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2011年10月31日

西穂独標登山記

東北百名山旅行の登山記の前に、
もはやだいぶ前の出来事のような気がするんやけど、
快晴無風、最高の気象条件だった19日に行って来た、西穂独標の登山記です。
今回のベストショット???(後姿はいい男???)

ホントは2泊したかった五の池小屋を夕方に立ち、暗い登山道を急いで高山に戻り、
西穂独標登山に向かったには、ちゃーんと理由があります・・・。
それは、登山に行っても一向に山ガールに出会うコトが無かったもんで密かに始めた、
ガールを山ガールにしようプロジェクトの今年の集大成ともいえる登山を前々から計画しとって、
その実行日だったから。そりゃ急いで下山するわな。
女4名男2名合計6名という、合コンだったら人数比率が悪くて、
女幹事に怒られてしまいそうな、素敵な組み合わせですっ。
実は7月に計画しとったんやけど、大雨で中止になってしまったリベンジ登山でもあったのでした。
幸い今回は事前から完璧な天気予報だったので、天気の心配は皆無なのでした。

当日は8時に新穂高に集合。
この時期、ロープウェイは紅葉見学の観光客で大賑わい。
始発待ちで、長蛇の列が出来ていたのでした。(ちなみに、この日は照英がきてた)

紅葉は第2ロープウェイ周辺が、ちょうど見頃でした。
観光気分も楽しみながら、テンション上げ上げで西穂高口駅に到着。
この辺りは紅葉はもう終わっていたけど、雲一つ無く目指すべき独標&西穂高もよーく見えました。

9時50分
西穂高口出発!!!西穂山荘までは、樹林帯の中を歩きます。
最初はアップダウンを繰り返し、途中からはひたすら登りです。
そんなに慌てる必要は全く無いので、のんびり進むとします。
休憩中の一コマ
 
ちょっと途中ペース配分を間違えてまったけど、予定よりも早く1時間位で、
10時50分
西穂山荘に到着したのでした。樹林帯を抜け、一気に視界が開けます。
ココでしばし小休憩&腹ごしらえするとします。唐揚げご馳走さまでしたー。
 
ココから先は、目指すべきピークを眺めながらのひたすら登りの始まりです。

相変わらず快晴無風という最高の条件のままやもんで、
写真を撮りながら景色を眺めながら、のんびりのんびり登るとします。
  
そうこうしているうちに30分程で、小ピークの丸山に到着したのでした。
独標に登る一週間前に登った、錫杖岳もハッキリと見えました。ズームでパシャリっと。

おそがいおそがい、よーあんなトコ登ったもんやさな。

丸山から先はしばらく、両側のハイマツを眺めながらいやらしいガレ場歩きとなります。

そんないやらしい場所もおしゃべりしながらワイワイ登ってたら、そんなにえらいコトも無く、
目指すべくピーク独標が見えてきたのでした。人の姿も確認出来ます。

ここまでは危ない場所は皆無だったんやけど、ココから先はやや危ないと言うか、
スリリングな場所も出てきます。

特に独標直下が急な岩登りになるんやけど、慎重に登れば問題ナッシング。
むしろプチロッククライミングを楽しむ様子で登り、

12時25分
西穂独標に到着したのでしたー!!!

独標で大満足の山ちゃん&4人の山ガールを横目に、もう一人のボーイは西穂高まで向かいます。
独標を下り、あっという間に見えなくなったのでした。
 
相変わらずの快晴無風のいい天気やったもんで、
ココでも景色を眺めたり写真を撮ったり、思い思い楽しい時間を過ごすとします。
   
ホントいい天気やったさー。
西穂高からの穂高の稜線

前穂高から奥穂高 吊尾根もバッチリ

もちろん、お約束ビールもゴクリっと。

そんなこんなで1時間近く、滞在して景色でお腹一杯になったので、
13時25分
下山開始です。独標からの下りは急なので慎重に下るとします。

ココを下ってしまえば危ないトコロは無いもんで余裕も出たみたいで、
カメラを向けたらポーズも取る余裕もアリアリ。そんなこんなでラクラクに下り、
 
14時25分
1時間程で、西穂山荘に到着したのでした。
西穂山荘には生ビールがあります。というわけでココで燃料補給てな訳で、生ビールをゴクリっと。

それから、遅めの昼食を喰らったのでした。
西穂山荘と言えば、何といっても名物西穂ラーメン。
とんこつ味としょうゆ味があるんやけど、しょうゆ味をチョイス。美味しゅうございました。

