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2010年07月07日
2010年07月07日
2010年06月28日
呑舌登山部 焼岳登山記
先日の「朝から焼岳」に続いて、今回も焼岳に登って来ましたー。今月2回目の焼岳。
そんな焼岳ラブ?な山ちゃんですが、今回の登山は行きつけのBAR「呑舌」のマスター、NAGASE君と山ガール?LINARESさんの3人で行って来た記念すべき呑舌登山部?初の、山行でした。
焼岳をバックに体一杯で、喜びを表現するNAGASE君(今回のベストショットかな?)

そもそものきっかけは、最近、登山の魅力を会う人会う人にひたすら伝えている山ちゃんですが、
それに触発され、登ってみたい気分になっていたNAGASE君を、とどめの一言
「山頂でのビールとケイチャン、最高やさー!!!」
この言葉で、うまーく誘い出した事から始まりました。
我ながら誘い上手というか、単に自分がビール&ケイチャン企画をやってみたかっただけでもあるんやけど・・・。何はともあれ、夜の男を上手い事、昼間に誘い出すことに成功。
そんな話をカウンターでしていたら、それを聞いてた初対面の山ガールも参加を表明。
2人の男のテンションは、出発前からアップしたのでした。
しかし前日になって初対面の山ガールから体調不良の為、キャンセルとの連絡が・・・。
ちょっとテンション下がってしまったけどその夜、最終打ち合わせ&山ガールキャンセルの報告をする為に、富山出張の帰り「呑舌」に寄った際、そこで飲んでた知人LINARESさんを言葉巧みに誘う事に成功して、再びテンションアップして、上述の3人で登山に行く事が決定したのが夜中の1時。
なんとも危うい計画です・・・。反省反省・・・。
そして翌朝8時頃に、2人をお迎えにあがり高山を出発。
登山口までは、もちろん安房トンネルではなく安房峠を利用です。
そしたら前回のひだっち登山部焼岳登山の帰り道で、てるさんを車に酔わせたのと同様に、
NAGASE君を軽ーく車に酔わせてしまった・・・。
一度ならずも二度までも、山ちゃんの運転が荒いのか?安房峠のカーブが悪いのか?
まあ両方やとは思うけど、運転には気をつけんとだしかんですなああ。
何はともあれ9時30分頃、焼岳登山口到着!!!。
今回の登山では、約束通り、山頂で楽しい宴会をする為の材料をザックの中に大量に忍ばせた
ので、いつもの日帰り登山よりだいぶ重たいザックを背負い、準備完了。
登山口を眺める2人

9時40分
登山口出発!!!。記念すべき呑舌登山部、初めての山行がここにスタートしたのでした。
なにぶん登山初心者の2人と行くので、歩き始めはややゆっくり目に山ちゃんが先頭に立って
ペースを作りながら歩いていきます。
焼岳登山道は、いきなり急坂が20分程続くシンドイ道だけど、思いのほか2人とも余裕そうだった
ので、途中からはNAGASE君に先頭に立ってもらって、NAGASE君のペースで歩く事に。
なかなかいいペースです。おしゃべりをしたり写真を撮ったりする余裕もでーれ有りで、

一応コースタイム位で歩ければいいかなああと思っていたんやけど、それよりも早く
10時50分
中間地点の下堀出合に到着。森林限界を超え、初めて焼岳とご対面です!!!
雲一つない青空に白い噴煙上げる焼岳の姿が、良く映えています。

NAGASE君でーれ感動してくれてます。そんな姿を見ると、山ちゃんもでーれ嬉しかったです。
どうして俺は32年間、こんな素敵な景色を知らなかったんだー」的な事を言ってくれる感動っぷり
です。また、「森林限界」というコトバもいたく気に入ってくれたみたいでこの後、
事あるごとに「森林限界」のフレーズを発してました。
煙吹く焼岳と煙吹くNAGASE君(煙草は欠かせないみたいです)

ちなみに、焼岳登山道は中間地点を境にガラリと、その様相が変わります。
前半は樹林帯の中の登り、後半は噴煙上げる焼岳を眺めながらのひたすら登り。
ここからが本格的な登山です。休憩して気合いも入ったので、再び登り始めるとします。

2週間前に登った時は(ほぼ同じ場所での写真)、

まだ残雪も有り雪上歩きを楽しめた登山道も、雪はほとんどなくなり木々は新緑が鮮やかで、
山は初夏を迎えてました。いい景色やさー。
ちなみに、残雪歩きはわずか20m位でした。(残雪歩く山ちゃん)

雪渓を眺めるNAGASE君(なんとなく登山慣れしてる人っぽい姿)

さすがに標高も高くなってきたのと、慣れない岩場歩きは難しいみたいで、
休みもやや多めに、そしてペースもややゆっくり目になってきたけど

「あと少しで更なる絶景が飛び込んでくるんやさー」
っと登りたい気分を高めるセリフを吐きつつ、励ましながら登って何とか更なる絶景の待つコルに
到着。ここで飛び込んできた笠ヶ岳の景色を眺めたご両人、テンションアップです。

ここでしばし休憩します。(煙草を付けようと奮闘中のNAGASE君、結局火は付きませんでした・・・)

噴煙をバックに(なんか自分の頭の上から煙が出とるみたい)

コルから山頂まではもう少しなんやけど、ココから先が焼岳登山の難所です。
ここは片側が谷になってて少し恐怖を感じる箇所なので、山側に体重を預けるように伝えて
「ゆっくり歩けば問題無いさー」って言って、慎重に歩いてもらいます。
そうは言っても怖いみたいで、ちょっと腰が引けとるかな?LINARESさん

NAGASE君はポーズを取る余裕もあり

慎重に危険個所を通過したら、いよいよ山頂直下に出ます。山頂直下の場所からも、更なる絶景が。
それはNAGASE君のコトバを借りるところ「穂高達」の姿です。

あとひと踏ん張り、気合いを入れて

見た目は結構、急に見えるんだけど見た目ほど急ではないので、ここも慎重に一歩一歩登り、
あと少しで山頂

12時20分
見事初登山にして焼岳登頂です、良かった良かった!!!

更に、この日は梅雨の合間のど晴天の日だったので、360度の大パノラマが広がり、
遥か遠くにある富士山の頭も微かに見えました。
絶景を堪能する2人の姿を尻目に、山ちゃんはお約束の準備に早速とりかかります。
そうケイチャンです。

そして準備も出来たので山頂にいた2人を呼んで、お待ちかねの瞬間。ビールでカンパーイ!!!

3人分背負ってきたので、重たいはずです・・・。
でも山頂で全部3人のお腹の中に入れたので、帰りは軽かった。
山頂でのビール、でーれ美味いっす。ケイチャンを食べ終えた後は、下界同様に〆はうどんです。
上高地をバックに、〆のうどんを作る山ちゃん

ぐつぐつ煮えて出来てきました、味噌煮込みうどん。

そしてこの味噌煮込みうどんが、ケイチャンから出たダシというか脂と持ってきた味噌の量と
適当に入れた水とが絶妙にマッチして、でーれ美味かったー。
多分二度とは作れないであろう奇跡の味が、ここに生まれたのでした。
奇跡の味を喰らうNAGASE君・山ちゃん


ビールも飲んだし、ケイチャン&うどんも喰らってお腹いっぱいになって、更には天気も最高。
心もお腹も満たされたので、次することは絶景をバックにしばしの、お昼寝です。

ちなみに今回のニューアイテムは、このColumbiaの赤色の帽子。

これもKONGさんで購入したモノです。大活躍でしたー。着々と山グッズを増やしていってます。
目覚めた後は、再び山頂で景色を堪能。やはり煙草は欠かせないNAGASE君

写真を撮るLINARESさん

火口湖をバックに

こうして実に2時間近く山頂に滞在し、十二分に堪能したので
14時05分
下山開始です。
登りよりも下りの方が、足への負担が大きいので、慣れてないと下りの方がシンドイです。
やもんで、けっつまずいて転ばないように注意してもらって、ゆっくり下ります。
LINARESさん、だいぶ疲れてきたみたいだったのでストックを貸したら、
その姿は、杖をついて歩くお婆ちゃんみたいになってまった・・・

また途中、3人グループとすれ違ったんだけど、その中の一人は、なんとNAGASE君の
知り合いでした。初登山にして、山で知人に出会うとは!!!
これは間違いなく山の神様にNAGASE君は、好かれてますな。
そんな出来事がありながら、ゆっくりと時間をかけて下り
15時15分
中間地点の下堀出合に到着。
やはり、だいぶ足にきてるみたいで登りとほぼ同じ時間がかかったのでした。
確かに2人とも、だいぶ疲れてるみたいで顔の表情がよろしくなかったです。
「あと1時間やさー」っと励まし、焼岳とサヨナラして樹林帯に突っ込んでいきます。
NAGASE君もだいぶ疲れたみたいで、登山道に座り込んだりしてました。

その姿は、まるで森に住む妖精のような不思議な姿でもありました。

「あと10分、あと5分」っと適当なコトバを言いながら、励まして下って、なんとか
16時30分
登山口に戻って来ましたー!!!
見事登山に成功したLINARESさんとNAGASE君

疲れ果てたLINARESさんとでーれ元気な山ちゃん

ポーズを取る余裕のあるNAGASE君と山ちゃん

こうして記念すべき呑舌登山部初の山行は、怪我人を出す事もなく、
ほぼ予定通り順調に無事に行う事が出来ましたー!!!。
登山を終えた2人に、「次回もまたどっか別の山に登りたいけな?」って聞いたところ
LINARESさんは、「別に登らなくてもいい」っと。
一方、NAGASE君は、「また行きたい、更には「呑舌」を山BARにしよう」的な、
壮大な計画まで語ってしまう位でした。
NAGASE君が山ちゃんの目論見通り、登山の魅力にはまってくれたみたいなので、
どうやら呑舌登山部は、今後も活動は行われる見込みです。
ただ現状、正式部員が2人なので、部員は随時募集してまーす!!!。
その後は「ひらゆの森」でゆっくりと温泉に浸かって疲れを癒し、再び2人を家まで送り届け、
翌早朝は日本vsデンマーク戦を「呑舌」で観戦する約束だったので
「じゃあまた、8時間後・・・」の言葉を残して、楽しい楽しいゆるゆる登山の一日は終了しました。
そして翌早朝は、ちゃーんと3時30分から応援してきたのでした。
しかも日本勝利、登山にサッカー観戦に実に濃密な時間を過ごせた素敵な休日でしたー。
急なお誘いにも関わらず参加してくれたLINARESさん&今回の登山の主催者NAGASE君、
楽しい時間をありがとうございました!!!ぜひぜひ、また行かんけな。
登山口9:40
下堀出合10:50/11:00
焼岳山頂12:20/14:05
下堀出合15:15/15:25
登山口16:30
往路2時間40分/復路2時間25分
そんな焼岳ラブ?な山ちゃんですが、今回の登山は行きつけのBAR「呑舌」のマスター、NAGASE君と山ガール?LINARESさんの3人で行って来た記念すべき呑舌登山部?初の、山行でした。
焼岳をバックに体一杯で、喜びを表現するNAGASE君(今回のベストショットかな?)

