2010年03月10日

新幹線大爆破

微妙に観たかった映画「新幹線大爆破」借りてきて観ました。
今から遡る事35年。1975年の作品という事で、まだ山ちゃんが産まれる前の映画です。
新幹線大爆破

簡単なあらすじは
乗客1500人を乗せ走行中の東京発博多行きのひかり109号に
「爆弾を仕掛けた」という電話が国鉄本社にかかって来た。
なんでも、その爆弾は時速80km以下になると爆発するとのこと。
なので、走行中の新幹線は停める事は出来ない。
犯人の要求は、現金500万ドル(約15億円)。
限られた時間・条件の中で果たして新幹線を爆発させることなく、犯人を捕まえるれるのか否か?
そして、パニックに陥いた乗客の命はいかに・・・
犯人VS警察の駆け引き、警察と国鉄との意識の違いによる葛藤などが描かれた
新幹線を舞台にした、パニックサスペンス映画とでも言っとけばいいかな・・・。
詳細はWikipediaをペタリっと。


この走行中の電車を停めると爆発してしまうという設定、どこかの映画で観たような・・・
そうそう、キアヌ・リーブス&サンドラ・ブロックの「スピード」やな。あっちはバスやったけど。
新幹線大爆破
「スピード」よりも約20年程前に日本版「スピード」というか、まあこっちの方が先やで
そんな作品があったんやなあ。

主演は高倉健。やっぱり渋いし、まだ若いし、なんと言ってもカッコいい。
新幹線大爆破
その他にも、豪華キャスト揃い踏みなので、きっと東映が気合いを入れて作ったんやろうな。
しかし、諸般の事情で公開当時は人気は出なかったみたいです。

観た感想は
35年前という事で、当然やけど懐かし感たっぷりの映像でした。
新幹線も0系やし、携帯も無く公衆電話(青)やし、テレビもガチャガチャ回すやつやったし等など。

新幹線がたまーに「明らかに模型やろー!!!」って突っ込みたくなる事はあったけど、
そんな事を気にしなければ、2時間30分という長い映画にも関わらず
新幹線車内の場面
新幹線指令室の場面
犯人とのやりとりの場面
と大きく分ければ、この3場面をバランス良く展開してたので、飽きることなく観れました。
やもんで何気に忙しい。しかも、後半は展開が早かった。
たまーに、ちょっと強引な展開もあったけど・・・。

結末は、犯人側の視点で観ると(犯人側の犯行に至るまでの背景が哀愁たっぷりに描いてあり、思わず犯人側に感情移入してしまったので・・・)ハッピーエンドでもないし、
「スピード」とは異なり、そこに愛が芽生えるってことも無いけど、
男男臭漂う、70年代東映作品って感じでした。
渋かった・・・。










スポンサーリンク

タグ :東映新幹線
同じカテゴリー(映画)の記事画像
アイガー北壁
エクスペンダブルズ
ハートロッカー
パラノーマル・アクティビティ
レスラー
旭座にて
同じカテゴリー(映画)の記事
 アイガー北壁 (2011-08-28 22:03)
 エクスペンダブルズ (2011-03-26 08:24)
 ハートロッカー (2011-03-23 17:50)
 パラノーマル・アクティビティ (2011-03-19 19:45)
 レスラー (2011-03-16 17:18)
 旭座にて (2010-09-30 23:30)

Posted by 山ちゃん at 10:53│Comments(0)映画
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。