という訳で西穂山荘でも、ゆっくりまったり時間を過ごしたのでした。
 
その後は往路は1時間かかった登山道を50分程で下り、西穂高口駅に戻ったのでした。
戻った西穂高口駅は観光客で大賑わい。ホント、この日は一日中最高の天気やったさー。

最後に文教スタジオさんに全員の写真を撮ってもらい、ロープウェイへ。

名残惜しかったもんで、最後にロープウェイ内で西穂を入れてパシャリっと。

こうして独標登山は、大満足大満喫で終えたのでしたー!!!
帰りは新穂高にある中崎山荘で温泉に入り、のくとまってキタのでした。
今回の登山は、最高の天気&最高のメンバーで、最高の登山が出来ましたな。
リベンジ登山、大成功!!!
参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。









  

Posted by 山ちゃん at 00:16Comments(10)2011年

2011年10月28日

東北百名山旅行

今週の水・木と1泊2日で、東北百名山旅行をして来ました。
天気は生憎やったけど、登ったお山
磐梯山

安達太良山

西吾妻山

喜多方市に泊ったもんで、喜多方と言えばラーメンってな訳で、食べたラーメン
勝っつあん

いとう食堂

坂内食堂

更にはトドメに観光やさーということで、紅葉を愛でたり、

会津若松市に立ち寄り、鶴ケ城


を見学っと、登山にラーメンに観光にっと、プランニング者の権限をフル活用して、
自分の欲望に赴くがまま、登山よりも観光&ラーメンをメインに旅行を堪能してきたのでしたー。
同行して頂いた、てるさん・NAGASEさん、ありがとうございました。
詳細は後日。
しばらくは東北旅行記が続きます。  

Posted by 山ちゃん at 18:20Comments(0)東北旅行

2011年10月24日

ロケ Wコロン

今日は、夕方からロケの仕事がありましたー!!!
しかも何気にNHKの全国放送。
おいでんさった方は、なぞかけで有名な漫才師Wコロンのねづっちでは無い相方さんの、
木曽さんちゅうさんです。(ネット上から拝借した写真をパシャリっと)

ねづっちは有名やけど、相方さんは正直???って感じやさな。
1週間程前に番組ディレクターが、わざわざ下見に高山に来られて、
木曽さんちゅうさんに似ているからという理由で、ご指名頂いたのでした。

そして今日、いざ撮影が始まり、木曽さんちゅうさんにお会いした瞬間、
お互い似てる!!!っと一気に共感し打ち解け、
1時間半程のロケ時間だったんやけど、とても楽しく仕事をさせて頂いたのでした。
番組コンセプトは紅葉を愛で駅弁を食べる旅とのこと。
まだ紅葉には若干早いけど、始まりつつある場所や古い町並をご案内して回りました。
自分の中では、それなりの仕事は出来たと思うので、あとは編集次第ですな。

テレビのロケの仕事は、自分の中ではロケ時でお腹一杯で、
放送は恥ずかしいもんで見ないコトがほとんどなので多分、今回も見んろな。
ちなみに木曽さんちゅうさんは、とてもきさくで感じのいい方でした。
テレビで見るよりも、身体も雰囲気も大きな人でしたな。
いい出会いをありがとうございました。


  