そもそものきっかけは、最近、登山の魅力を会う人会う人にひたすら伝えている山ちゃんですが、
それに触発され、登ってみたい気分になっていたNAGASE君を、とどめの一言
「山頂でのビールとケイチャン、最高やさー!!!」
この言葉で、うまーく誘い出した事から始まりました。
我ながら誘い上手というか、単に自分がビール&ケイチャン企画をやってみたかっただけでもあるんやけど・・・。何はともあれ、夜の男を上手い事、昼間に誘い出すことに成功。
そんな話をカウンターでしていたら、それを聞いてた初対面の山ガールも参加を表明。
2人の男のテンションは、出発前からアップしたのでした。
しかし前日になって初対面の山ガールから体調不良の為、キャンセルとの連絡が・・・。
ちょっとテンション下がってしまったけどその夜、最終打ち合わせ&山ガールキャンセルの報告をする為に、富山出張の帰り「呑舌」に寄った際、そこで飲んでた知人LINARESさんを言葉巧みに誘う事に成功して、再びテンションアップして、上述の3人で登山に行く事が決定したのが夜中の1時。
なんとも危うい計画です・・・。反省反省・・・。
そして翌朝8時頃に、2人をお迎えにあがり高山を出発。
登山口までは、もちろん安房トンネルではなく安房峠を利用です。
そしたら前回のひだっち登山部焼岳登山の帰り道で、てるさんを車に酔わせたのと同様に、
NAGASE君を軽ーく車に酔わせてしまった・・・。
一度ならずも二度までも、山ちゃんの運転が荒いのか?安房峠のカーブが悪いのか?
まあ両方やとは思うけど、運転には気をつけんとだしかんですなああ。
何はともあれ9時30分頃、焼岳登山口到着!!!。
今回の登山では、約束通り、山頂で楽しい宴会をする為の材料をザックの中に大量に忍ばせた
ので、いつもの日帰り登山よりだいぶ重たいザックを背負い、準備完了。
登山口を眺める2人

9時40分
登山口出発!!!。記念すべき呑舌登山部、初めての山行がここにスタートしたのでした。
なにぶん登山初心者の2人と行くので、歩き始めはややゆっくり目に山ちゃんが先頭に立って
ペースを作りながら歩いていきます。
焼岳登山道は、いきなり急坂が20分程続くシンドイ道だけど、思いのほか2人とも余裕そうだった
ので、途中からはNAGASE君に先頭に立ってもらって、NAGASE君のペースで歩く事に。
なかなかいいペースです。おしゃべりをしたり写真を撮ったりする余裕もでーれ有りで、

一応コースタイム位で歩ければいいかなああと思っていたんやけど、それよりも早く
10時50分
中間地点の下堀出合に到着。森林限界を超え、初めて焼岳とご対面です!!!
雲一つない青空に白い噴煙上げる焼岳の姿が、良く映えています。

NAGASE君でーれ感動してくれてます。そんな姿を見ると、山ちゃんもでーれ嬉しかったです。
どうして俺は32年間、こんな素敵な景色を知らなかったんだー」的な事を言ってくれる感動っぷり
です。また、「森林限界」というコトバもいたく気に入ってくれたみたいでこの後、
事あるごとに「森林限界」のフレーズを発してました。
煙吹く焼岳と煙吹くNAGASE君(煙草は欠かせないみたいです)

ちなみに、焼岳登山道は中間地点を境にガラリと、その様相が変わります。
前半は樹林帯の中の登り、後半は噴煙上げる焼岳を眺めながらのひたすら登り。
ここからが本格的な登山です。休憩して気合いも入ったので、再び登り始めるとします。

2週間前に登った時は(ほぼ同じ場所での写真)、

まだ残雪も有り雪上歩きを楽しめた登山道も、雪はほとんどなくなり木々は新緑が鮮やかで、
山は初夏を迎えてました。いい景色やさー。
ちなみに、残雪歩きはわずか20m位でした。(残雪歩く山ちゃん)

雪渓を眺めるNAGASE君(なんとなく登山慣れしてる人っぽい姿)

さすがに標高も高くなってきたのと、慣れない岩場歩きは難しいみたいで、
休みもやや多めに、そしてペースもややゆっくり目になってきたけど

「あと少しで更なる絶景が飛び込んでくるんやさー」
っと登りたい気分を高めるセリフを吐きつつ、励ましながら登って何とか更なる絶景の待つコルに
到着。ここで飛び込んできた笠ヶ岳の景色を眺めたご両人、テンションアップです。

ここでしばし休憩します。(煙草を付けようと奮闘中のNAGASE君、結局火は付きませんでした・・・)

噴煙をバックに(なんか自分の頭の上から煙が出とるみたい)

コルから山頂まではもう少しなんやけど、ココから先が焼岳登山の難所です。
ここは片側が谷になってて少し恐怖を感じる箇所なので、山側に体重を預けるように伝えて
「ゆっくり歩けば問題無いさー」って言って、慎重に歩いてもらいます。
そうは言っても怖いみたいで、ちょっと腰が引けとるかな?LINARESさん

NAGASE君はポーズを取る余裕もあり

慎重に危険個所を通過したら、いよいよ山頂直下に出ます。山頂直下の場所からも、更なる絶景が。
それはNAGASE君のコトバを借りるところ「穂高達」の姿です。

あとひと踏ん張り、気合いを入れて

見た目は結構、急に見えるんだけど見た目ほど急ではないので、ここも慎重に一歩一歩登り、
あと少しで山頂

12時20分
見事初登山にして焼岳登頂です、良かった良かった!!!

更に、この日は梅雨の合間のど晴天の日だったので、360度の大パノラマが広がり、
遥か遠くにある富士山の頭も微かに見えました。
絶景を堪能する2人の姿を尻目に、山ちゃんはお約束の準備に早速とりかかります。
そうケイチャンです。

そして準備も出来たので山頂にいた2人を呼んで、お待ちかねの瞬間。ビールでカンパーイ!!!

3人分背負ってきたので、重たいはずです・・・。
でも山頂で全部3人のお腹の中に入れたので、帰りは軽かった。
山頂でのビール、でーれ美味いっす。ケイチャンを食べ終えた後は、下界同様に〆はうどんです。
上高地をバックに、〆のうどんを作る山ちゃん

ぐつぐつ煮えて出来てきました、味噌煮込みうどん。

そしてこの味噌煮込みうどんが、ケイチャンから出たダシというか脂と持ってきた味噌の量と
適当に入れた水とが絶妙にマッチして、でーれ美味かったー。
多分二度とは作れないであろう奇跡の味が、ここに生まれたのでした。
奇跡の味を喰らうNAGASE君・山ちゃん


ビールも飲んだし、ケイチャン&うどんも喰らってお腹いっぱいになって、更には天気も最高。
心もお腹も満たされたので、次することは絶景をバックにしばしの、お昼寝です。

ちなみに今回のニューアイテムは、このColumbiaの赤色の帽子。

これもKONGさんで購入したモノです。大活躍でしたー。着々と山グッズを増やしていってます。
目覚めた後は、再び山頂で景色を堪能。やはり煙草は欠かせないNAGASE君

写真を撮るLINARESさん

火口湖をバックに

こうして実に2時間近く山頂に滞在し、十二分に堪能したので
14時05分
下山開始です。
登りよりも下りの方が、足への負担が大きいので、慣れてないと下りの方がシンドイです。
やもんで、けっつまずいて転ばないように注意してもらって、ゆっくり下ります。
LINARESさん、だいぶ疲れてきたみたいだったのでストックを貸したら、
その姿は、杖をついて歩くお婆ちゃんみたいになってまった・・・

また途中、3人グループとすれ違ったんだけど、その中の一人は、なんとNAGASE君の
知り合いでした。初登山にして、山で知人に出会うとは!!!
これは間違いなく山の神様にNAGASE君は、好かれてますな。
そんな出来事がありながら、ゆっくりと時間をかけて下り
15時15分
中間地点の下堀出合に到着。
やはり、だいぶ足にきてるみたいで登りとほぼ同じ時間がかかったのでした。
確かに2人とも、だいぶ疲れてるみたいで顔の表情がよろしくなかったです。
「あと1時間やさー」っと励まし、焼岳とサヨナラして樹林帯に突っ込んでいきます。
NAGASE君もだいぶ疲れたみたいで、登山道に座り込んだりしてました。

その姿は、まるで森に住む妖精のような不思議な姿でもありました。

「あと10分、あと5分」っと適当なコトバを言いながら、励まして下って、なんとか
16時30分
登山口に戻って来ましたー!!!
見事登山に成功したLINARESさんとNAGASE君
疲れ果てたLINARESさんとでーれ元気な山ちゃん

ポーズを取る余裕のあるNAGASE君と山ちゃん

こうして記念すべき呑舌登山部初の山行は、怪我人を出す事もなく、
ほぼ予定通り順調に無事に行う事が出来ましたー!!!。
登山を終えた2人に、「次回もまたどっか別の山に登りたいけな?」って聞いたところ
LINARESさんは、「別に登らなくてもいい」っと。
一方、NAGASE君は、「また行きたい、更には「呑舌」を山BARにしよう」的な、
壮大な計画まで語ってしまう位でした。
NAGASE君が山ちゃんの目論見通り、登山の魅力にはまってくれたみたいなので、
どうやら呑舌登山部は、今後も活動は行われる見込みです。
ただ現状、正式部員が2人なので、部員は随時募集してまーす!!!。
その後は「ひらゆの森」でゆっくりと温泉に浸かって疲れを癒し、再び2人を家まで送り届け、
翌早朝は日本vsデンマーク戦を「呑舌」で観戦する約束だったので
「じゃあまた、8時間後・・・」の言葉を残して、楽しい楽しいゆるゆる登山の一日は終了しました。
そして翌早朝は、ちゃーんと3時30分から応援してきたのでした。
しかも日本勝利、登山にサッカー観戦に実に濃密な時間を過ごせた素敵な休日でしたー。
急なお誘いにも関わらず参加してくれたLINARESさん&今回の登山の主催者NAGASE君、
楽しい時間をありがとうございました!!!ぜひぜひ、また行かんけな。
登山口9:40
下堀出合10:50/11:00
焼岳山頂12:20/14:05
下堀出合15:15/15:25
登山口16:30
往路2時間40分/復路2時間25分
2010年06月24日
焼岳山頂にて

