屋到着。
写真で見たことある景色が、歓迎してくれます。

天候はガスって曇りって感じやけど、今から向かう大雪渓もなんとか見えます。休憩もそこそこに、向かう事に。
小屋から20分程で、いよいよ大雪渓に取り付きます。
一応アイゼン持ってきとるで、アイゼン付けて準備万端。

大雪渓は落石も多いもんで、雪渓上では休まないようにと注意をもらったので、慎重に歩く事とします。
実際、石もゴロゴロ転がっとるし、

遠くからはガラガラと落石の音も聞こえてきます。怖い怖い!!!
ただしこの時期、大雪渓も痩せてるみたいで雪渓歩きは40分程で終わりました。
途中ガスってほとんど視界も利かない状況にもなったけど、幸い先行する登山者がいたので、それを目標に歩いたのでした。
大雪渓終了から避難小屋までの登山道は、非常に歩きにくいものでした。

昨年、落石死亡事故があったんだけど、こりゃ確かに雨の日こんな所を歩けば、落石起こるわなーって位、もろい石がゴロゴロしてます。

9:50
避難小屋到着。この避難小屋は、ちょうど前日に完成したものらしいです。

やもんで、でーれキレイ。
大雪渓を抜けたらガスもはれたというか、雲の上に出たみたいで振り返ると、新潟の山が雲の上に見えます。

なんて山かは知らんけど、なかなか立派な姿です。前を見ながら、後ろを見ながら黙々と進みます。
村営頂上宿舎が、ちょっとしたら見えてきました。

目標物が見えると、俄然張り切れます。ただし、見えてからがけっこう長い。
近そうで意外と距離があるもんで、なかなか着かんのやさなあ。

10:30
なんとか、村営頂上宿舎到着。今回はこの区間が一番しんどかったですなあ。まあ知れとるけど。
頂上宿舎はなかなかでかい建物で、ビールの自動販売機まであります。

また、ちょこっと上には白馬山荘も見えます。こちらも、でかい建物です。
白馬岳は人気がある山らしいけど、宿泊者が多いんやろうなあ。
ただし、この日は平日なので、途中先行者を3人抜いただけでしたけど。
ここから先は稜線歩き、この日は風が強く風寒かった。
景色は雲海の中に、槍ヶ岳・立山・剱岳・遠くには白山などなど高い山の頭が見えます。


あとは強風の中、景色を見ながら黙々と歩き

11:20
白馬岳到着!!!

新田次郎の小説「強力伝」の方位盤もちゃんとあります。

ちなみに、かかった時間は4時間20分。コースタイムは6時間20分なので、だいたい7掛けです。
まあ、そんなもんでしょう。途中抜いて来た人に写真を撮ってもらおうと思い、昼食を食べながらのんびりと待つ事とします。弁当もごはん大盛り、ありがたい限りです。

風寒いので、温かいスープ&コーヒーを飲みながら寒さに震えつつ、雲海の景色を眺めながら待ちます。
真っ青な景色はもちろんいいけど、雲海の景色もこれはこれでいいものです。

待つこと30分。途中で抜いた人が到着したので、早速撮ってもらいます。

そんなこんなで、風寒い中、山頂には1時間近く滞在したのでした。
さて寒さも限界になってきたので、下山しますか。

下りは相変わらず速いっす。黙々と下ります。
ただ、行きに歩きにくいなあと感じた避難小屋から雪渓までは、下りはもっと歩きにくかったです。
下りの雪渓も、相変わらずガラガラと落石の音が聞こえます。怖い怖い!!!
そして、ガスってほとんど何も見えません。幸いここも先行者が居たので、その姿を追います。
途中で追いついたもんで、写真撮ってもらいました。

後姿

前も
ここから先は、まあ急がなくてもいいやーと思ったので、写真を撮ってもらった方とおしゃべりしながらのんびり下る事に。
白馬尻小屋まで着けば、到着したようなものです。
あとは、緩やかな登山道&林道歩きです。

15:40
猿倉荘到着。
先輩には、
「早かったにー」
と驚かれました。まあ、いつもクレイジーな行程で登っとるで、今回はほとんど疲れ知らずで楽勝でした。
そして、かき氷を御馳走してもらいました。

