2009年09月26日

焼岳登山記

お休みの昨日行ってきた、「焼岳」の登山記です。
焼岳登山記

昨日のお休みは10時から予定を入れていたのと、シルバーウィークの疲れを癒し来週のクレイジー登山に備えようと思ってたので、登山には行かないで、ホントはゆっくりするつもりでした。
だけど前日の時点で天気予報を見ると、すこぶるいい予報です。
これはこれは、登山に行かん手はない。
かといって予定入れとるもんで、どうしようかなあと思い考えた結果、両方やってしまえという欲張りな結論が出ました。

そうと決まれば、次は山選び。
10時に高山に戻れ尚且つ、それなりに楽しめる山。
そんな都合のいいお山は、どんだけ探しても山ちゃんの頭には一つしか浮かびません。
それは「焼岳」。しかも、一番最短の新中の湯ルート。
後付けの理由として来週の登山は早く出発せんとだしかんで、夜中に登山道を歩く練習&現在の自分の状態を判断しとこうという理由を付けました。

なんせ、「焼岳」は山ちゃんが今まで最も登っているお山で、今回で5回目になります。
しかも、そのうち4回は新中の湯ルート。まさに、ホームグランドです。
4時頃には登り始めたいと考え高山3時発の予定をたて、前日は10時頃眠りに就きます。

当日は相変わらず、趣味の為ならもちろん早起き出来ます。
すぐにやわって、3時過ぎに高山出発。
しかし途中、丹生川の鍾乳洞の辺りでデジカメを忘れた事に気付きます。
げばいた、やっちまった・・・。
一回は戻りかけたけど、高山戻ってまた向かったら暗いうちから歩けんよなあ、まあ何回も登っとる山やで写真はいいかっと思い直し、またUターンして向かい直します。10分位のロス。
真夜中の安房峠をビビりながら進み(基本ビビりやもんで・・・)、新中の湯の登山口には4時半前に到着。当然、車は1台も止まってません。
辺りは真っ暗、見上げると夜空には無数の星が。でーれキレイです。
しかし登山口を見ると、不気味な黒さです。
ここで、山ちゃんはすっかりビビってしまい、もう少し明るくなるまで待とうかなっと弱気な気持ちになります。
たまーに他の人の登山記を見ると、真夜中に単独で出発しとる人おるけど、凄いよなあ・・・。

結局、出発したのは4時55分でした・・・。
だいぶ予定が狂ってしまった・・・。
こんなんなら、デジカメ取りに戻ってもよかったかなあと一瞬思ってしまったのでした。
一応、まだ暗かったのでヘッ電点けて歩き始めます。
十分、来週の練習になるさーと自分に言い聞かせ、明るくなるのを待ちわびながら暗い登山道を進みます。
登山口で待機したかいもあり、30分程で東の空が明るくなり始めヘッ電は不要になり、来週への不安だけが残りました。(打倒、小池新道!!!)
予報通り、すこぶるいい天気で雲一つ無いです。
明るくなってからは、すいすいと歩け森林限界を抜けて

5時55分
中の湯ルートとの合流地点、下堀出合到着。
視界も一気に開け、太陽が当たり始めた焼岳がくっきり見えます。
焼岳登山記
休みもそこそこに、先を急ぎます。
景色はやや紅葉が進み始めた感じで、いい感じです。紅葉の頃に、また来たいっと思ったのでした。
ここから先は、焼岳を眺めながらのひたすら登りです。
徐々に太陽も登り始め、霞沢岳越しにようやくご対面。
焼岳登山記
暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気候なのですいすいと歩け稜線がどんどん近付いてきます。
火山ガスをモクモクと出してます。さすが、活火山!!!
焼岳登山記
久しぶりのこのルートだけど、短時間でこんだけいい景色が眺めれる山はなかなか無いと思います。
稜線に出ると、笠ヶ岳がちらりっと。
焼岳登山記
ガスがでるそばの崖道歩きだけがちょっと危険。硫黄臭もします。
焼岳登山記
頂上はもうすぐ近くです。