ハードな富山出張の翌日は登山!!!
相変わらず体を痛め付けているけど、今日はでーれいい天気で登山日和。
しかも今回の登山はなんと、昼間活動している姿が全く想像出来ない、
夜の男「呑舌」マスター、NAGASE君が一緒です。
そして、マスター初登山にして見事登頂!!!
只今、山頂にて至福の時を過ごしていまーす!
ゆるゆる登山も、いいものです
2010年06月15日
焼岳登山記
ようやく梅雨入りしたもんで昨日も今日も、雨が降るのか降らないのかハッキリしない天気。
だけど、とうとう今日の夕方から、降り出してしまった・・・。
辛い季節の到来です。人力車、雨が降ったら商売上がったりです。
そんな時期は、さすがにインドア人間になってしまうので、
先週の金曜日、仕事前に登って来た焼岳登山記でもアップします。

今回の登山は、ひだっち登山部?初のメンバーそろい踏み山行となったのでした。
そもそも事の発端は、前日の木曜日の15時頃ちょうど神明駐車場送りの仕事があったもんで、
ちょこっと上一之町の雷鳥屋さんへ立ち寄り、
「明日、天気予報最高やもんで梅雨入り前、最後の登山で朝から焼岳に行って来ますねー」
っと発した一言が、きっかけでした。
元々、雷鳥屋さんとは焼岳に早朝登る約束はしてたので、いつか実施したかった計画だったんやけど
この日仕事前に御前山に登っとったで、さすがに連日登山はしないかなあっと思いつつ誘ってみたら
二つ返事で「行く」って言ってくれたので、ここで2人目のメンバー確保です。
そして雷鳥屋さんが、それならばっと「樹」の大将てるさんも誘ってくれて、
てるさんも二つ返事でOKしてくれたもんで、あっという間に3人揃いました。
平日早朝からの登山企画、しかも本決まりしたのが出発の半日前にも関わらず、
いとも簡単に参加して頂いて、ホントありがたい限りです。
「そしゃ明日は2時15分頃にお迎えにあがりますねー」っと約束をして、翌日に備えるとします。
そして翌日2時22分、山ちゃんは雷鳥屋さんからの電話で目覚めました・・・。
2時15分お迎えの予定が2時22分の電話で目覚めるとは、コレ即ち朝寝坊ですなあああ・・・。
久ーしぶりにやっちまった、ちとゲバイタ・・・。
言い訳するならば、下手に1時40分頃目覚めてまったもんで、
もう少し寝れると思い二度寝してまったんやさな。
急いでやわって、2時30分には雷鳥屋さんをお迎えにあがりました。
我ながら寝起きの良さに、感心してしまいます・・・。
その後、仕事を終えほぼ徹夜状態のてるさんをお迎えにあがり、おした時間を取り戻す為、
安房トンネルを利用して、焼岳登山口へ向かいます。
3時40分
焼岳最短ルート、新中ノ湯登山口出発!!!
この時期、この時間には空も白み始めています。朝が早いってのは、一日が長いで嬉しいな。
ただ山の中は、まだ暗いのでヘッデンをつけて行動開始です。

KONGさんで先日購入した、Black Daiamondのライト、でーれ明るいです。
大活躍!!!いいお買い物をしたもんやさー。
歩きだし1時間位は樹林帯です。中でも最初の20分は、いきなり急坂が続くので結構シンドイ
最初の20分は雷鳥屋さん、次の20分は山ちゃん、最後の20分はてるさんが先頭と、
先頭を変わりながら歩いたんやけど、てるさんのスピードは速かった・・・。
やもんで思わず、
「てるさん速いっす、ついて行けません。もう少しゆっくり目でお願いします」
っと弱音をあげて懇願してしまいました・・・。
こりゃ、てるさんと企画しているハットトリック登山に向けて
更なるトレーニングをせんとだしかんなあっと思ってしまったのでした。
そんな感じで歩いているうちに日も明るくなり、森林限界も超えて焼岳が視界に入って来ました。

4時45分
中間地点の下堀出合に到着!!!焼岳をバックにパシャリ。

見たところ残雪は少なめだったので、念の為に持ってきたアイゼンとピッケルはここにデポします。
ピッケルでーれ使いたかったのに残念。今シーズンは、もう使わんかな。
そして焼岳登山道はここから、ガラリとその姿を変え、山頂を眺めながらのひたすら登りとなります。
東にある霞沢岳の方から太陽が出てきた。

しばらく歩いたら沢に出ます。沢は、まだまだ残雪たっぷりの雪渓になってました。
ここで雷鳥屋さんは雪渓上へ

てるさんと山ちゃんは夏道へとルートが別れました。
お互い順調に高度を稼いでいって、夏道上にもいよいよ残雪が現れてきました。
これを楽しみにしとったんやさー。出合で見た以上に残雪が残っていたので、ちょっと嬉しい!!!

残雪はトレースがしっかり付いていたので、危ない事も無く余裕で歩けます。
噴煙をあげる姿も、ハッキリと見えます。
緩やかな雪上歩き、でーれ楽しいし。この時期限定のお楽しみやさー。
そんな感じで残雪歩きを楽しんでいたら、しばらくして雪渓を登ってきた雷鳥屋さんと合流。
再び3人で歩き出します。

乗鞍も見えてきた。

残雪トレースも終わり再び夏道にでたんだけど、よーく眺めてみるとコルまでの最短ルートにもやや残雪が残っていたので、ショートカットして行けそうです。
となれば行くしかないっと思い、改めて最短ルートを直登します。

残雪地帯が終わってからは、正規ルートでは無いので浮石だらけ。
後ろに石を落としたらだしかんので、距離を空けながら慎重に登っていきコルへ到着。

噴煙あげる姿も、でーれ間近です。この景色を見る度に、焼岳の活火山ぶりを感じます。

ここまで登れば、山頂までもあと少し。
コルから山頂までの登りで、一瞬だけ急な箇所があるので、真剣に登り

5時50分
焼岳到着!!!2時間弱で登れる、ホントお手軽な北アルプスです。(笠を眺める2人の後姿)

目の前には笠ヶ岳や穂高の山々が見えるはずやったんやけど、ちょっと霞んでて眺望は今一です。
まあ眺望は二の次として、予定通りお楽しみの朝食を喰らうとします。
朝食はヘッデンと同様、これまたKONGさんで購入した超本格チキンカレー。

お湯を注いで約10秒、フリーズドライ非常に便利な食べ物です。
10分位で朝食準備完了、いただきまーす。ちと辛目やけど、でーれ美味いっす。
カレーのCM出れるかな?パシャリ

相変わらずメシを食べる姿が、でーれ絵になる山ちゃんです。
メシを食べ、お腹が落ち着いた後は山頂をグルグル歩いて景色を堪能したり写真を撮ったりします。
火口湖を眺めながら一人タイタニック?をする、てるさん

立ち入り禁止の南峰

山頂に立つ雷鳥屋さんとてるさん(逆光でいい感じ)

笠ヶ岳(ズームアップ)

霞んでいる穂高方面

3人で登ると人物が入った写真が一杯撮れたり、自分を撮ってもらえるので楽しい。

しばし楽しみ、ずーっと居たいなああって思ったけど仕事が待っているのでそろそろ下山せねば
6時30分
名残惜しいけど、下山開始です。まあ近いで、また来ればいいかっ。
やや急な登りだった所は、慎重に下ります。ここだけかな?ちょっとだけ危ないのは。

下山は登りとは異なり、夏道を下るとします。

下りはいつものように、体重があるメリットを生かしてタッタカタッタカ下ります。

雪もやや緩んできたけど、気になるほどでもないのでずぼる事も無く快適に下れて
7時10分
中間地点の下堀出合に到着。デポしていたピッケルとアイゼンを回収します。
登ってきた焼岳を眺めながら休憩する二人

ここで焼岳の景色も見納め、また近いうちに会いに来る約束をして休憩もそこそこ先を急ぎます。
この頃から、登っている人達とすれ違い出します。
さすが人気ルート、平日やけど10人以上とすれ違いました。
きっとすれ違う人達に、この人達は何故に?こんな早い時間に下ってるのだろう???
っと思われとるんやろうなあっと思いながら、急いでいるので鬼の勢いで下ります。そして
8時00分
十二分に余力を残して、登山口到着!!!

車も結構停まってました。
その後、急いで着替えて、高山に向かって車を走らせます。
帰りは急いでるけど安房峠を利用。
ぐねぐね峠道を、自分が気持ち悪くなってしまうような運転をしてしまったので、
当然ながら後部座席に乗っていた、てるさんはやや車に酔ってしまったみたいでした。
反省反省・・・。
その後もやや飛ばし気味に走らせて、てるさんと雷鳥屋さんを送って
9時過ぎ
職場駐車場到着!!!。出勤となったのでした。
今回の登山は、高山に住んでいる地理的メリットを最大限に生かせた登山でしたー!!!
登山口までの往復の移動時間を含めても、6時間半しかかかってません。
また計画決定したのが半日前にも関わらず、ひだっち登山部?メンバー
そろい踏み山行になって、でーれ楽しかったです。
ひだっち登山部?メンバーは随時募集中なので、興味があればぜひぜひ!!!
ちなみに肝心の?仕事の方は、
この時期は暇やもんで、幸か不幸かのんびりとした一日を過ごしました。
「朝から焼岳」はまりそうです。
高山発2:30
登山口3:40
下堀出合4:45/4:50
焼岳山頂5:50/6:30
下堀出合7:10/7:15
登山口8:00
高山着9:00
だけど、とうとう今日の夕方から、降り出してしまった・・・。
辛い季節の到来です。人力車、雨が降ったら商売上がったりです。
そんな時期は、さすがにインドア人間になってしまうので、
先週の金曜日、仕事前に登って来た焼岳登山記でもアップします。