3食&おやつ付きで、ホント至れり尽くせりです。
その後、一緒に写真を撮ってもらい

今回のベストショット

名残惜しいですが、

帰りは魚津でラーメン食べる為にわざわざ遠回りしないとだしかんもんで、帰る事とします。
途中、温泉入って148号&8号線と下道を黙々と進みます。
148号線は走り易い道です。ただトンネルばっかりなのと、トラックが多かった。
糸魚川出てからは、北陸道を使えば早いんだけど、高速道路嫌いやもんで8号線を進みます。
糸魚川には明星セメントと電気化学工業の巨大な工場があるので、工場萌えな景色を堪能できます。
途中、親不知でいい景色が見えたのでパシャリ。

飛騨人なので、海を見るとテンションが上がります。

19:40
ようやく魚津「はじめ家」到着。
温泉入ったり休んだり、のんびり走ってきたので白馬から5時間近くかかりました。
その道中、頭の中では常に、ラーメン何を食べよう食べようと考えてばかりなのでした。
中盛にするか大盛にするか悩むっていう、ホントどうでもいい悩みです。ある意味、幸せですなあ。
先日アップしたように大盛をがっつり食べて至福の一時を堪能した後は、

高山に帰るだけ。

23:00
そして高山到着。
長い長い2日間でした。
普通、登山行くと体重減るのに今回は体重増やして戻って来ました。
まあ、登山に行ったというより気分転換に旅行に行ってきたという2日間でした。

「白馬岳」には申し訳ないんだけど、大雪渓が有名だけど、そんなに魅力的な山だとは思わなかったのです。
やっぱり、どM登山&自虐登山好きな山ちゃん的には、黙々と長い距離を歩くのが好きみたいです。
やもんで今度行く時は、白馬三山日帰りを計画してみようと思います。これなら、満足できそう。

西穂高岳・白馬岳と短い距離・短い時間の登山を2回続けたので
そろそろ、長い距離を歩きたくなってきたなあ。
今年の総決算として、
新穂高~双六小屋~西鎌尾根~槍ヶ岳~槍平小屋~新穂高
日帰りをぜひ、やりたいものです。



猿倉荘   7:00
白馬尻小屋 7:40/7:50
避難小屋  9:45
頂上宿舎 10:30/10:40
山頂   11:20/12:10
頂上宿舎 12:35/12:40
白馬尻小屋14:40/15:00
猿倉荘  15:40
  

Posted by 山ちゃん at 12:08Comments(2)登山

2009年09月11日

白馬岳登山記 1日目

最近恒例の休日単独登山!!!
相変わらず、狂ったように登ってます。
今回の目的地は「白馬岳」

「鹿島槍ヶ岳」以来の、遠出です。

ちなみに、「白馬岳」を目的地にした理由は先日も書きましたが、2つあります。
それは、昨年まで人力車を引いていた先輩が今年から、白馬岳登山口にある猿倉荘という山小屋で働いとるもんで、会いに行こうかなって思ったのと、
久しぶりに魚津の「はじめ家」で家系ラーメンを食べたくなったから。
やもんで、正直「白馬岳」登山は旅行のついでみたいなものです。


決めたのは日曜日で、予定では前日にどこかで車中泊して当日早めに登山口に行こうかなあと思い、
その旨メールしたら早速、温かいお返事が。
「素泊まりで良ければ、無料でいいよ」
まじすかー、でーれーラッキーと思い、遠慮なく甘える事に決めました。
節操がないです。


というわけで、火曜日は久しぶりに会う先輩の為に、高山土産を買い求め
まあタダで泊めてもらうって事もあるで、通常より多めに
「豆天狗の中華そば」
「とらやの草まんじゅう」
「音羽屋のかたりべ」
上記3点を用意し終えたら、
仕事どうでもいいやーモードになってまったもんで、4時頃に仕事を切り上げて(適当です)、
急いで白馬へ向かったのでした。


高山から白馬までは、オール下道(安房トンネル除く)で3時間ちょいちょいとの事。
まあ遅くても8時頃には着くで、途中で飯でも食べて行こうかなあと考えてたら、先輩からメールが
「ごはん食べずに来てな」っと。
て言うことは、どうやら夕食頂けるみたいです。
(結局、翌朝の朝食と昼食弁当まで用意してもらったもんで結果、3食も頂いてしまいました。)
やはり、某占いの先生のコトバは当たるものです。
ホント、食べ物には苦労してない人生を送っています。ありがたや。