Posted by 山ちゃん at 22:28Comments(7)人力車時代の話

2011年10月23日

御嶽山五の池小屋仕舞い登山記

先週は、月・火・水の3日間で2つのお山に行って来たという、仕事そっちのけお山ウィークでした。
今週もお山ウィークになるんやけど・・・。

まずは、月・火と1泊2日で行って来た、御嶽山の登山記です。
今回のベストショット???真っ暗な中、着いた小屋内は宴会で大盛り上がりな一コマ

何気に今年5回目の御嶽山、今年は5月から10月まで、よー登ったもんやさー。
昨年から、ずっと御嶽山にはまっりっぱなしです。
ちなみに今回は登山というよりも、小屋仕舞いのお手伝いが主目的やったんやけど、
その結末は如何に・・・。


10/16で今季の営業を終えた五の池小屋。
翌日からは小屋仕舞いで、人出はどんだけでも必要とのコトだったので、
今年も非常にお世話になったので、お手伝いにいけるものなら行きたいと考えていたのでした。
幸い火曜日はお休みだったので、せっかくやで泊りたいものやさーっと考え、
そうと決めたら月曜日、早めに仕事を上がり登山口へ向かうコトにしたのでした。
急いだんやけど、秋神ルートは通行止め、チャオルートは時間通行止めと行く手を阻まれ、
濁河温泉登山口には、16時過ぎの到着となってしまったのでした。

五の池小屋までは、山ちゃんの足だと頑張って2時間半位かかります。
夏の時期なら問題無いけど、この時期は間違いなく真っ暗になってまうなあっと考えたら、
ちょっとブルーになったけど、登山口まで来たので急いで準備して
16時20分 
登山口出発です。

登山口付近におった2人組のおばちゃんに怪しまれたけど、事情を説明して納得してもらいます。
クマと迫りくる暗闇に心の中で怯えながら、
寝坊して遅刻した薪ストーブイベント時同様、鬼の勢いで急いで登るとします。
こんな時間やで、誰にもすれ違わんろなーっと思ってたら、
ジョーズ岩を過ぎた付近で、知り合いとすれ違ったのでした。
お会いできて良かったさーっとしばし再会を喜んだ後、更に急いで登るとします。
のぞき岩避難小屋を過ぎた辺りで日没。そこから先はヘッ電付けて登ります。
おたすけ水に着いた頃には、真っ暗に。

まあ、ここまで来ればもう少しで森林限界やし歩き慣れた道やで暗くても迷うコトは無いけど、
真っ暗な登山道というものは、あまり気分がいいモノでは無かったですな。

明るければ小屋が見えてくる場所も、真っ暗で何も見えません。
ナンバリングだけを頼りに、あと少しやさなーっと思いながら登り、
ようやく小屋&灯りが見えてキタ!!!嬉しい瞬間でした。

18時35分
そんなこんなで、無事に五の池小屋に到着。
そして、小屋を開けて目に飛び込んできたのが、仕事を終え宴会中の光景だったのでした。

いやー大盛り上がりじゃないですかっ!!!
これはこれは早く追い付かねばと思い、まずは駆けつけビール。
その後は、小屋番市川さんが薪ストーブでイワナをこんがり焼いて骨酒を作ったもんで、
身体も寒かったコトもアリ、日本酒へ移行します。
骨酒もラーメン丼ぶりにドーンっと入ってて、ワイルドな感じです。

この器のまま、優勝力士が巨大杯で日本酒を飲む要領でゴクゴクと飲んで行きます。
そのうち冷めて来たのでヤカンに入れて温め直し、面倒なので杓って飲むようになりました。
 
小屋番市川さん・先に来てた「樹」の大将てるさんも、ご機嫌ご機嫌。
 
天領の一斗樽も気付いた頃には、スッカラカンに。

よー飲んだもんやさー。ていうか明らかに飲み過ぎたのでした・・・。
このコトが翌日、悲劇を招いたのでした・・・。


まあ大体、想像が付くと思うんやけど、翌朝は飲み過ぎたコトによる強度の二日酔い。
一応、朝食の時間に起きたコトは起きたんやけど、メシを食べる気力も無く、
猛烈な頭痛と気持ち悪さに負け、再び布団の中に戻り、くたばってたのでした。
小屋仕舞いのお手伝いに来たにも関わらず、二日酔いでダウンという体たらく。
サスガに、でーれ自己嫌悪に陥りましたな・・・。
まあ、いつものコトと言えばいつものコトなんやけど・・・。

