2011年10月23日

御嶽山五の池小屋仕舞い登山記

先週は、月・火・水の3日間で2つのお山に行って来たという、仕事そっちのけお山ウィークでした。
今週もお山ウィークになるんやけど・・・。

まずは、月・火と1泊2日で行って来た、御嶽山の登山記です。
今回のベストショット???真っ暗な中、着いた小屋内は宴会で大盛り上がりな一コマ
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
何気に今年5回目の御嶽山、今年は5月から10月まで、よー登ったもんやさー。
昨年から、ずっと御嶽山にはまっりっぱなしです。
ちなみに今回は登山というよりも、小屋仕舞いのお手伝いが主目的やったんやけど、
その結末は如何に・・・。


10/16で今季の営業を終えた五の池小屋。
翌日からは小屋仕舞いで、人出はどんだけでも必要とのコトだったので、
今年も非常にお世話になったので、お手伝いにいけるものなら行きたいと考えていたのでした。
幸い火曜日はお休みだったので、せっかくやで泊りたいものやさーっと考え、
そうと決めたら月曜日、早めに仕事を上がり登山口へ向かうコトにしたのでした。
急いだんやけど、秋神ルートは通行止め、チャオルートは時間通行止めと行く手を阻まれ、
濁河温泉登山口には、16時過ぎの到着となってしまったのでした。

五の池小屋までは、山ちゃんの足だと頑張って2時間半位かかります。
夏の時期なら問題無いけど、この時期は間違いなく真っ暗になってまうなあっと考えたら、
ちょっとブルーになったけど、登山口まで来たので急いで準備して
16時20分 
登山口出発です。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
登山口付近におった2人組のおばちゃんに怪しまれたけど、事情を説明して納得してもらいます。
クマと迫りくる暗闇に心の中で怯えながら、
寝坊して遅刻した薪ストーブイベント時同様、鬼の勢いで急いで登るとします。
こんな時間やで、誰にもすれ違わんろなーっと思ってたら、
ジョーズ岩を過ぎた付近で、知り合いとすれ違ったのでした。
お会いできて良かったさーっとしばし再会を喜んだ後、更に急いで登るとします。
のぞき岩避難小屋を過ぎた辺りで日没。そこから先はヘッ電付けて登ります。
おたすけ水に着いた頃には、真っ暗に。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
まあ、ここまで来ればもう少しで森林限界やし歩き慣れた道やで暗くても迷うコトは無いけど、
真っ暗な登山道というものは、あまり気分がいいモノでは無かったですな。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
明るければ小屋が見えてくる場所も、真っ暗で何も見えません。
ナンバリングだけを頼りに、あと少しやさなーっと思いながら登り、
ようやく小屋&灯りが見えてキタ!!!嬉しい瞬間でした。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
18時35分
そんなこんなで、無事に五の池小屋に到着。
そして、小屋を開けて目に飛び込んできたのが、仕事を終え宴会中の光景だったのでした。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
いやー大盛り上がりじゃないですかっ!!!
これはこれは早く追い付かねばと思い、まずは駆けつけビール。
その後は、小屋番市川さんが薪ストーブでイワナをこんがり焼いて骨酒を作ったもんで、
身体も寒かったコトもアリ、日本酒へ移行します。
骨酒もラーメン丼ぶりにドーンっと入ってて、ワイルドな感じです。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
この器のまま、優勝力士が巨大杯で日本酒を飲む要領でゴクゴクと飲んで行きます。
そのうち冷めて来たのでヤカンに入れて温め直し、面倒なので杓って飲むようになりました。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記 御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
小屋番市川さん・先に来てた「樹」の大将てるさんも、ご機嫌ご機嫌。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記 御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
天領の一斗樽も気付いた頃には、スッカラカンに。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
よー飲んだもんやさー。ていうか明らかに飲み過ぎたのでした・・・。
このコトが翌日、悲劇を招いたのでした・・・。


まあ大体、想像が付くと思うんやけど、翌朝は飲み過ぎたコトによる強度の二日酔い。
一応、朝食の時間に起きたコトは起きたんやけど、メシを食べる気力も無く、
猛烈な頭痛と気持ち悪さに負け、再び布団の中に戻り、くたばってたのでした。
小屋仕舞いのお手伝いに来たにも関わらず、二日酔いでダウンという体たらく。
サスガに、でーれ自己嫌悪に陥りましたな・・・。
まあ、いつものコトと言えばいつものコトなんやけど・・・。