今回の登山は、ひだっち登山部?初のメンバーそろい踏み山行となったのでした。
そもそも事の発端は、前日の木曜日の15時頃ちょうど神明駐車場送りの仕事があったもんで、
ちょこっと上一之町の雷鳥屋さんへ立ち寄り、
「明日、天気予報最高やもんで梅雨入り前、最後の登山で朝から焼岳に行って来ますねー」
っと発した一言が、きっかけでした。
元々、雷鳥屋さんとは焼岳に早朝登る約束はしてたので、いつか実施したかった計画だったんやけど
この日仕事前に御前山に登っとったで、さすがに連日登山はしないかなあっと思いつつ誘ってみたら
二つ返事で「行く」って言ってくれたので、ここで2人目のメンバー確保です。
そして雷鳥屋さんが、それならばっと「樹」の大将てるさんも誘ってくれて、
てるさんも二つ返事でOKしてくれたもんで、あっという間に3人揃いました。
平日早朝からの登山企画、しかも本決まりしたのが出発の半日前にも関わらず、
いとも簡単に参加して頂いて、ホントありがたい限りです。
「そしゃ明日は2時15分頃にお迎えにあがりますねー」っと約束をして、翌日に備えるとします。
そして翌日2時22分、山ちゃんは雷鳥屋さんからの電話で目覚めました・・・。
2時15分お迎えの予定が2時22分の電話で目覚めるとは、コレ即ち朝寝坊ですなあああ・・・。
久ーしぶりにやっちまった、ちとゲバイタ・・・。
言い訳するならば、下手に1時40分頃目覚めてまったもんで、
もう少し寝れると思い二度寝してまったんやさな。
急いでやわって、2時30分には雷鳥屋さんをお迎えにあがりました。
我ながら寝起きの良さに、感心してしまいます・・・。
その後、仕事を終えほぼ徹夜状態のてるさんをお迎えにあがり、おした時間を取り戻す為、
安房トンネルを利用して、焼岳登山口へ向かいます。
3時40分
焼岳最短ルート、新中ノ湯登山口出発!!!
この時期、この時間には空も白み始めています。朝が早いってのは、一日が長いで嬉しいな。
ただ山の中は、まだ暗いのでヘッデンをつけて行動開始です。

KONGさんで先日購入した、Black Daiamondのライト、でーれ明るいです。
大活躍!!!いいお買い物をしたもんやさー。
歩きだし1時間位は樹林帯です。中でも最初の20分は、いきなり急坂が続くので結構シンドイ
最初の20分は雷鳥屋さん、次の20分は山ちゃん、最後の20分はてるさんが先頭と、
先頭を変わりながら歩いたんやけど、てるさんのスピードは速かった・・・。
やもんで思わず、
「てるさん速いっす、ついて行けません。もう少しゆっくり目でお願いします」
っと弱音をあげて懇願してしまいました・・・。
こりゃ、てるさんと企画しているハットトリック登山に向けて
更なるトレーニングをせんとだしかんなあっと思ってしまったのでした。
そんな感じで歩いているうちに日も明るくなり、森林限界も超えて焼岳が視界に入って来ました。

4時45分
中間地点の下堀出合に到着!!!焼岳をバックにパシャリ。

見たところ残雪は少なめだったので、念の為に持ってきたアイゼンとピッケルはここにデポします。
ピッケルでーれ使いたかったのに残念。今シーズンは、もう使わんかな。
そして焼岳登山道はここから、ガラリとその姿を変え、山頂を眺めながらのひたすら登りとなります。
東にある霞沢岳の方から太陽が出てきた。

しばらく歩いたら沢に出ます。沢は、まだまだ残雪たっぷりの雪渓になってました。
ここで雷鳥屋さんは雪渓上へ

てるさんと山ちゃんは夏道へとルートが別れました。
お互い順調に高度を稼いでいって、夏道上にもいよいよ残雪が現れてきました。
これを楽しみにしとったんやさー。出合で見た以上に残雪が残っていたので、ちょっと嬉しい!!!

残雪はトレースがしっかり付いていたので、危ない事も無く余裕で歩けます。
噴煙をあげる姿も、ハッキリと見えます。
緩やかな雪上歩き、でーれ楽しいし。この時期限定のお楽しみやさー。
そんな感じで残雪歩きを楽しんでいたら、しばらくして雪渓を登ってきた雷鳥屋さんと合流。
再び3人で歩き出します。

乗鞍も見えてきた。

残雪トレースも終わり再び夏道にでたんだけど、よーく眺めてみるとコルまでの最短ルートにもやや残雪が残っていたので、ショートカットして行けそうです。
となれば行くしかないっと思い、改めて最短ルートを直登します。
残雪地帯が終わってからは、正規ルートでは無いので浮石だらけ。
後ろに石を落としたらだしかんので、距離を空けながら慎重に登っていきコルへ到着。

噴煙あげる姿も、でーれ間近です。この景色を見る度に、焼岳の活火山ぶりを感じます。

ここまで登れば、山頂までもあと少し。
コルから山頂までの登りで、一瞬だけ急な箇所があるので、真剣に登り

5時50分
焼岳到着!!!2時間弱で登れる、ホントお手軽な北アルプスです。(笠を眺める2人の後姿)

目の前には笠ヶ岳や穂高の山々が見えるはずやったんやけど、ちょっと霞んでて眺望は今一です。
まあ眺望は二の次として、予定通りお楽しみの朝食を喰らうとします。
朝食はヘッデンと同様、これまたKONGさんで購入した超本格チキンカレー。

お湯を注いで約10秒、フリーズドライ非常に便利な食べ物です。
10分位で朝食準備完了、いただきまーす。ちと辛目やけど、でーれ美味いっす。
カレーのCM出れるかな?パシャリ

相変わらずメシを食べる姿が、でーれ絵になる山ちゃんです。
メシを食べ、お腹が落ち着いた後は山頂をグルグル歩いて景色を堪能したり写真を撮ったりします。
火口湖を眺めながら一人タイタニック?をする、てるさん

立ち入り禁止の南峰

山頂に立つ雷鳥屋さんとてるさん(逆光でいい感じ)

笠ヶ岳(ズームアップ)

霞んでいる穂高方面

3人で登ると人物が入った写真が一杯撮れたり、自分を撮ってもらえるので楽しい。

しばし楽しみ、ずーっと居たいなああって思ったけど仕事が待っているのでそろそろ下山せねば
6時30分
名残惜しいけど、下山開始です。まあ近いで、また来ればいいかっ。
やや急な登りだった所は、慎重に下ります。ここだけかな?ちょっとだけ危ないのは。

下山は登りとは異なり、夏道を下るとします。

下りはいつものように、体重があるメリットを生かしてタッタカタッタカ下ります。
雪もやや緩んできたけど、気になるほどでもないのでずぼる事も無く快適に下れて
7時10分
中間地点の下堀出合に到着。デポしていたピッケルとアイゼンを回収します。
登ってきた焼岳を眺めながら休憩する二人

ここで焼岳の景色も見納め、また近いうちに会いに来る約束をして休憩もそこそこ先を急ぎます。
この頃から、登っている人達とすれ違い出します。
さすが人気ルート、平日やけど10人以上とすれ違いました。
きっとすれ違う人達に、この人達は何故に?こんな早い時間に下ってるのだろう???
っと思われとるんやろうなあっと思いながら、急いでいるので鬼の勢いで下ります。そして
8時00分
十二分に余力を残して、登山口到着!!!

車も結構停まってました。
その後、急いで着替えて、高山に向かって車を走らせます。
帰りは急いでるけど安房峠を利用。
ぐねぐね峠道を、自分が気持ち悪くなってしまうような運転をしてしまったので、
当然ながら後部座席に乗っていた、てるさんはやや車に酔ってしまったみたいでした。
反省反省・・・。
その後もやや飛ばし気味に走らせて、てるさんと雷鳥屋さんを送って
9時過ぎ
職場駐車場到着!!!。出勤となったのでした。
今回の登山は、高山に住んでいる地理的メリットを最大限に生かせた登山でしたー!!!
登山口までの往復の移動時間を含めても、6時間半しかかかってません。
また計画決定したのが半日前にも関わらず、ひだっち登山部?メンバー
そろい踏み山行になって、でーれ楽しかったです。
ひだっち登山部?メンバーは随時募集中なので、興味があればぜひぜひ!!!
ちなみに肝心の?仕事の方は、
この時期は暇やもんで、幸か不幸かのんびりとした一日を過ごしました。
「朝から焼岳」はまりそうです。
高山発2:30
登山口3:40
下堀出合4:45/4:50
焼岳山頂5:50/6:30
下堀出合7:10/7:15
登山口8:00
高山着9:00
2010年06月11日
2010年06月10日
薬師岳登山記
最近、夜は飲みが続いたもんで(誘われるうちが華やでなあ)、またまたちょっと時間が経ってまったけど、先週の金曜日6/4に行ってきた薬師岳登山記です。

今回の登山は、久しぶりに我が山の師匠「雷鳥屋」さんと二人で行って来ましたー!!!
ちなみに薬師岳の登山口は富山県の折立という所で、そこへ辿り着く為には、
有峰林道という有料道路を通らざるをえません。
しかし、有峰林道は6時~20時の間しか通行出来ないんです。
普通に考えれば朝一番で行くしかないかなあって思うトコなんやけど、
せっかく日が長いこの時期、このメリットを生かさない手は無いと思い、
前日夜に登山口に入り、車中泊して翌朝早くから行動しよう!!!
そして帰りは富山で温泉入って、ラーメン食べて帰ろう!!!
という、いつもの時間を有効活用しての登山&温泉&ラーメンコラボ満喫計画を立てたのでした。
前回「御嶽山」は29時間1泊2日だったけど、今回は26時間1泊2日旅行でした。
はじまりはじまり~!!!
前日18時頃
雷鳥屋さんをお迎えにあがって、有峰林道の料金所「飛越トンネル口」まで向かいます。
料金所は5月に登った北ノ俣岳登山口のすぐ先なので、そこまでの道中は慣れたものです。
その際は倒木の為、途中で通行止めになっていたけど、さすがに林道開通したので倒木の姿は跡形も無かったです。ありがたやー(当たり前やな)
19時40分
なんとか20時のゲート封鎖前に到着。
当然ながら料金所のおっちゃんに怪訝な顔をされたけど、一言
「登山するもんで、折立まで前日入りするんやさー」
と言ったら納得してくれたみたいです。林道を30分程走って、登山口の折立に到着。
この日は星空がでーれキレイでした。
誰もいないかと思ったけど、キャンプ場が有り、キャンプをしている人達がいました。
夕飯を喰らい、ビールを飲んで明日に備えるため、早々と就寝です。もちろん、すぐに爆睡です。

翌日は3時30分頃に起床して、朝メシを軽く喰らい、出すもの出して準備完了。
4時10分
登山口出発!!!起きた頃はまだヘッデンが必要だったけど、この時間にはもう不要。
明るいのはありがたいっ!!
登山口には昭和38年に起きた愛知大学大量遭難、慰霊の十三重塔があります。(下山後撮影)

それをパシャリしたら怪しい白い煙みたいなものが写ってたので、恐れ慄いて、慌てて削除。
幸先不安な始まりです・・・。
登り始めから1870mの三角点までは、樹林帯の中、急坂歩きが続きます。
水芭蕉が咲いてたり

残雪があったりと、なかなか変化に富んでいて面白い。

ただ、樹林帯の残雪歩きは赤布等の目印も、ほぼ皆無だったので
ルートファインディングにやや手こずりました・・・。
そして三角点まで出た所で、初めて本日の目的地「薬師岳」とご対面です。

太陽がでーれ眩しい、天気上々&薬師岳でーれデカイし遠い・・・。先は長いので急ぎます。
この先、少し歩いたら森林限界を超えたみたいで眺望が開け、
非常に良く整備された緩やかな石畳・木道歩きが太郎平小屋まで続きます。