というわけで、午前中は何も出来ず、お昼にようやく復活したのでした。
そして復活して、まず最初にしたコトがお昼ごはんを食べるコト。
一体俺は、小屋に何をしにきたんやな???
このままだと酒を飲みに行って二日酔いになり、昼ごはんを食べて帰るだけになってしまうので、
お昼を食べた後は、ちゃーんと働きました。
布団と格闘したり、屋根上で作業をしたりしたのでした。(証拠写真)
 
屋根上からの眺めもいい景色。いい天気やったさー。

摩利支天も綺麗に見えました。

昼からは途中、休憩も入れたけど(休憩中の一コマ サスガにノンアルコールビール)

午前中の分を挽回すべく夕方まで、一所懸命働いたのでした。
もはやこの日も泊っていきたい衝動に駆られたんやけど、翌日も登山予定やったもんで、
一応泊ってても早朝下山すれば間に合う気もしたけど、サスガにハードかなあっと思ったのと、
また飲み過ぎてまうろなーって思ったので、名残惜しいけど下山することに。

17時10分
下山開始です。
サヨナラ、五の池小屋のみなさん。今年は大変お世話になりました。来年もお世話になります。

下りは1時間半位かかるもんで、どうやら下山もヘッ電のお世話になりそうです。
少しでも明るいうちに先へ先へ行きたかったんやけど、進行方向がちょうど西で、
沈む夕日がとても綺麗やったもんで、その景色に目を奪われ、
 
しばし立ち止まって眺めたり写真を撮ったりしたのでした。
夕焼けと白山 飛行機雲も

なかなかこんな時間に下山することも無いので、お目にかかるコトの無い景色やさな。
時を忘れウットリと景色を眺めた後、登山道に目をやったら二羽の雷鳥を発見。
 
撮ろうとすると逃げるもんで、ちょっとボケてまったけどパシャリっと。
しばし、雷鳥に道案内をしてもらったのでした。
小屋が見える最終地点で振り返ります。来年も何回もお邪魔したいものやさー。

その後は、暮れゆく景色を眺めながら、どんどん高度を下げ、


途中で真っ暗になったので行き同様、ヘッ電を付けて下り
18時25分
真っ暗な登山口に到着。

その後は翌日の登山に備え、急いで高山へ帰ったのでした。

昨年は5月・7月・9月と3回登ったけど、
今年は5月の小屋やわいから始まり、6月の薪ストーブイベント、8月・9月も登り、
そしてトドメは今回の小屋仕舞いお手伝いと、合計5回、
昨年にも増して御嶽山にどっぷりと浸かった、1年だったのでした。
同じ山で同じルートでも、季節を変えメンバーを変えれば、全く異なる登山が楽しめるもんやさな。
御嶽山、非常に懐が深いお山です。登れば登るほど、はまりますな。
噛めば噛むほど味が出るみたいな。

今年も五の池小屋&小屋番市川さんには、大変お世話になりました。
まだまだ御嶽山の色々な表情を見たいので、来年以降も御嶽山には何度も登りたいものです。
次回は、4月or5月上旬の残雪期かな?


10/17
登山口16:20
五の池小屋18:35
10/18
五の池小屋17:10
登山口18:25
往路2時間15分/復路1時間15分









  

Posted by 山ちゃん at 21:02Comments(2)2011年

2011年10月19日

西穂独標



2日いや3日連続登山になるのかな?。
今日は西穂独標へ。
天気最高!

快晴無風、いい一日でした。
  

Posted by 山ちゃん at 19:24Comments(6)2011年

2011年10月18日

御嶽山



昨日の夕方から今日の夕方まで、小屋仕舞いのお手伝いで御嶽山五の池小屋へ。
今年5回も行っとるで、慣れた登山道やけど、サスガに真っ暗な中、
ヘっ電付けて歩くのは、おそがいもんやったさー。

とりあえず無事下山。

  

Posted by 山ちゃん at 18:43Comments(2)2011年

2011年10月16日

聞けば聞くほど効果

昨日とは打って変わり晴天&暖かかった本日は、でーれ嬉しい出来事が!!!