6時50分
2時間かからないで、山頂到着!!!。
焼岳登山記
早い早い、なかなかのペースやな。俺も進化したものです。
景色は最高!!!
笠ヶ岳
焼岳登山記
穂高連峰・槍の頭もはっきりと
焼岳登山記
いかんせん、山ちゃんのおぞくたい携帯の写真では伝わりきりませんが・・・
前日に登る予定を無理矢理立てて良かったー、大正解です。

ちなみに、今回の楽しみは朝食です。
以前KONGさんで割引しとったもんで買った山食、
きのこソースのペンネです。
焼岳登山記
10分程ゆでて出来上がり。
焼岳登山記
簡単なのに、でーれ美味いっす。
きっと、この景色と登ってきたという達成感が更なる調味料になるんやな。
飯を食べたり、景色を堪能したりと山頂には40分ほど滞在。
何も予定が無かったら天気もいいので、ここでボーっと昼寝(朝寝か・・・)でもしたかったけど予定があるもんで、下山することとします。

7時30分
下山開始。
下山は早く下りる事をテーマにしてみます。スイスイ下ります。
途中、登ってくる人達にすれ違いだしたので(当然やな)、暇つぶしにもうひとつテーマを追加。
何人すれ違うか、数えてみます。
30分程で、下堀出合に到着。
まあ、休憩も取らんでもいいやーと思い、そのまま先に進みます。
一応、振り返ってパシャリ
焼岳登山記
その後は、すれ違う登山者とあいさつをする以外は黙々と下り

8時40分
山頂から1時間10分かけて、登山口に戻って来ました。コースタイムの半分ですなあ。
「焼岳」は登山と言うより、お散歩気分で登れる歩ける、ホントお手軽なお山です。
ちなみに、下りてる時には34人とすれ違いました。
平日にも関わらず、やはりお手軽ルートという事もあり、けっこうな人数です。
駐車場には、車がたくさん止まってます。
ナンバーを見ると長野・岐阜はもちろん多摩・和歌山・名古屋などなど色んな場所から来てます。
こういう時に、高山住んでて良かったと再認識します。
その後は平湯で温泉に入る余裕もあり
焼岳登山記
10時前には高山に戻る事も出来たのでした。

春から色々な山に登り続け、ようやく今年の登山体が完成したみたいです。
すこぶる体調良好です。
来週に向けての一番の不安は、真夜中の暗い登山道を歩く時に、心折れないようにすることかなあ・・・。


新中の湯登山口4:55
下堀出合5:55/6:00
山頂6:50/7:30
下堀出合8:00
新中の湯登山口8:40

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タグ :焼岳日帰り
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Posted by 山ちゃん at 20:54│Comments(4)登山
この記事へのコメント
さっきも話したけど
へッドランプしだいやな。

昨日の一件で
俺には、怖いものなくなったけど
山ちゃんのように両手があいてるのなら
ミニ懐中電灯で用が足りると思う。
Posted by 師匠 at 2009年09月26日 21:03
師匠

有難いお言葉どうもです。
俺も、それ考えてました。
へッ電だと、白い明かりやし足元があんまし見えないですもんね・・・。

100均のミニ懐中電灯買おうかな。
Posted by 山ちゃん山ちゃん at 2009年09月26日 22:27
この前はありがとね~

今日、この前の酔っ払いの彼(友達)にシラフ状態で会いましたが、やはり覚えてなかったそうな・・・

おまけにてるさんのお店来る前に自転車も忘れて来てたらしいwww

焼の話を聞いて、これ読んでてるさんも日帰りで焼に登ろうと思いましたよん(^^)

ちなみにてるさんの携帯のカメラ機能は案外良く、けっこう綺麗に写ります♪

携帯カメラにも光学ズームがあるといいのに・・・・(^^)
Posted by てるさんてるさん at 2009年09月27日 20:59
てるさん

こんばんはー。こちらこそ先日は、楽しい一時を過ごせました。

酔っ払いの友達とは、某銀行員ヨネちゃんの事ですな。

焼岳はでーれーお手軽登山の山だと思います。
新中の湯ルートor中尾ルート,どちらもお勧めですっ!!
焼岳大好き

携帯は、そろそろ買い換えたいですね・・・
Posted by 山ちゃん山ちゃん at 2009年09月27日 22:39
 
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