ちょっと話がずれてまった・・・。
話を戻して
長野県に入ってからは、夕方の帰宅ラッシュにがちあい、少し時間がかかった気がしたけど
ほぼ予定通りに8時過ぎに白馬岳登山口に到着。
猿倉荘は登山口駐車場から、徒歩1分の場所にありました。
明かりが煌煌と点いてたので、すぐわかりました。

いよいよ、久しぶりに先輩とのご対面です。
久しぶりに知り合いと会うって事は、嬉しいこと&楽しいことです。
ちなみに、久しぶりにお会いした先輩は、すっかり山女になっていたのでした。
到着して早々、夕食が用意してあったので頂くことに。
でーれーボリューム満点。

しかし、遠慮なくごはんをお替り。
ただし、ちゃんと山小屋の売上に協力する為に、生ビールを2杯飲みました。(ただ、飲みたかっただけですが・・・)
しかも、生ビールも値段おまけしてくれたし。

夕食後は、部屋に案内してもらいます。
山小屋やで、2段ベットで狭いんやろうなあと想像してたんだけど、猿倉荘は麓から近い為か知らんけど
山小屋っていうよりも、民宿みたいな感じで4畳・6畳・8畳と部屋がいくつかあり、個室になってました。
まあ、最も後で聞いたらこの日の宿泊者は1名だったとの事で、山ちゃんも4畳の部屋で1人でゆっくり眠れたのでした。



また、眠る前には従業員用の風呂にも入らせてもらって、ホント至れり尽くせりの歓迎を受けたのでした。


一応、翌朝は6時朝食なので10時過ぎには眠りに就く事とします。


翌日へ続く。  

Posted by 山ちゃん at 08:13Comments(2)登山

2009年09月09日

白馬岳

今回の目的地は、大雪渓で有名な白馬岳なのでした。

そして、今回は2つのミッションを自分に課しました。

1つ目は、白馬岳登山口にある猿倉荘に、昨年まで人力の同僚だったKさんがおるもんで、Kさんに会うこと。

2つ目は魚津の『はじめ家』で横浜家系ラーメンを食べること。


正直、メインはこの2つやもんで、白馬岳はなんかついでみたいな感じです。


とりあえず、一つ目のミッションは、コンプリートしたので、今からゆっくり温泉に入って、2つ目のミッションに向かうとします。


疲れたー!
  

Posted by 山ちゃん at 16:44Comments(0)登山

2009年08月30日

西穂高岳 日帰り登山記

先日行って来た西穂高岳の登山記です。

眺望が皆無だったにもかかわらず、楽しい山行だった理由は

この写真にございます。
一人で登りに行ったんだけど、いつのまにか即席で5人パーティを組み、
5人で楽しく山に登ってきたのでしたー!!!

最近の休日の過ごし方はもっぱら、山こもりです。
他にする事がないもんで・・・
ちなみに西穂高岳は何気に、人生3回目になります。

1回目は、7.8年前、まだ全然登山に興味が無かった頃に義兄と。
この時は、無事に登頂したんだけど、あまり記憶に残っていません。
覚えているのは、しんどかったって事と怖かったって事ぐらいかなあ・・・。
2回目は、昨年の8月に金沢在住、大学時代の友人F田と。
この時は、前日にでーれ飲み過ぎたため西穂山荘行くまでに何回もリバースしてしまい、
何とか西穂山荘に着いたものの、そこでギブアップ。
F田には申し訳ない事をしたのでした・・・。

そして、今回3回目です。
前日は職場の飲み会が「京や」で有り(飛騨牛でーれーたくさん出ましたー)
予想通り、飲み過ぎたもんで体調はやや二日酔い気味だったけど、昨年ほどではありません。
ただ我ながら、よく6時半に起きたもんだと感心しました。
天気は微妙やけど前述のように、他にする事もないもんで眺望は二の次でいいやーと思い、
やや痛い頭を抱えながら、新穂高に向かう事とします。
サークルKで新穂高ロープウェイのチケット買うと安いもんで、途中サークルKに寄りチケットを買います。
変なところで節約志向なんやさなあ。