それは、9月下旬に超有名DJつボイノリオさんに偶然出会った事から始まった、
気付いたら、お便り投稿リスナーになりつつある(実際には、あまり聞けないけど・・・)、
「聞けば聞くほど」と山ちゃんとの蜜月???関係に関する出来事です。

なーんと、ラジオを聞いたという方に人力車にご乗車頂いたのでしたー!!!
ご丁寧に事務所に電話を頂いて、ご指名まで頂いたのでした。
しかも、そのお客様は岡崎からござった御年90歳以上、
大正生まれのおばあちゃんだったのでした。
「高山に旅行一番の目的が、山ちゃん人力車に乗るコト」
お会いしてそんなコトを言われた瞬間、思わずウルっときたのでした。
うたてえ限りやさー。

でーれ嬉しくなってまったもんで、つボイさんと一緒に撮ってもらった写真を見せたり、
ラジオの話をしたりして楽しい時間を過ごしたのでした。
おばあちゃんはラジオが一番の楽しみで、毎日ラジオを欠かさずに聞いてるとのコト。
そして、最後に記念に一緒にパシャリしてもらったのでした。

岡崎からおいでんさったおばあちゃん、本当にありがとうございました。

こんな嬉しい出来事は、またラジオに投稿せねば。
さすが「聞けば聞くほど」やさー。  

Posted by 山ちゃん at 23:28Comments(6)人力車時代の話

2011年10月15日

錫杖岳登山記

先日、登って来た錫杖岳の登山記です。
今回のベストショット???(色付きかけた山と岩峰)

病み上がりor病み中の身体で迎えた、高山祭絡み3連休も何とか無事に終えた翌日はお休み。
体調はあまりよろしくなかったけど、前々から約束してたし荒治療やさーっと言うコトで、
「樹」の大将てるさんと、久ーしぶりに休日登山で新穂高に行く途中にある、
岩ゴツゴツのお山「錫杖岳」へ、行って来たのでした。
一般登山道は無く、どちらかというとクライマーのお山です。
万全な体調では無い身には、ちとハードなお山な気がしたけど約束しとったでな。
一抹の不安を抱えながら、向かう事としたのでした。

てるさんの寝坊で出発が遅れるとは知る由も無く、当日は朝5時てるさん宅へお迎えに。
電話を掛けても何の反応も無かったもんで、まあ1時間位は待とうかなあっと、
のんびり待ってたら30分後に、ようやく繋がったのでした。一安心一安心。
錫杖岳登山口は笠ヶ岳クリヤ谷ルートと同じで、槍見館の裏から出発となります。
1時間程かけて、久しぶりの新穂高に到着。
今回の登山は危険も予測されるので、ヘルメットも持ち(土方時代のモノやけど・・・)
万全の準備をして、

7時
登山届を出して出発ですっ。
昔は焼岳中尾口同様、電話ボックスだった登山届提出所もシンプルなモノに変わってました。

このクリヤ谷ルート、3年前に笠ヶ岳を登った際、歩いたコトがあるので2回目となります。
その時は7月で残雪期やったでかしらんけど、靴を脱いで沢を渡った記憶があったけど、
今回は靴を脱ぐこと無く沢を渡れたのでした。案外、覚えとるもんやさなー。

天気は上々、歩くにつれ目標である錫杖岳の岩ゴツゴツの姿がチラリチラリっと。
 
気にせずに歩いとったら、多分気付かないであろう小さな分岐と書いたテープの印を頼りに、

クリヤ谷ルートと別れ、藪の中へちょっと下りたら開けた場所に出ました。

8時20分
錫杖沢出合到着。
出合から錫杖岳を見上げると、延々と沢が上まで続いているような感じです。

ココから先は一般登山道では無く、沢をひたすら上へ上へ登るコトとなるので、
安全の為、持ってきたヘルメットを被り気合いを入れるとします。
てるさんはホームセンターで購入したモノ、山ちゃんは土方仕事をしてた頃のモノ。
 