まさに天空遊歩道。残雪を踏みしめながら、でーれ快適に歩けます。天気も相変わらず上々。
北ノ俣岳をバックにパシャリ

有峰湖をパシャリしながら、進みます。

小屋まであと少し

そして歩き始めから3時間半
7時40分
太郎平小屋到着です。そこには、北アルプス奥地の絶景が待ってましたー!!!
まず目の前には、城壁のようなカールを持った黒部五郎岳の姿が

すこし左に目をやると黒々とした双耳峰の水晶岳の姿が

そして小屋の目の前には目的地薬師岳の姿が、先程よりかなり近づいてそびえ立ってました。

贅沢だ、でーれいい景色。初めて太郎平小屋に来たけど、なかなかなロケーションです。
ここで小休止。そしたら小屋番さんが出てきて一言
「小屋明けしてから最初のお客さんですよー」っと。
なんと薬師岳という有名な山なのに、今シーズン初めてとは、意外や意外!!!
不思議に思ったのでもうちょっと話をしたら何でも、
有峰林道の富山県側道路が崩壊してて通行止めの為、例年よりも少ないとの事。
???
まてまて、って事は帰りは富山県側に抜けれない。
そしたら富山でラーメンを食べて帰るという計画があああ、いとも簡単に破綻してしまった・・・。
その事実を、ここで初めて知って、少しだけショックを受けてしまったのでした。
更に言うならば料金所のおっちゃん、何故に教えてくれなかったのだーっと思ってしまったのでした。
しかし、気持ちを取り直して先に進む事にします。
切り替え切り替え、一番の目的は何と言っても登山やでな。
小屋番さんに、この先の雪の状況を確認し、帰りにビールを飲みに再び立ち寄る約束をして
8時05分
太郎平小屋出発。しばらくは、快適な木道歩きです。

この先は、ひたすら薬師岳を真正面に眺めながら進みます。
峠を越えないとだしかんので、一回下って、そこから急な登り返し。

この後は、残雪上のひたすら登りになりました。ここの登り初めが、なかなか急でした。
まあ、時間も十二分にあるので休み休み、残雪上をルートファインディングしながら、
ゆっくりゆっくり進みます。登りは、でーれエライっす・・・

残雪も多く夏道も全く見えないので、ただただ薬師岳方面目指して真っすぐ進みます。
ただ、空はもの凄く綺麗な青空のまんまです。

途中から結構な急登になったのでアイゼン装着。ピッケルも相変わらず役に立ってくれます。
また、槍ヶ岳の姿もバッチシで、高度を稼いでいるのがよくわかります。

てっきり薬師岳だと思っていたピークは巻いて、今度はまた異なる景色が見えてきました。
薬師岳と言えば、何といっても天然記念物にもなっているカール。そうカールの景色です。

なかなか急なカールで、こんなところ滑落したらどこまでも落ちてくんやろうなー。雪もまだまだ深い。
緩やかになった残雪歩きをすこししたら、ようやく稜線に出ましたー。
稜線は雪も溶けてて夏道も出てたので、ここでアイゼンとはさようなら。

アイゼンをデポして先を急ぎます。北アルプスの絶景をバックに

少し歩いたら薬師岳山荘に到着。新館を作るかしらんけど、工事してました。

こんな高所での工事、お疲れ様です。
工事の邪魔にならないように、ささっと通り過ぎ、再びひたすら登りです。
ここを登り切れば頂上なのかな?なにか建物らしきものも見えるし。

この登りは何となく、乗鞍岳を彷彿とさせました。登りは苦手なので、師匠の姿が徐々に遠くへ。

ようやく登り切ったけど、残念ながらまだ頂上ではなかったです。
ちなみに建物らしきものの正体は石室でした。

近くには立派なケルンも。

ここまで来てようやく薬師岳の頂上の姿が見えました。但し、徐々にガスってきた・・・。

まだ夏には早いけど、この感じ、夏の天気みたいだ。先を急ぎます。
そしたら師匠が立ち止まっていました。静かな声で「雷鳥おるよー」っと
やはりガスると雷鳥が出ますなああ。しばし雷鳥に癒されます。パシャリパシャリっと。

頂上まではあと少し、そして折立から歩くこと実に7時間

11時00分
薬師岳到着!!!かなり遠い道のりでした。

薬師岳には薬師如来が祀ってあるので、拝まなければ

肝心の眺望は残念ながら立山・剣・後立山連峰方面はガスってて、いまいち。
だけど、槍ヶ岳方面はバッチシなので、しばらくは眺望に癒されるとします。
しばらくボーっとしていたら、単独の登山者が登っている姿が目に入り、
少したったら、到着したので何時から登り始めたのか聞いてみました。そしたら驚愕の答えが。
なーんと、その方は朝の7時に折立を出たとの事。
自分らが7時間かけて辿り着いた所を、その方はなんと4時間強で着いたのでした。
でーれスゲー、この人はっと思い、しばしおしゃべりを。
その方は黒部から来た方だったので、勝手に黒部の天狗さんと名付けました。
記念に一緒にパシャリっと。

その速さ、まさに天狗そのもの、スゲースゲー、ただただ驚嘆してしまったのでした。
しばらく粘ればガスは晴れないかなあという淡い期待も虚しく、
一向に晴れる気配はないので諦めて下山するとします。
11時50分
下山開始。下りは毎度の事だけど早い早い。体重が有る事の唯一のメリットかな?
下りは残雪がある個所は残雪を利用して下ります。残雪下りはでーれ早いです。
タッタカタッタカ下れます。

途中、多分登りで見たのと同じであろう雷鳥がおったもんで、

雷鳥眺めながらゆっくり下っても、40分位でアイゼンをデポした場所に到着。
ここから小屋までもずっと残雪下りなので、更にスピードアップしたんだけど一か所、
登って来た時はそんなに急には感じなかったんだけど、でーれ急な下りが・・・。
ようこんなところ登ったなあ、我ながら感心してしまいます。
いえいえ、感心してる場合じゃなくって下りなければ・・・。どうしよう。
ここで、ピッケルがでーれ役に立ちました。
クライマーよろしく、ピッケルを雪面にぶっさして(これがまたよく刺さるんやさなあ)

後ろ向きでそうそと下りて、事なきを得ました。
その後は再び小屋目指して、ただひたすら雪上歩きです。
薬師峠の登り返しが、ちとしんどかったけど
13時25分
太郎平小屋到着。いやー、でーれ疲れた。
ここで大休止という訳で、行きで約束した通りビールを購入(500円也)して、アルコール燃料補給。
ちょっと軽い高山病で頭痛がしたけど、そんなことはお構いなしにゴクゴクっと。

でーれうめー。やっぱり自分で言うのもなんやけど、ビールを飲んでる姿が絵になる山ちゃんです。
師匠は、ここではダウンしてました。30分程休憩した後、登山口へ向けてラストスパート。
下りは2人とも体調があまりすぐれなかったので、口数も少なく黙々と下ります。
たまーに休憩したりして

ひたすら下ります。
行きは、凍みてて歩き易かった登山道も、この日は暖かかったので午後には緩んでしまい
一部登山道は沢と化していました。
北ノ俣岳の悪夢よ再び。やはり、ご近所のお山なので基本的には同じ地質なのでしょうか?
ただし北ノ俣岳ほどひどくはなかったので、ここの登山道は長靴は不要ですな。
沢になった登山道をクリアした後は、再び乾いた登山道を黙々と下り
16時05分
実に約12時間かけて、登山口に戻って来たのでしたー!!!
薬師岳、なかなかタフな山でしたー。
結果から言うとこの日の山ちゃんの実力だと、朝のゲート開通に合わせて登ってたら
ギリギリ時間との闘いになる山だったので、前日入りしたのはいい判断でした。
帰りはせっかくなので有峰ダムを愛でます。

何気に、ダムが好きな山ちゃんです。
とりわけ有峰ダムは、アクセスが厳しいのと形が大きなS字を描く独特の堰堤をしている
非常に個性的な点が惹きつけられるんやさなー。
その後は、富山県に下ってラーメン食べる計画が頓挫してしまったので、
しゃーないので、再び同じ料金所をおっちゃんに手を振りながら通り
飛越トンネルを抜けて山之村に出ます。途中、笠ヶ岳の雪形をパシャリして

神岡町の割石温泉に入りに行きます。
割石温泉は入ったあとポカポカするし、地域密着というか地元の爺ちゃん婆ちゃんの為の温泉って
感じがアットホームで何気に好きな温泉です。あと料金が400円と安い!!!
そして、先日アップしたように国八食堂で大量に喰らって20時頃、高山に帰ったのでした。
今回の26時間1泊2日登山も、なかなか充実した内容を満喫できましたー!!!
高山発18:00
登山口4:10
太郎平小屋7:40/8:05
薬師岳山頂11:00/11:50
太郎平小屋13:25/13:55
登山口16:05
高山着20:00

今回の登山は、久しぶりに我が山の師匠「雷鳥屋」さんと二人で行って来ましたー!!!
ちなみに薬師岳の登山口は富山県の折立という所で、そこへ辿り着く為には、
有峰林道という有料道路を通らざるをえません。
しかし、有峰林道は6時~20時の間しか通行出来ないんです。
普通に考えれば朝一番で行くしかないかなあって思うトコなんやけど、
せっかく日が長いこの時期、このメリットを生かさない手は無いと思い、
前日夜に登山口に入り、車中泊して翌朝早くから行動しよう!!!
そして帰りは富山で温泉入って、ラーメン食べて帰ろう!!!
という、いつもの時間を有効活用しての登山&温泉&ラーメンコラボ満喫計画を立てたのでした。
前回「御嶽山」は29時間1泊2日だったけど、今回は26時間1泊2日旅行でした。
はじまりはじまり~!!!
前日18時頃
雷鳥屋さんをお迎えにあがって、有峰林道の料金所「飛越トンネル口」まで向かいます。
料金所は5月に登った北ノ俣岳登山口のすぐ先なので、そこまでの道中は慣れたものです。
その際は倒木の為、途中で通行止めになっていたけど、さすがに林道開通したので倒木の姿は跡形も無かったです。ありがたやー(当たり前やな)
19時40分
なんとか20時のゲート封鎖前に到着。
当然ながら料金所のおっちゃんに怪訝な顔をされたけど、一言
「登山するもんで、折立まで前日入りするんやさー」
と言ったら納得してくれたみたいです。林道を30分程走って、登山口の折立に到着。
この日は星空がでーれキレイでした。
誰もいないかと思ったけど、キャンプ場が有り、キャンプをしている人達がいました。
夕飯を喰らい、ビールを飲んで明日に備えるため、早々と就寝です。もちろん、すぐに爆睡です。