8時15分頃
新穂高第2ロープウェイ駐車場到着。
ロープウェイの時間を調べてなかったので、急いで乗り場に向かいます。
そしたら始発は8時45分だったので、何とか間に合いました。
平日やけど、けっこう登山の格好した人います。
やはり中高年が多いっす。
9時前にロープウェイ終点、西穂高口に到着。
登山届を出したり、水場で水を汲んでいたら、登山っぽい人たちはほぼ消えてしまい、やや遅れての出発です。
ロープウェイの最終は16時45分なので、今日は時間との闘いやなあと思い先を急ぐ事とします。
やもんで、先行する中高年登山者を鬼の勢いで、ゴイゴイ抜いていきます。
しかし上には上がいるもので、俺より遅れて出発した1人にだけ抜かれてしまったのでした。

9時40分
思ったよりでーれ早く、西穂山荘到着。(まあ、昨年は1時間30分程かかりました・・・)

山荘には先ほど俺を抜いてった人と、もう1人、単独の人がいました。そして、ちょっと遅れて2人組が到着。
自然とあいさつ&会話をしてみたら、山ちゃんを含めてこの5人は全員、同じ目的を持ってました。
それはもちろん「西穂高岳日帰り」です。
という訳で、誰から言うわけでもなく、
「じゃあ、ここから先はご一緒しますか?」
てな感じで即席パーティ結成です。勝手に名付けて「始発5人組」
お互いの名前も知らない5人の男達はここから先、行動を共にする事となるのでした。
さすがに、ほぼ同じ速さで西穂山荘まで着いたので、ここから先のペースも全員似たりよったりで、非常に心地よいペースで進みます。
適当に先頭を変わりながら、眺望が全く無い真っ白な中を、黙々と進んでいきます。
いつの間にか丸山も超えていたみたいで、黙々と岩場を歩き

10時30分
気がついたら、独標に着いちゃったのでした。なんか、でーれあっけない感じです。
5人みんなで、お互いの写真を撮り合います。

眺望も皆無やし、先を急がなだしかんので休憩もそこそこに次に向かう事に。
ガイドブックには、
「独標の下りでビビるようなら、ここから先には足を踏み込まない方がいい」
と書いてあるように、独標からの下りはなかなか急っぽいけど、

そんなにビビる事なく歩けます。
あとあと考えると、ガスって周りが真っ白やったもんで逆に高度感&恐怖感を感じなかったのかなあとも思いました。
途中、どこに足を置けばいいのか悩む所が一か所だけあったけど、

あとはそんなに恐怖を感じることも無く、黙々と岩場歩きです。
ピラミッドピークを越え

鎖場も超え

真っ白な中を特にビビる事無く、黙々と岩場歩きを続けていたら

11時45分
ここ西穂?って思うほど、あっけなく西穂高岳山頂に到着してしまったのでした。

なんか、でーれあっけないです。
(先週の黒部五郎の時の感動とは、雲泥の差です。これは、眺望の有る無しの違いなのでしょうか?)
あと昔感じた、恐怖感はなんやったんやろう?特に恐怖を感じる所はなかったっす。

一応山ちゃんが最初に到着して、あとから続々と即席パーティのメンバーがやってきます。
全員5人無事登頂です。
せっかくなんで、他に山頂に居た人に5人の写真を撮ってもらったのでした。

今回のベストショット!!!

眺望も無いし、風も強く寒いので証拠写真を撮ったら、すぐ降りる事に。
今度は晴れてる時に来ないとだしかんですなあ・・・。
眺望は次回の楽しみとします。
下りも真っ白な中、黙々と岩場を戻ります。

徐々にガスもはれかけてきたみたいで、たまーにちょっことだけ眺望があったりします。
ふと下を見ると、なかなかな高度感。

独標が見えた時は、

ちょっことだけ、ビビってしまったのでした。けっこうエグイっす。
しかし、来た道を戻るに他ないので、黙々と進みます。下りは山ちゃん速いっす。他の4人よりも、先を先を進みます。
っていうのも、この頃からどうやら高山病になったみたいで頭が痛いんです。午前中は二日酔いで頭が痛く、午後は高山病。
頭痛に悩まされた1日なのでした。高山病は標高を下げるのが一番です。黙々と進みます。
ガスもだいぶはれてきたみたいで、歩いてきた稜線も見えます。

