2010年02月16日

シベリア超特急

この映画、前からずーっと見たくって、ゲオに行く度に探してました。
しかし探し方が悪かったみたいで、ずっと見つけれずじまいでした。
それが先日、日本映画戦争モノコーナーで後ろを振り返ったところに、これまた見たい映画の一つ「新幹線大爆破」の隣に、ちょこんと並んでいました。
ついに発見!!!「シベリア超特急」
シベリア超特急
監督はその昔、金曜ロードショーで解説を務めていた故水野晴郎氏。
その水野晴郎氏が、監督・制作・原作・脚本・出演・主題歌の歌詞などなど一人何役もこなして作成し、14年前の1996年に公開された映画です。

簡単なあらすじは
第二次世界大戦前夜のシベリア鉄道内で起こる密室殺人事件を通して戦争の悲劇を描くミステリー。水野晴郎氏は、マレーの虎と恐れられた山下奉文陸軍大将役として出演し、座したまま次々と起こる殺人事件を唐突な迷推理によって、解決していきます。
そしてラストには、1度ならず2度の大どんでん返しが待っているという・・・
詳しい事はWikipediaを貼り付けときます。

この紹介だけだと、まともな映画っぽいのですが、これがまた全然違うんやさなー。
ていうのも12年程前の深夜に、テレビで偶然やっていたのが目に入ってきて、あまりのつまらなさに逆に途中から吸い込まれてしまった程でした。
しかし、その日は生まれて初めての海外旅行に行く日で、朝早く出掛けんとだしかんかったもんで、残念ながら最後まで見れなかったという記憶が強烈に残っています。
やもんで、その記憶と共に内容も、微妙に頭に残っとるんやさなー。

とにかく、突っ込みどころ見どころ豊富な内容でした。
役者素人、水野晴郎氏のセリフ棒読み超大根演技。
座したまま、唐突な推理によって何故か殺人事件を解決する展開。
非常に安っぽい作りの列車。また、走行中の列車にもかかわらず全く動きが無い映像。
ドリフのコントのようなアクション。
などなど。
それはそれは、素敵な素敵な映画でした。

そんな素敵な映画の結末を見ずじまいだったので、長年微妙に気になっていたのでした。
果たして一体どんな結末が待っとるんやろー?っと。
かと言って、DVDを買うほどの事ではないなあとは思ってたので、出会うまでに随分と時間がかかってしまった・・・。
しかし、やっとでご対面。ついに結末を見る時が来ました。

そして、その結末は・・・。
見終わってしばらく、ポカーンとしてしまいました。
後からじわりじわりと変な面白さがこみ上げて来たんだけど、
これを何も知らずに映画館で1800円払って見たら、個人的な感想は一言で言うと
「俺のお金と時間を返してくれー」っと叫びたくなる結末かなあああ。

しかし、随所に水野晴郎氏の映画愛に満ち溢れてました。
シベリア超特急
「シべ超」は内容を楽しむのではなく、こんな映画を水野晴郎さんは作りたかったんやーという
ゆるーい気分で、生暖かく見るのが楽しみ方なのかなああ。
個人的には、でーれはまったんやけど、万人向けはしないな・・・。

しかも、「シべ超」はシリーズもので、2と3がゲオにはあったので、
ゆるーい気分の夜に残りは見るとしますか。











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Posted by 山ちゃん at 18:23│Comments(0)映画
 
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