翌日は3時30分頃に起床して、朝メシを軽く喰らい、出すもの出して準備完了。
4時10分
登山口出発!!!起きた頃はまだヘッデンが必要だったけど、この時間にはもう不要。
明るいのはありがたいっ!!
登山口には昭和38年に起きた愛知大学大量遭難、慰霊の十三重塔があります。(下山後撮影)

それをパシャリしたら怪しい白い煙みたいなものが写ってたので、恐れ慄いて、慌てて削除。
幸先不安な始まりです・・・。
登り始めから1870mの三角点までは、樹林帯の中、急坂歩きが続きます。
水芭蕉が咲いてたり

残雪があったりと、なかなか変化に富んでいて面白い。
ただ、樹林帯の残雪歩きは赤布等の目印も、ほぼ皆無だったので
ルートファインディングにやや手こずりました・・・。
そして三角点まで出た所で、初めて本日の目的地「薬師岳」とご対面です。

太陽がでーれ眩しい、天気上々&薬師岳でーれデカイし遠い・・・。先は長いので急ぎます。
この先、少し歩いたら森林限界を超えたみたいで眺望が開け、
非常に良く整備された緩やかな石畳・木道歩きが太郎平小屋まで続きます。




まさに天空遊歩道。残雪を踏みしめながら、でーれ快適に歩けます。天気も相変わらず上々。
北ノ俣岳をバックにパシャリ

有峰湖をパシャリしながら、進みます。

小屋まであと少し

そして歩き始めから3時間半
7時40分
太郎平小屋到着です。そこには、北アルプス奥地の絶景が待ってましたー!!!
まず目の前には、城壁のようなカールを持った黒部五郎岳の姿が

すこし左に目をやると黒々とした双耳峰の水晶岳の姿が

そして小屋の目の前には目的地薬師岳の姿が、先程よりかなり近づいてそびえ立ってました。

贅沢だ、でーれいい景色。初めて太郎平小屋に来たけど、なかなかなロケーションです。
ここで小休止。そしたら小屋番さんが出てきて一言
「小屋明けしてから最初のお客さんですよー」っと。
なんと薬師岳という有名な山なのに、今シーズン初めてとは、意外や意外!!!
不思議に思ったのでもうちょっと話をしたら何でも、
有峰林道の富山県側道路が崩壊してて通行止めの為、例年よりも少ないとの事。
???
まてまて、って事は帰りは富山県側に抜けれない。
そしたら富山でラーメンを食べて帰るという計画があああ、いとも簡単に破綻してしまった・・・。
その事実を、ここで初めて知って、少しだけショックを受けてしまったのでした。
更に言うならば料金所のおっちゃん、何故に教えてくれなかったのだーっと思ってしまったのでした。
しかし、気持ちを取り直して先に進む事にします。
切り替え切り替え、一番の目的は何と言っても登山やでな。
小屋番さんに、この先の雪の状況を確認し、帰りにビールを飲みに再び立ち寄る約束をして
8時05分
太郎平小屋出発。しばらくは、快適な木道歩きです。
この先は、ひたすら薬師岳を真正面に眺めながら進みます。
峠を越えないとだしかんので、一回下って、そこから急な登り返し。



この後は、残雪上のひたすら登りになりました。ここの登り初めが、なかなか急でした。
まあ、時間も十二分にあるので休み休み、残雪上をルートファインディングしながら、
ゆっくりゆっくり進みます。登りは、でーれエライっす・・・

残雪も多く夏道も全く見えないので、ただただ薬師岳方面目指して真っすぐ進みます。
ただ、空はもの凄く綺麗な青空のまんまです。

途中から結構な急登になったのでアイゼン装着。ピッケルも相変わらず役に立ってくれます。
また、槍ヶ岳の姿もバッチシで、高度を稼いでいるのがよくわかります。

てっきり薬師岳だと思っていたピークは巻いて、今度はまた異なる景色が見えてきました。
薬師岳と言えば、何といっても天然記念物にもなっているカール。そうカールの景色です。

なかなか急なカールで、こんなところ滑落したらどこまでも落ちてくんやろうなー。雪もまだまだ深い。
緩やかになった残雪歩きをすこししたら、ようやく稜線に出ましたー。
稜線は雪も溶けてて夏道も出てたので、ここでアイゼンとはさようなら。

アイゼンをデポして先を急ぎます。北アルプスの絶景をバックに

少し歩いたら薬師岳山荘に到着。新館を作るかしらんけど、工事してました。

こんな高所での工事、お疲れ様です。
工事の邪魔にならないように、ささっと通り過ぎ、再びひたすら登りです。
ここを登り切れば頂上なのかな?なにか建物らしきものも見えるし。

この登りは何となく、乗鞍岳を彷彿とさせました。登りは苦手なので、師匠の姿が徐々に遠くへ。
ようやく登り切ったけど、残念ながらまだ頂上ではなかったです。
ちなみに建物らしきものの正体は石室でした。

近くには立派なケルンも。

ここまで来てようやく薬師岳の頂上の姿が見えました。但し、徐々にガスってきた・・・。

まだ夏には早いけど、この感じ、夏の天気みたいだ。先を急ぎます。
そしたら師匠が立ち止まっていました。静かな声で「雷鳥おるよー」っと
やはりガスると雷鳥が出ますなああ。しばし雷鳥に癒されます。パシャリパシャリっと。


頂上まではあと少し、そして折立から歩くこと実に7時間

11時00分
薬師岳到着!!!かなり遠い道のりでした。

薬師岳には薬師如来が祀ってあるので、拝まなければ

肝心の眺望は残念ながら立山・剣・後立山連峰方面はガスってて、いまいち。
だけど、槍ヶ岳方面はバッチシなので、しばらくは眺望に癒されるとします。
しばらくボーっとしていたら、単独の登山者が登っている姿が目に入り、
少したったら、到着したので何時から登り始めたのか聞いてみました。そしたら驚愕の答えが。
なーんと、その方は朝の7時に折立を出たとの事。
自分らが7時間かけて辿り着いた所を、その方はなんと4時間強で着いたのでした。
でーれスゲー、この人はっと思い、しばしおしゃべりを。
その方は黒部から来た方だったので、勝手に黒部の天狗さんと名付けました。
記念に一緒にパシャリっと。

その速さ、まさに天狗そのもの、スゲースゲー、ただただ驚嘆してしまったのでした。
しばらく粘ればガスは晴れないかなあという淡い期待も虚しく、
一向に晴れる気配はないので諦めて下山するとします。
11時50分
下山開始。下りは毎度の事だけど早い早い。体重が有る事の唯一のメリットかな?
下りは残雪がある個所は残雪を利用して下ります。残雪下りはでーれ早いです。
タッタカタッタカ下れます。

途中、多分登りで見たのと同じであろう雷鳥がおったもんで、

雷鳥眺めながらゆっくり下っても、40分位でアイゼンをデポした場所に到着。
ここから小屋までもずっと残雪下りなので、更にスピードアップしたんだけど一か所、
登って来た時はそんなに急には感じなかったんだけど、でーれ急な下りが・・・。
ようこんなところ登ったなあ、我ながら感心してしまいます。
いえいえ、感心してる場合じゃなくって下りなければ・・・。どうしよう。
ここで、ピッケルがでーれ役に立ちました。
クライマーよろしく、ピッケルを雪面にぶっさして(これがまたよく刺さるんやさなあ)

後ろ向きでそうそと下りて、事なきを得ました。
その後は再び小屋目指して、ただひたすら雪上歩きです。
薬師峠の登り返しが、ちとしんどかったけど
13時25分
太郎平小屋到着。いやー、でーれ疲れた。
ここで大休止という訳で、行きで約束した通りビールを購入(500円也)して、アルコール燃料補給。
ちょっと軽い高山病で頭痛がしたけど、そんなことはお構いなしにゴクゴクっと。

でーれうめー。やっぱり自分で言うのもなんやけど、ビールを飲んでる姿が絵になる山ちゃんです。
師匠は、ここではダウンしてました。30分程休憩した後、登山口へ向けてラストスパート。
下りは2人とも体調があまりすぐれなかったので、口数も少なく黙々と下ります。
たまーに休憩したりして

ひたすら下ります。
行きは、凍みてて歩き易かった登山道も、この日は暖かかったので午後には緩んでしまい
一部登山道は沢と化していました。
北ノ俣岳の悪夢よ再び。やはり、ご近所のお山なので基本的には同じ地質なのでしょうか?
ただし北ノ俣岳ほどひどくはなかったので、ここの登山道は長靴は不要ですな。
沢になった登山道をクリアした後は、再び乾いた登山道を黙々と下り
16時05分
実に約12時間かけて、登山口に戻って来たのでしたー!!!
薬師岳、なかなかタフな山でしたー。
結果から言うとこの日の山ちゃんの実力だと、朝のゲート開通に合わせて登ってたら
ギリギリ時間との闘いになる山だったので、前日入りしたのはいい判断でした。
帰りはせっかくなので有峰ダムを愛でます。

何気に、ダムが好きな山ちゃんです。
とりわけ有峰ダムは、アクセスが厳しいのと形が大きなS字を描く独特の堰堤をしている
非常に個性的な点が惹きつけられるんやさなー。
その後は、富山県に下ってラーメン食べる計画が頓挫してしまったので、
しゃーないので、再び同じ料金所をおっちゃんに手を振りながら通り
飛越トンネルを抜けて山之村に出ます。途中、笠ヶ岳の雪形をパシャリして

神岡町の割石温泉に入りに行きます。
割石温泉は入ったあとポカポカするし、地域密着というか地元の爺ちゃん婆ちゃんの為の温泉って
感じがアットホームで何気に好きな温泉です。あと料金が400円と安い!!!
そして、先日アップしたように国八食堂で大量に喰らって20時頃、高山に帰ったのでした。
今回の26時間1泊2日登山も、なかなか充実した内容を満喫できましたー!!!
高山発18:00
登山口4:10
太郎平小屋7:40/8:05
薬師岳山頂11:00/11:50
太郎平小屋13:25/13:55
登山口16:05
高山着20:00
2010年06月04日
薬師岳&有峰ダム
今日はお休み。
やもんで、また行って来ましたお山に。
最近は休日と言えば、山に行くこと以外、何もしていません・・・。
今回は富山県にある薬師岳に、26時間1泊2日旅行で行ってきたのでしたー。
無事に山頂でパシャリ

そして帰りには、山ちゃんは何気にダム好きなので
(その昔、ダム写真集を思わず勢いで買った位です)
孤高のダムとして知られる、有峰ダムをバックにパシャリしてきたのでした。

登山記は後日。
今日も、でーれ疲れたー。
やもんで、また行って来ましたお山に。
最近は休日と言えば、山に行くこと以外、何もしていません・・・。
今回は富山県にある薬師岳に、26時間1泊2日旅行で行ってきたのでしたー。
無事に山頂でパシャリ

そして帰りには、山ちゃんは何気にダム好きなので
(その昔、ダム写真集を思わず勢いで買った位です)
孤高のダムとして知られる、有峰ダムをバックにパシャリしてきたのでした。

登山記は後日。
今日も、でーれ疲れたー。
2010年06月02日
飲んで食べた御嶽山登山記
ちょっと時間が経ってまったけど、5/28・29の2日間(29時間)行ってきた御嶽山登山記です。
今回のベストショット?(photo by住田家さん)

今回の登山の一番の目的は、6/1からオープンした御嶽山五の池小屋、小屋開きのお手伝い。
住田家さんが御嶽山五の池小屋支配人ICHIKAWAさんとお知り合いで、
その縁でお手伝いする運びとなりました。
当初は5/23・24・25と2泊3日で行って来る予定だったんだけど、天候不順の為中止。
一度は立ち消えになった話なんやけど、たまたま28日が休みだったので、
急遽行く事に決めたのでしたー。せっかくお手伝いに行くなら泊まりたいっ。
理由は一所懸命働きたいからではなく、お酒を沢山飲みたいから。しょーもない理由やさ。
(実際たくさん飲んできましたー!!!)