13時50分
西穂山荘到着。
相変わらず頭が痛くて気持ち悪いので、ベンチでグターっとくたばりながら、4人を待ちます。
西穂山荘名物のラーメンを食べたかったんやけど、この体調では食べない方が良さそうなので、ラーメンも次回の楽しみとします。
40分程ボーっとしてたら、だいぶ楽になりました。みんな下る準備をしていたので、一緒に下る事とします。
西穂山荘から、ロープウェイの駅までは散歩みたいなものです。
この区間は滋賀から来てた単独の方とおしゃべりをしながら下ったので、あっという間に着いてしまったのでした。

ロープウェイの駅に着いてから、せっかくなので5人の写真を撮ってもらう事に
下山後の疲れた姿の写真

ちなみに、ここで初めてお互いの名前などを知ったのでした。
右から福井のスキューバダイビングさん(ちなみに、何と今回初登山との事)・石川のnamekojiruさん・namekojiruさんの友人・山ちゃん・滋賀のしがっちさん
「始発5人組」は以上の面々なのでした。

ロープウェイ展望台にて観光客気分の写真

とても、いい写真が撮れました。

それにしても、不思議なものです。
途中だけ一緒ってのはたまーにあるけど、こんだけ長い距離を知らない人同志で、それも5人で行動を共にしたというのは・・・。
やっぱ、時間的制約があるって事と、天候が悪いって事が結び付きを深くしたんかなあ・・・
まあ、今回の山行は眺望に関しては全くだしかんかったけど、こういう出会いがあったって事で非常に楽しい山行なのでした。
ちなみに、時間との闘いは楽勝で余裕を持って、終便1時間前のロープウェイに乗れたのでした。
また、どこかの山で皆さんにお会いしたいものです。


西穂口  9:00
西穂山荘 9:40/ 9:50
独標  10:30/10:40
西穂高岳11:45/12:00
独標  12:55/13:05
西穂山荘13:50/14:40
西穂口 15:15


さて、今宵は選挙特番でも見ながら、のんびりビールを飲もうかな。
選挙特番何気に大好きなんです。

  

Posted by 山ちゃん at 20:23Comments(6)登山

2009年08月28日

黒部五郎岳 2日目

昨日は西穂高岳行ってと、最近は休日の度に一人で山に籠りに行く、そんな生活をしています。
西穂高岳登山記を書く前に、先日行ってきた黒部五郎岳の続き、2日目です。

ではでは

2日目は、周りがガサゴソガサゴソうるさかったもんで、その音でお目覚めです。
時計を見たら,まんだ4時頃。山の朝は早いって言いますが、いやー、皆さん起きるの早いっす。
山ちゃんが目覚めた頃には、ほとんどの布団はたたんであって朝食、食べたらすぐにGOってな感じで、皆さん準備万端です。
団塊の世代タフです。
眠いなあと思いつつ、朝食が4時30分からなので、気合を入れて起きる事とします。
朝食はこんな感じ

おかずも、たくさんありなかなか食べごたえがあります。
周りの人が相変わらず、おかずやら海苔をくれるので(嬉しい事です)、ご飯を3杯おかわりと。朝からがっつり食べてしまいました。
我ながら、よく起きて15分後にこんなにがっつり食べれるもんやなあと、感心というか呆れてしまいます。
その後は、食べすぎてえらかったもんで(自業自得)ちょっと横になってから、出すもん出して準備万端。

5時15分
2日目のスタート。今日は、黒部五郎の頂を踏んで、新穂高まで帰るという長い長い1日です。
普通の人の場合は、明らかに計画に無理があるような気が・・・
ちなみに黒部五郎に登るには2つルートがあるけど、カールコースから向かう事とします。


ひたすらカールを眺めながらの、贅沢な登山です。
日本百名山の著者、深田久弥はよく言ったものです。
「そのカールは、まるで、巨人がその巨大な手で掘ったような・・・」
なんとかって、確か書いてたはず。
うろ覚えなので、適当です。
しかし、まさにその巨大なカールはそんな感じでいつまで見てても、飽きません
天気も上々、視界も良好。

憧れの山に向かって歩き始めます。
でーれー楽しいし
途中、かの有名な雷岩も発見したのでパシャリっと。

雷岩を過ぎた頃から、登山道は稜線に向けての急登となります。しかし、目的地がはっきりと見えているので順調に歩けます。
そしたら、途中で雷鳥発見。今回、唯一見た雷鳥でした。
母鳥と雛が2羽です。
近づいても逃げないので、でーれー至近距離からパシャリっと。