クライマー道に入り込まないように注意しながら、沢を登るとします。
途中、小さな滝があったり自分らの実力では登るのが困難な箇所もあったりしました。
 
この写真は、ルート見つけれず思案してるてるさん。

実はこの時、てるさんはデジカメを落とし、ブルーになってたのでした。
冷静に周囲を見渡せば巻道があるので、右に巻いたり左に巻いたりしながら高度を稼ぎ、

9時10分
岩小屋到着。

クライマーさんはこういう場所でテント貼って壁に登るんやなあって思いにふけながら、
てるさんが持ってきた資料に目を通し、しばし休憩です。ここまでは順調順調。
登るにつれ、当然の事やけど沢は狭まり、水も少なくなってきます。
このルート、水には苦労しませんな。時々、沢の水を飲み頭と身体をリフレッシュさせます。
錫杖の岩壁がどんどん近付いてきます。

ふと岩壁に目をやると、クライマーさんが取り付いている姿が見えました。

おそがいおそがい、よーあんなトコロ登るもんやさなー。
そんなことを思いながら岩峰の景色を眺めながら登り、

9時55分
二俣分岐(下部)に到着。

ここで再び、てるさんが持ってきた資料に目を通して確認。
右or左どちらでも行けるみたいやけど、右ルートの方が安全らしいという事なので右を選択。
資料に目を通しながら、昔は登った事がある人を探して聞くか、読図をして気合いで登るしか無かったんやろうなあ、その時代を思えば今はネットで調べれば大抵の記録が出てくるで、つくづくネットってものは便利なものやさなーっと、ふと思ったのでした。
沢は更に狭まり、そして無くなり、いよいよ笹原が出現したのでした。
道が有るのか無いのかよくわからない、何気にかなり急な笹原の中を、笹の根っこをつかみ、
 
それを頼りに笹と格闘しながら急な道を登り、

10時35分
なんとか二俣分岐(上部)合流地点に到着。そしてココで道を失ったのでした。
 
まあ、とりあえず上に向かえばいい事なんやけど、
そこから先、踏み後が無いし、そのまま上に行くと明らかに登りにくい。
道を探すものの、なかなか見つからないので、この時点で心は折れかけていたのでした。
まあ体調もあんまし良く無かったし、ココまでこれたでいいかっと。
そんな心境で諦めモードだった山ちゃんとは異なり、てるさんは諦めずに道を探し続け、
ちょこっとトラバースした場所に、コルまで続く道を発見したのでした。

登山は続行ですっ。相変わらずの急斜面、そして笹原の中をかきわけて泳ぐように登り、

11時35分
コルに到着。
今まで歩いてきたトコを振り返ると、果たして帰りに気付けるのかよっ?とツッコミたくなる位、

一面、同じような笹原だったのでした。とりあえず笹原地獄は脱出。
この先は岩峰を巻くような感じで稜線を進みます。

笹原との格闘は終わったけど、今度は木の根っことの格闘になります。
笹原との格闘でだいぶ体力を消耗したみたいで、木の根に足をとられフラフラになりながら、
前を行くてるさんを見失わないよう、ただひたすら付いていきます。
誰にも遭わんろなって思っていたけど途中、2人組とすれ違いました。
しかも同じ高山の人だったのに、愛想を振りまく余裕も無かった。
人間が出来て無い、反省。この付近が一番えらかったですな。

先を行く、てるさんが出す音だけを頼りに(根っこが深いので姿は見えない)、
フラフラになりながら登り、

12時20分
ついに錫杖岳山頂に到着したのでしたー!!!何故か目が泳いでる姿をパシャリっ。

お互いの健闘を讃える姿をパシャリ。

憧れの錫杖のピークは狭く、断崖絶壁というコトバが似合います。
腰が引けながら、周囲をグルリ見渡すと絶景が広がってました。
笠も見たコトが無い姿で見えるし、

槍も穂高も、よーく見えます。

いい景色だ。諦めずに登りきった甲斐があったもんやさー。
新穂高ロープウェイの音が聞こえるもんで、下界は賑やかなんやろうなっと思いながら、
他に誰も居ない静かな場所で、景色を堪能です。
写真でしか見た事の無い、山頂に刺さってるピッケルもちゃんと有りました。