というわけで、午前中は何も出来ず、お昼にようやく復活したのでした。
そして復活して、まず最初にしたコトがお昼ごはんを食べるコト。
一体俺は、小屋に何をしにきたんやな???
このままだと酒を飲みに行って二日酔いになり、昼ごはんを食べて帰るだけになってしまうので、
お昼を食べた後は、ちゃーんと働きました。
布団と格闘したり、屋根上で作業をしたりしたのでした。(証拠写真)
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記 御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
屋根上からの眺めもいい景色。いい天気やったさー。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
摩利支天も綺麗に見えました。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
昼からは途中、休憩も入れたけど(休憩中の一コマ サスガにノンアルコールビール)
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
午前中の分を挽回すべく夕方まで、一所懸命働いたのでした。
もはやこの日も泊っていきたい衝動に駆られたんやけど、翌日も登山予定やったもんで、
一応泊ってても早朝下山すれば間に合う気もしたけど、サスガにハードかなあっと思ったのと、
また飲み過ぎてまうろなーって思ったので、名残惜しいけど下山することに。

17時10分
下山開始です。
サヨナラ、五の池小屋のみなさん。今年は大変お世話になりました。来年もお世話になります。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
下りは1時間半位かかるもんで、どうやら下山もヘッ電のお世話になりそうです。
少しでも明るいうちに先へ先へ行きたかったんやけど、進行方向がちょうど西で、
沈む夕日がとても綺麗やったもんで、その景色に目を奪われ、
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記 御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
しばし立ち止まって眺めたり写真を撮ったりしたのでした。
夕焼けと白山 飛行機雲も
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
なかなかこんな時間に下山することも無いので、お目にかかるコトの無い景色やさな。
時を忘れウットリと景色を眺めた後、登山道に目をやったら二羽の雷鳥を発見。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記 御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
撮ろうとすると逃げるもんで、ちょっとボケてまったけどパシャリっと。
しばし、雷鳥に道案内をしてもらったのでした。
小屋が見える最終地点で振り返ります。来年も何回もお邪魔したいものやさー。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
その後は、暮れゆく景色を眺めながら、どんどん高度を下げ、
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
途中で真っ暗になったので行き同様、ヘッ電を付けて下り
18時25分
真っ暗な登山口に到着。
御嶽山五の池小屋仕舞い登山記
その後は翌日の登山に備え、急いで高山へ帰ったのでした。

昨年は5月・7月・9月と3回登ったけど、
今年は5月の小屋やわいから始まり、6月の薪ストーブイベント、8月・9月も登り、
そしてトドメは今回の小屋仕舞いお手伝いと、合計5回、
昨年にも増して御嶽山にどっぷりと浸かった、1年だったのでした。
同じ山で同じルートでも、季節を変えメンバーを変えれば、全く異なる登山が楽しめるもんやさな。
御嶽山、非常に懐が深いお山です。登れば登るほど、はまりますな。
噛めば噛むほど味が出るみたいな。

今年も五の池小屋&小屋番市川さんには、大変お世話になりました。
まだまだ御嶽山の色々な表情を見たいので、来年以降も御嶽山には何度も登りたいものです。
次回は、4月or5月上旬の残雪期かな?


10/17
登山口16:20
五の池小屋18:35
10/18
五の池小屋17:10
登山口18:25
往路2時間15分/復路1時間15分










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Posted by 山ちゃん at 21:02│Comments(2)2011年
この記事へのコメント
 お疲れ様でした。それにしても二日続けてヘッデン登山とは・・・。
でも、定期的に御岳に登れるのは羨ましいですね。
Posted by ken at 2011年10月23日 23:04
kenさん
登山記やっとでアップしました。
おかげでヘッデン登山に慣れたような気が・・・。
あまりよろしくないコトですけどね。

今年は御嶽山に、定期的に登りましたけど何度登っても、いいお山です。
Posted by 山ちゃん at 2011年10月24日 01:27
 
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