しかーし5月は休み過ぎで、さすがにまるまる2日は潰せない。しかも29日は土曜日やし。
その為に足りない頭で考え抜いた結果、両日とも早朝から行動を開始して、29日はちゃーんと仕事をしようというプランを立てたのでした。趣味の為なら削るのは、睡眠時間しかないっ。
こうして慌ただしい29時間1泊2日旅行が始まったのでした。
2時30分
高山出発!!! 相変わらず趣味の為なら、早起きです。
御嶽山小坂口までは秋神経由が最短ルートやけど、あの道はおそがい道で嫌いやもんで
チャオ経由で向かい、1時間30分程かけて到着。なかなか遠い・・・。
誰もいないと思ったけど、奈良ナンバーの車が1台停まってて準備をしてました。
4時20分
登山口出発!!!この時期はこの時間でも、空は明るいです。日が長いのは、ありがたいっ!!!

昨年の9月以来の小坂口登山道やけど、相変わらず歩き易い道です。
ただ今年から御嶽青少年自然の家がやってないので、学校登山は減るのかなあ?
減るとしたらもったいない限りやなーっと思いながら、テクテクテクテク登って行きます。
ジョーズ岩や蛙岩も相変わらず健在です。

そして森林限界を出たところで、素晴らしい雲海の景色が待ってました。

高山は厚い雲の下だけど標高が高い所は天気上々、いい1日になりそうです。

森林限界超えてしばらく歩いたところで30・40m位の雪渓トラバースが2箇所あったけど、

トレースもしっかりあったのでアイゼンも付けることなく、ピッケルを山側斜面に突き刺して

特に危険を感じる事なくクリアした後、ようやく太陽とご対面&目指す小屋も見えてきました。

摩利支天山もでーれキレイに見えます。そして

7時05分
五の池小屋到着!!!

到着するや否や、先乗りしていた住田家さんから、かけつけビールという嬉しい洗礼を浴びます。
歩いた後&朝っぱらからのビールは、でーれ美味い。小屋では朝食中だったので、朝食も頂きます。
この日は、待ちに待ったヘリでの荷揚げの日。
これからが本日の一番の目的、小屋開きのお手伝いです。
ヘリが来るまで、しばし時間があったので小屋周辺をぶらぶらします。
エメラルドブルーの三の池

遥か彼方には富士山も微かにみえます。でーれズームアップ

うーん、でーれいい天気だ。剣ヶ峰方面

摩利支天山

登山口で会った奈良ナンバーの登山者も登ってきた

そして9時過ぎ
いよいよヘリが来る時間がやってきました。さあ、お手伝いのスタートです。
待ちに待ったヘリは青空の中、爆音を轟かせて荷物をぶら下げて、やってきました。

ていうか、こんだけ至近距離でヘリ見たの初めてやもんで、でーれテンション上がりまくりです。
小屋のスグ近くまで荷物をぶら下げたヘリはやって来ます。(photo by住田家さん)

至近距離では、風がでーれ強いし怖いので、ちょっと離れた場所から写真を撮りながら見守ります。

爆音と強風、戦場に行った事は無いけど、まさに映画で見る戦場みたいです。
そして無事に荷物を下ろしたヘリは、一瞬で麓まで戻って行きました。
山ちゃんが約3時間かけて歩いて登ってきた場所を、ものの5分位で上がってきます。
ヘリは偉大です。そしてカッコイイ。

ヘリをバックに(photo by住田家さん)

そんな荷揚げを5回繰り返し、そのたびに荷物を急いで小屋に運び入れなくてはなりません。
この急いで荷物を小屋に入れる作業が、今回一番の仕事なのでした。
最初はいいペースで動けたんだけど、スグに息が切れます。それもそのはず、ここは標高2800m。
酸素が薄いで、そりゃ息も切れるはずやさー。
そんなこんなで、まるでインターバルトレーニングのような慌ただしい時間を、何とか無事に終了した後には最高のご褒美が待ってました。それは、本日2本目のビールです。
労働の後のビール最高やさー!!!雪で冷やして 摩利支天山をバックに

カンパーイ(photo by住田家さん)

あっという間に空っぽです。瞬殺やさー

エネルギー補給をした後は、お昼頃までのんびりと仕事の続きをします。

土方の現場やわいみたいで、なかなか楽しかった。こういう体を動かす仕事は、やっぱり好きみたい。
12時30分頃
一段落した後は、これまたお楽しみのランチタイム。
天気がでーれ良かったので、小屋の前にテーブルを出して、外で頂く事に。

スイスに行った事ないけど、スイス的な雰囲気。きっとスイスはこんな所なんやろうな。

ランチの準備は住田家さんです!!!うどんではなく、スパゲッティをよそう住田家さん
(スイスというより、ここはネパール的な雰囲気が・・・)

お昼もがっつり頂きましたー!!!もちろん3本目のビールと共に(photo by住田家さん)

昼食後は、小一時間ほどお昼寝。天気も相変わらずいいもんで、暖かくって最高でしたー!!!
14時30分頃
お昼寝から目覚めた後は、小屋の仕事は一段落していたみたいで、
支配人さんから「遊んできていいよー」
というありがたいお言葉をもらったので、摩利支天山方面へいい景色を眺めに登る事にしました。
昨年登った時は剣ヶ峰ピークハントが目的だったので、摩利支天山方面登るのは初めてです。
ブルーシートを片づけている姿を横目に登り

30分程歩いた後、展望台に到着。とりあえず、ピークじゃ無いけど景色がいいので、
この場所でしばし写真を撮りながらボーっとするとします。
継子岳・乗鞍岳をバックにパシャリパシャリ

剣ヶ峰をバックに(賽ノ河原・剣ヶ峰はまだまだ雪が深い)

しばらく何も考えずにボーっとしていたら住田家さんも登って来ましたー!!!パシャリ

2人でパシャリ

ボーっと景色を眺めていたら、継子岳から眺めたら乗鞍が更に近く見えるんやろうなーって考えが浮かんできたもんで、せっかくやで行こうかなっと思い今度は継子岳に向かう事とします。
やもんで一回、小屋へ戻り、小屋でビールをgetして、今度はビール片手に継子岳に向かいます。
ビールと水(摩利支天山をバックに)

継子岳は摩利支天山とは異なりなだらかな緩やか登りで、五の池小屋から20分程歩いて到着。

ビールを持ってにんまり

乗鞍岳をバックに本日4本目のビールを飲む姿。飲み過ぎやな・・・

想像していた通り、継子岳から眺める乗鞍は、とても大きく見えました。
天気に恵まれ眺望を堪能出来ましたー!!!。
そして戻る頃にガスってきました。いいタイミングで戻ったもんやさー

小屋に戻ってからは、しばし夕食までボーっとします。白山方面の夕焼け

さすがにビールを4本飲んだもんでか、標高が高いもんでかしらんけど、この頃から頭痛が・・・。
しかし夕食は別です。夕食も住田家さんがやわってくれましたー!!!
鶏ちゃん・おでん・サラダ・キムチ・ごはん・味噌汁等など、でーれ盛りだくさんです。

もちろんこの日5本目のビールでカンパイした後、がっつり喰らう事とします。

しかし、さすがの大食漢の山ちゃんも、夕方から悩まされていた頭痛には勝てなかったみたいで、
夕食のビールはあまり進まず、せっかくの御馳走も、そんなには食べれなかったのでした・・・。
残念・無念、まあ飲み過ぎは自業自得やでしゃーないっす・・・。
夕食後は、こたつでゴロゴロしていたら、少し復活したので、
山ちゃんが、わざわざザックに背負ってお土産に持ってきた、一升瓶のお酒を飲みながら、

支配人さんと
「果たして、昨今話題の山ガールなる女子は実在するのか?
実在するならば、その山ガールを五の池小屋に呼ぶにはどうすればいいのか?」
とかいう、ゆるーい話題を肴に語らいながら、楽しい夜は更けていったのでした。
翌朝は4時起床。
前日に住田家さんがやわってくれた、おにぎりをザックに忍ばせ4時40分頃には下山開始です。
頭痛は治っていました。どうやら原因は飲み過ぎみたいでした。
そして、テクテクテクテク黙々と下り
6時15分
登山口到着!!!本来なら登山が終わった後は温泉つかってのんびりしたいところだけど、
朝早いもんで市営温泉やってないし、高山戻って出勤せならんとだしかんもんで、
濁河温泉は次回の楽しみとして先を急ぎます。
行きよりやや早い時間で高山に戻れて、家でシャワー浴び急いで着替えて
8時30分
出勤!!!
こうして、29時間1泊旅行は計画より1時間多い、30時間かかって無事に終了したのでした。
いやー今回の御嶽山登山?お手伝いの旅は、
非常に有意義な体験&濃密な時間を過ごすことが出来ました。
しかも1泊4食 ビール5本付という非常に食べて飲んだ登山なのでした。
住田家さん・御嶽山五の池小屋支配人ICHIKAWAさん・NAKASHIMAさん、
本当にありがとうございました。
でーれはまってまった。
来年もお声がかかれば、お手伝いにぜひ行きたいっと心から思ってしまったのでした。
登山&お酒&グルメ大満足の登山なのでしたー!!!
五の池小屋、最高です!!!
大きな山小屋には無い、アットホームなゆるーい雰囲気が最高です。
この夏は、お客さんとして是非行きたいものです。