しかし、クライマーでなければ行けないような場所に刺さってたので遠巻きに眺めるのみでした。
景色を堪能したトコで昼食。今回はチャーハンにしてみました。

美味しかったんやけど大食漢の山ちゃんにあるまじき行為、まさかの食べ残し。
よほど体調が悪かったみたいです・・・。
身体も冷えてきたし、下山後はてるさんは気合いの仕事やで長居もあれなので、

13時
この時は二度と来ることは無いであろうっと思ってたので写真をパシャリして、下山開始です。

山頂で風邪薬を飲んだ影響か、ボーっとしてたみたいで下山早々、登山道をずれ谷の方へ。
てるさんの声でふと我に帰り登山道へ戻り、難所に差し掛かったトコロで、
なーんとデジカメが無いコトに気付いたのでした。
8月に買ったばっかりなのに、マジかよー・・・。プチパニック状態に陥り、
「デジカメ無いっす・・・、まじわけわからん。ちょっと探してきます・・・」
という言葉を残し今来た道を戻り、再び来ることは無いであろうと思ってた山頂へ戻ったのでした。
登山道に落ちて無かったし、山頂にも無かったもんで途方に暮れ、
半ば諦めながら戻りかけたトコで、もしかしたら登山道をずれた時に落としたかも?っと思い、
その場所を探したら奇跡的にデジカメを発見!!!事なきを得たのでした。
良かった良かった。サスガ、オリンパスのタフ。頑丈だぜ。
30分程ロスしたけど、嬉々と戻ります。
しかし、この後はカメラを再び落とすかもっという心が働き、待ってもらったてるさんを撮ったあとは、

あまり写真を撮るコトは無かったのでした。

ココから先は、ひたすらてるさんを追って歩きました。
コルの分岐も自力では見つけれんかたろな。思考力は低下してましたな。
登りで難儀した笹原は下りも苦労したけど、登りホドでは無く、なんとか下れます。
二俣分岐(上部)で、少しだけ道を失ったけど無理矢理トラバースして事なきを得て、
順調に下れます。この辺りまで来たら、ようやく景色を眺める余裕を出てきました。

なんか登りで見た時よりも、紅葉が進んだような気が・・・。少しだけ秋を感じるコトができたかな。
その後も景色を眺めながら黙々と下り、ようやく錫杖沢出合に到着。
ココまで来れば、一安心。クライマーさんがテントを張ってました。

出合から先のクリヤ谷の道は、今まで歩いてきた道の事を思えば散歩みたいなもの。
クールダウンよろしく、おしゃべりしながら快適に歩け、

16時45分
何とか17時前に、登山口到着したのでした。再びお互いの健闘を讃えます。

サスガに今回の登山は、でーれ疲れた。だけど達成感&満足感はたっぷりでした。
登山口から駐車場までの道路を、余韻に浸りながら歩き駐車場到着と同時に、
アスファルトの上、大の字に寝っ転んだのでした。でーれ疲れたー。

その後は、お楽しみの温泉、今回はとにかくスグに温まりたかったので、
一番近い「ひがくの湯」に行ったのでした。
てるさんは錫杖岳の写真を撮る余裕もあったけど、山ちゃんはそんな余裕も無く、とにかく風呂。
そこで温まって、ようやく生き返った気がしたのでした。
しかし体調は悪かったみたいで、風呂からあがった時は、えらかった。
やもんで、何故か食べ放題のうまい棒をたらふく食べるコトもなかったのでした。