景色に癒され、雷鳥に癒され最高です。何もかも忘れさせてくれます。
カールも遠くから見ると緩やかだけど、近くで見るとなかなか急です。

そして稜線に出た瞬間、視界が広がり北ノ俣岳が見えました。

目的地はどんどんどんどん近付いてきます。

そしてついに、ついに、ついに、ついに・・・

6時50分
今回の最終目的地、黒部五郎岳到着です。

遠かったー、長かったー、えらかったー、着いたー
全てが報われる瞬間。
景色最高。360度ぐるり見渡せます。山でーれー見えます。
近くには、薬師岳・笠ヶ岳・赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳
ちょこっと離れたとこには、槍穂高・乗鞍・御嶽・立山・剱岳
遥か彼方には、白山・後立山連峰
などなど、立派なお山がでーれー見えます。
贅沢過ぎる、この景色。ただただ
「スゲースゲー」
を連発してました。ちょこっと落ち着いたところで、コーヒー飲んで更にボーっとします。
まあ、時間が許すのならばいつまでも居たい、そんな場所だったけど遠い遠い帰り道が待っています。
やもんで、山頂の滞在時間は30分程で切り上げ、長い長い帰り道に就く事とします。でーれー遠いです。
まずは、小舎に戻る事からです。
帰りは、稜線コース通ります。こうすることによって、巨大な黒部五郎岳をぐるりと1周歩く事になるのです。
稜線コースは前半は岩がゴツゴツ急な道、後半はなだらかな道っと2つの姿を楽しめました。
タイマー使って写真を撮る余裕も有、まだまだ元気です。

こちらからのカールの眺めもなかなかです。

8時40分
黒部五郎小舎到着。コーヒを注文して一息入れ、これからの登り返しに備えます。
さらば、黒部五郎小舎&黒部五郎岳。
食事もいっぱい食べれたし快適に眠れたので、なかなかな山小屋でした。

いつか再び、訪れたいものです。
その時は、五郎小舎に連泊して、のんびりしたい!!!。
そんな気持ちを、黒部五郎岳は俺に抱かせてくれたのでした

名残惜しいけど、さて、帰るとしますか・・・
ここから、三俣蓮華まで恐怖の登り返しの始まりです・・・
だけど昨日は、ガスってて見えなかった景色を見ながら歩いていたら、

なんか知らんけど恐怖の登り返しは覚悟していた程、しんどくなく登れてしまいました
俺のポテンシャルが上がったのか、はたまた先日の鹿島槍ヶ岳日帰りクレイジー登山で経験した、爺ヶ岳への地獄の登り返しで体力(耐力)がついたのかなあと思ってしまうほど意外な程、順調に登れてしまったのでした。
登り返しの限界値がかなり高くなったみたいです。
かなりの辛い事・しんどい事を経験してしまったら、あの時のことを思えば・・・ってな思考で、耐えれるみたいです。
人生も一緒やな?

途中、単独の人に会ったので、笠ヶ岳をバックに撮ってもらいました。

その方は10日間程、黒部に籠っているという実にうらやましい方なのでした。
いつか、テン泊で山に行ってみたいなあとも思ってしまいます。
それから、たまたまこんなシーン、ヘリが荷物を下ろす姿もパシャリ

10時35分
再び三俣蓮華岳到着。今日はいい天気で、景色もバッチシ。

去年は三俣山荘から三俣分岐への登り返しでヘロヘロになってしまったので、それを考慮に入れて、事前の予定では、ここから双六小屋まで巻道使って、なるべく登りは少なく楽に帰る(それでもしんどいんやけど)つもりでいたんだけど、意外に元気です。
やもんで、頭の中にある考えが浮かびあがってしまいました。
それは、天気もいいし体の調子もよさそうやし予定よりも時間的に順調やし余裕があるで、もう1回、双六岳登っちゃおうかなってな考えです。
ちょっとだけ、悩んだけどこの好条件を生かさない手はないです。
自らしんどい方へと、選んだのでした。
Mです。どMです。決めた以上はこの選択が、後々後悔する事にならないようにーっと、心の中で祈り、双六岳への道を進みます。だらだら登りなので、得意な道です。
先行する登山者を、次々と抜き去り順調に歩きます。
全然しんどくないです。まだまだ、足が進みます。