2:30高山出発
4:20登山口
7:05五の池小屋
この間はヘリの荷揚げ手伝い・食事・摩利支天山登山・継子岳登山などなど
4:40五の池小屋
6:15登山口
8:30出勤
往路2時間45分/復路1時間35分
今回のベストショット?(photo by住田家さん)
今回の登山の一番の目的は、6/1からオープンした御嶽山五の池小屋、小屋開きのお手伝い。
住田家さんが御嶽山五の池小屋支配人ICHIKAWAさんとお知り合いで、
その縁でお手伝いする運びとなりました。
当初は5/23・24・25と2泊3日で行って来る予定だったんだけど、天候不順の為中止。
一度は立ち消えになった話なんやけど、たまたま28日が休みだったので、
急遽行く事に決めたのでしたー。せっかくお手伝いに行くなら泊まりたいっ。
理由は一所懸命働きたいからではなく、お酒を沢山飲みたいから。しょーもない理由やさ。
(実際たくさん飲んできましたー!!!)
しかーし5月は休み過ぎで、さすがにまるまる2日は潰せない。しかも29日は土曜日やし。
その為に足りない頭で考え抜いた結果、両日とも早朝から行動を開始して、29日はちゃーんと仕事をしようというプランを立てたのでした。趣味の為なら削るのは、睡眠時間しかないっ。
こうして慌ただしい29時間1泊2日旅行が始まったのでした。
2時30分
高山出発!!! 相変わらず趣味の為なら、早起きです。
御嶽山小坂口までは秋神経由が最短ルートやけど、あの道はおそがい道で嫌いやもんで
チャオ経由で向かい、1時間30分程かけて到着。なかなか遠い・・・。
誰もいないと思ったけど、奈良ナンバーの車が1台停まってて準備をしてました。
4時20分
登山口出発!!!この時期はこの時間でも、空は明るいです。日が長いのは、ありがたいっ!!!
昨年の9月以来の小坂口登山道やけど、相変わらず歩き易い道です。
ただ今年から御嶽青少年自然の家がやってないので、学校登山は減るのかなあ?
減るとしたらもったいない限りやなーっと思いながら、テクテクテクテク登って行きます。
ジョーズ岩や蛙岩も相変わらず健在です。
そして森林限界を出たところで、素晴らしい雲海の景色が待ってました。
高山は厚い雲の下だけど標高が高い所は天気上々、いい1日になりそうです。
森林限界超えてしばらく歩いたところで30・40m位の雪渓トラバースが2箇所あったけど、
トレースもしっかりあったのでアイゼンも付けることなく、ピッケルを山側斜面に突き刺して
特に危険を感じる事なくクリアした後、ようやく太陽とご対面&目指す小屋も見えてきました。
摩利支天山もでーれキレイに見えます。そして
7時05分
五の池小屋到着!!!
到着するや否や、先乗りしていた住田家さんから、かけつけビールという嬉しい洗礼を浴びます。
歩いた後&朝っぱらからのビールは、でーれ美味い。小屋では朝食中だったので、朝食も頂きます。
この日は、待ちに待ったヘリでの荷揚げの日。
これからが本日の一番の目的、小屋開きのお手伝いです。
ヘリが来るまで、しばし時間があったので小屋周辺をぶらぶらします。
エメラルドブルーの三の池
遥か彼方には富士山も微かにみえます。でーれズームアップ
うーん、でーれいい天気だ。剣ヶ峰方面
摩利支天山
登山口で会った奈良ナンバーの登山者も登ってきた
そして9時過ぎ
いよいよヘリが来る時間がやってきました。さあ、お手伝いのスタートです。
待ちに待ったヘリは青空の中、爆音を轟かせて荷物をぶら下げて、やってきました。
ていうか、こんだけ至近距離でヘリ見たの初めてやもんで、でーれテンション上がりまくりです。
小屋のスグ近くまで荷物をぶら下げたヘリはやって来ます。(photo by住田家さん)
至近距離では、風がでーれ強いし怖いので、ちょっと離れた場所から写真を撮りながら見守ります。
爆音と強風、戦場に行った事は無いけど、まさに映画で見る戦場みたいです。
そして無事に荷物を下ろしたヘリは、一瞬で麓まで戻って行きました。
山ちゃんが約3時間かけて歩いて登ってきた場所を、ものの5分位で上がってきます。
ヘリは偉大です。そしてカッコイイ。
ヘリをバックに(photo by住田家さん)
そんな荷揚げを5回繰り返し、そのたびに荷物を急いで小屋に運び入れなくてはなりません。
この急いで荷物を小屋に入れる作業が、今回一番の仕事なのでした。
最初はいいペースで動けたんだけど、スグに息が切れます。それもそのはず、ここは標高2800m。
酸素が薄いで、そりゃ息も切れるはずやさー。
そんなこんなで、まるでインターバルトレーニングのような慌ただしい時間を、何とか無事に終了した後には最高のご褒美が待ってました。それは、本日2本目のビールです。
労働の後のビール最高やさー!!!雪で冷やして 摩利支天山をバックに
カンパーイ(photo by住田家さん)
あっという間に空っぽです。瞬殺やさー
エネルギー補給をした後は、お昼頃までのんびりと仕事の続きをします。
土方の現場やわいみたいで、なかなか楽しかった。こういう体を動かす仕事は、やっぱり好きみたい。
12時30分頃
一段落した後は、これまたお楽しみのランチタイム。
天気がでーれ良かったので、小屋の前にテーブルを出して、外で頂く事に。
スイスに行った事ないけど、スイス的な雰囲気。きっとスイスはこんな所なんやろうな。
ランチの準備は住田家さんです!!!うどんではなく、スパゲッティをよそう住田家さん
(スイスというより、ここはネパール的な雰囲気が・・・)
お昼もがっつり頂きましたー!!!もちろん3本目のビールと共に(photo by住田家さん)
昼食後は、小一時間ほどお昼寝。天気も相変わらずいいもんで、暖かくって最高でしたー!!!
14時30分頃
お昼寝から目覚めた後は、小屋の仕事は一段落していたみたいで、
支配人さんから「遊んできていいよー」
というありがたいお言葉をもらったので、摩利支天山方面へいい景色を眺めに登る事にしました。
昨年登った時は剣ヶ峰ピークハントが目的だったので、摩利支天山方面登るのは初めてです。
ブルーシートを片づけている姿を横目に登り
30分程歩いた後、展望台に到着。とりあえず、ピークじゃ無いけど景色がいいので、
この場所でしばし写真を撮りながらボーっとするとします。
継子岳・乗鞍岳をバックにパシャリパシャリ
剣ヶ峰をバックに(賽ノ河原・剣ヶ峰はまだまだ雪が深い)
しばらく何も考えずにボーっとしていたら住田家さんも登って来ましたー!!!パシャリ
2人でパシャリ
ボーっと景色を眺めていたら、継子岳から眺めたら乗鞍が更に近く見えるんやろうなーって考えが浮かんできたもんで、せっかくやで行こうかなっと思い今度は継子岳に向かう事とします。
やもんで一回、小屋へ戻り、小屋でビールをgetして、今度はビール片手に継子岳に向かいます。
ビールと水(摩利支天山をバックに)
継子岳は摩利支天山とは異なりなだらかな緩やか登りで、五の池小屋から20分程歩いて到着。
ビールを持ってにんまり
乗鞍岳をバックに本日4本目のビールを飲む姿。飲み過ぎやな・・・
想像していた通り、継子岳から眺める乗鞍は、とても大きく見えました。
天気に恵まれ眺望を堪能出来ましたー!!!。
そして戻る頃にガスってきました。いいタイミングで戻ったもんやさー
小屋に戻ってからは、しばし夕食までボーっとします。白山方面の夕焼け
さすがにビールを4本飲んだもんでか、標高が高いもんでかしらんけど、この頃から頭痛が・・・。
しかし夕食は別です。夕食も住田家さんがやわってくれましたー!!!
鶏ちゃん・おでん・サラダ・キムチ・ごはん・味噌汁等など、でーれ盛りだくさんです。
もちろんこの日5本目のビールでカンパイした後、がっつり喰らう事とします。
しかし、さすがの大食漢の山ちゃんも、夕方から悩まされていた頭痛には勝てなかったみたいで、
夕食のビールはあまり進まず、せっかくの御馳走も、そんなには食べれなかったのでした・・・。
残念・無念、まあ飲み過ぎは自業自得やでしゃーないっす・・・。
夕食後は、こたつでゴロゴロしていたら、少し復活したので、
山ちゃんが、わざわざザックに背負ってお土産に持ってきた、一升瓶のお酒を飲みながら、
支配人さんと
「果たして、昨今話題の山ガールなる女子は実在するのか?
実在するならば、その山ガールを五の池小屋に呼ぶにはどうすればいいのか?」
とかいう、ゆるーい話題を肴に語らいながら、楽しい夜は更けていったのでした。
翌朝は4時起床。
前日に住田家さんがやわってくれた、おにぎりをザックに忍ばせ4時40分頃には下山開始です。
頭痛は治っていました。どうやら原因は飲み過ぎみたいでした。
そして、テクテクテクテク黙々と下り
6時15分
登山口到着!!!本来なら登山が終わった後は温泉つかってのんびりしたいところだけど、
朝早いもんで市営温泉やってないし、高山戻って出勤せならんとだしかんもんで、
濁河温泉は次回の楽しみとして先を急ぎます。
行きよりやや早い時間で高山に戻れて、家でシャワー浴び急いで着替えて
8時30分
出勤!!!
こうして、29時間1泊旅行は計画より1時間多い、30時間かかって無事に終了したのでした。
いやー今回の御嶽山登山?お手伝いの旅は、
非常に有意義な体験&濃密な時間を過ごすことが出来ました。
しかも1泊4食 ビール5本付という非常に食べて飲んだ登山なのでした。
住田家さん・御嶽山五の池小屋支配人ICHIKAWAさん・NAKASHIMAさん、
本当にありがとうございました。
でーれはまってまった。
来年もお声がかかれば、お手伝いにぜひ行きたいっと心から思ってしまったのでした。
登山&お酒&グルメ大満足の登山なのでしたー!!!
五の池小屋、最高です!!!
大きな山小屋には無い、アットホームなゆるーい雰囲気が最高です。
この夏は、お客さんとして是非行きたいものです。

2:30高山出発
4:20登山口
7:05五の池小屋
この間はヘリの荷揚げ手伝い・食事・摩利支天山登山・継子岳登山などなど
4:40五の池小屋
6:15登山口
8:30出勤
往路2時間45分/復路1時間35分
2010年05月29日
御嶽山下山

29時間の1泊2日登山旅行も、もうすぐ終了。
今回の登山の目的は、御嶽山五ノ池小屋の小屋開きのお手伝い。
詳細は後日。
とりあえず、今朝は4時30分に起きて、
1時間半かけて、御嶽山五ノ池小屋から、無事に下山。
あとは高山に帰るのみ。
今日の通勤時間は、でーれ長いな・・・