その後は、休日の山ちゃんとは異なり、これから仕事のてるさんを家まで送り届けて、
帰ろうかと思い、てるさん宅に到着したら、てるさんのお父さんから「メシでも食べてけよー」
というありがたいお言葉を頂き、遠慮なく(笑)夕食を呼ばれたのでした。
相変わらず食神様がついてるなああっと、実感した瞬間なのでした。
そして、てるさんが仕事に出掛けた後も居座り、お父さんとお話をして楽しい時間を過ごし、
長い長い1日は終わったのでした。

錫杖岳、沢登りアリ・笹との格闘アリ・木の根っことの格闘アリ、
といった盛り沢山の内容で、登山と言うよりも冒険という言葉が適してるような、山行だったのでした。
間違い無く一人で行ってたら、途中で心折れてたと思います。
ホント同行してくれた、てるさんありがとうございました。
色々な経験が出来て、間違い無く記憶に残る登山となりました。










  

Posted by 山ちゃん at 18:28Comments(6)2011年

2011年10月14日

豆天狗 濃厚豚骨つけ麺

今日は天候がイマイチだったせいかしらんけど、全然忙しく無かったもんで、
お昼を食べることなく粘ってたら、何とか遅い時間に動く事が出来たのでした。

これで一安心一安心、メシが食べれると思い仕事を終えた夕方に、
昼食いや夕食というコトで、久ーしぶりに「豆天狗」さんへ行って来ました。
東京の大つけ麺博に9月下旬から行ってて、しばらくお休みやったでなあ。

やもんで、迷わずつけ麺を食べようと思ったら、予期せぬ「豚骨あるよ」
っという嬉しい言葉を頂いたので、迷わず豚骨を注文です。
久しぶりの豆天狗で、久しぶりの豚骨つけ麺に遭遇。でーれツイてますな!!!
通常の麺より極太で茹であがるまで時間がかかるので、しばし待った後、登場です。
濃厚豚骨つけ麺(800円也)

麺太いー、そしてスープでーれ濃厚!!!
見た目からして明らかに濃いー、ドロっとしてます。流行りの、どろつけです。

食べる前から、でーれ楽しみ。テンション上がりまくりです。

そして、口に含んだそのお味は、見た目通りの、でーれ濃厚な味、
めちゃめちゃパンチが効いてました。ただただ、濃いーの一言です。
ていうか、高山でこれだけのつけ麺が食べれることに感動です。
最後は、スープにゴハンを投入して、スープを全て食べ尽くし完食したのでした。

聞いたら、月曜日位までは、あるかな?って事やったもんで、
明日or明後日orささっての間に、絶対にもう1回食べに行くっと、固く心に誓ったのでした。
大満足!!!
  

Posted by 山ちゃん at 23:25Comments(2)ラーメン

2011年10月12日

聞けば聞くほどステッカー

3回目の「聞けば聞くほど」ネタですっ。

先月、つボイノリオさんにたまたま街で会って一緒に写真を撮ってもらったことが、
でーれ嬉しかったもんで、そのことを投稿したらラジオで読んでもらいました。

そのコトも、でーれ嬉しかったもんで、更にもう1回、そのお礼を投稿したら、
そのコトまで、何とラジオで読んでもらったのでした。
2回投稿して2回とも読まれるという、この高確率。
プロ野球の代打の成績だったら、間違い無く代打の神様と崇められますな。

サスガに2回目の投稿は、晴天で仕事をしとったもんで聞けんかったんやけど、
翌日、団子屋のお姉さん・営業マンさん・お土産卸のお姉さんから、
「昨日ラジオで読まれたよー、なんかステッカー送ってもらえるらしいよ」
と言われ、「聞けば聞くほど」ファンが多いコトに感心しつつ、
ホントかいなっ?と、ここ2・3日、密かに楽しみにしとったんやけど、
今日、家に帰ってきたらステッカーが届いていたのでしたー!!!

おおー燦然と輝く「金太まけるな」の文字。
果たして、このステッカーをドコに貼ればいいものか???
素晴らしいモノを送ってもらいました。

とりあえず、またお礼を投稿しーようっと。
うたてえ限りやさー。  

Posted by 山ちゃん at 23:25Comments(6)日常の出来事