11時40分
再び双六岳到着。やっぱり、いい景色。というわけで、この選択は今のところ、間違いではなかったみたいです。
黒部五郎をバックにパシャリ

山頂には外人さんが居たので、
「どっから来たん?」
聞いてみたら、まあなんと
「スウェーデンから」
との答えが。いやー、よくそんな遠い所から、おいでんさったもんです。改めて、高山に住んでいる事に感謝!
さてさて、今度こそあとは下るのみです。槍を見ながら歩きます。

12時30分
双六小屋到着。お昼ごはんとします。カレーヌードルを喰らいます。ごはんを食べれるって事は、余裕がある証拠ってのが、クレイジー登山を繰り返すうちにわかってきました。
この時間に双六小屋まで着けば、余裕で新穂高に帰れる目処が付きました。とりあえず一安心。やもんで、のんびり休んでから、次の目的地、鏡平小屋へ向かいます。槍ヶ岳がどんどん近づいてきます。午後になったけど、景色はバッチシ。
相変わらずセルフタイマーで写真を撮る余裕有

まんだまんだ、元気です。一体、俺の体はどうしてしまったんだろう・・・
何かが、壊れてしまったのでしょうか?

14時30分
鏡平小屋到着。
さすがに、この時間になるとガスって来て眺望は今一です。
小屋は、本日宿泊する中高年の方でなかなか賑わっており、テラスのベンチも混雑してます。
ちょっと休みたかったので、相席する事に。
当然、相席した人と軽くおしゃべりをするんだけど、大阪から来てた老夫婦で笠に2泊3日で登る予定とのこと。
しゃべっているうちに仲良くなり、また例の如く
「兄ちゃん、これあげるで新穂高まで頑張ってな。」
と言われ、沖縄の黒糖のお菓子をもらったのでした。
相変わらず、不思議なほど、食べ物をもらえます。よっぽど腹が減ってるように見えるんかな?

さあ、あとは小池新道を下り新穂高に戻るだけです。
長かった行程にも先が見えてきました。
そして、今回1番辛かったのが、ここからなのでした。
さすがにとうとう、足が止まってしまったのでした。下りやで良かったけど、これが登りだったら絶対に動かないよなあと思うほど、足が進みません。ここで、初めてへろへろになってしまったのでした・・・
距離以上に長く感じます。
下りがこんなにしんどかったのは初めてや
途中、秩父沢っていう沢があるので、そこまで行けば冷たい水でリフレッシュできると、頭の中は秩父沢の事だけ考え、気合で下ります。
沢の水音がようやく聞こえ、やっとの思いで秩父沢到着!
思わず、奇声をあげます。
ここで、水浴びをして生き返りました。
あとは20分程、登山道を下り

16時30分
小池新道入口到着。
ここから先は、林道歩き。(クールダウンですなあ)
師匠は林道歩きが大嫌いですが、山ちゃんはそんなに嫌いではないです。
1時間ほど、お散歩気分で(もう気楽です)林道を歩き
お約束の写真も撮り(いつ見ても、卑猥だ)

17時30分
新穂高到着。
長い長い2日間が、ここに終わりを迎えたのでした。体の方は、膝がやや痛いのと、かかとが靴擦れ起こした以外は何故か余力が残っています。俺の体は、丈夫ですなあ。
新穂高には、地元のタクシーのドライバーさんがおって
「兄ちゃん、どこまで行くんやな?」
っと客引きしてきます。
「地元やさー、車で来とるでだしかんさー。無料駐車場まで、乗せてもらおうかな?」
っと、軽口をたたく余裕まであったのでした。
その後、ドライバーさんと世間話をしばらくし(やっぱり奥飛騨も景気は悪いみたいです。まあ、ある意味同じような仕事ですから、気にはなります)
無料駐車場まで、歩いて戻り、今度こそホントに終了です。
いやー、今回の山行きは、かなり大満足なのでした。
でーれー充実の2日間でした。
しばらくは、長い距離を歩く山行きはいいです。やもんで、昨日は西穂高に行ってきました。
しかし、今回の山行が余力があったので更なるしんどい山行、かねてより密かに心に抱いている「赤牛岳1泊2日」がやれるのではという、希望が持ててしまったのでした。
クレイジー登山(どM登山?・自虐登山?・特攻登山?・修行?)はどこに向かっていくのでしょうか?
自分では、わからないっす。
  
タグ :黒部五郎岳

Posted by 山ちゃん at 18:58Comments(0)登山