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2011年03月12日

清一のニワトリ

地震被害、かなりヒドイですね・・・&報道の量も各局とも、
昭和天皇が崩御した時&9・11同時多発テロ並みですな。
余震もかなりやもんでコレ以上、被害が拡大しない事を祈るのみです。

話は変わって、先日フトしたきっかけからお知り合いになった著者の方から、
「コレ読んでみねぇ」
っと街でいつものようにボーっとしてた時に渡されたのが、この本。
「清一のニワトリ」

市民時報社刊って裏表紙に書いてあったので、市民時報に連載されとったのかな?
市民時報、あんまし読まんもんでわからんや・・・。
どんな内容なのか、皆目見当付かなかったけど、せっかく頂いたもんで読んでみましたー。

読んだ感想は、
内容を書くとネタばれになるで、内容のコトは置いといて、
普段、仕事で歩きまわっている古い町並(上二之町)の昔(昭和初期の頃)の様子と、
その当時の人々&出来事が生き生きと描写されとったもんで、
読みながら、昔の街はそんな感じやったんやーっと、しみじみと思えたのでした。
&母親の実家もその周辺やもんで、尚更、感慨深く読むことができたのでした。

これで人力車での案内にも、更に深みを増やすことが出来るかな。
いい本を下さって、ありがとうございました。

  

Posted by 山ちゃん at 08:50Comments(0)

2010年09月23日

読書

今日はせっかくの祝日なのに、朝から大雨・・・。
毎度毎度の事だけど人力車、雨には敵いません。っと言う訳で本日は雨降り休み。
借りてた本を読んだり昼寝をむさぼっていたら、気付いたら夕方に・・・。
久しぶりに怠惰な1日を過ごしてしまった・・・。

ちなみに、借りてた本の中で一番読みたかったのは、
昨年の7月にあった、北海道のトムラウシ山ツアー登山での大量遭難を検証した
「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」

これが先日、図書館行ったら山コーナーの遭難モノ?に鎮座していたので迷わず借りたのでした。
低体温症について非常に詳細に、またツアー登山の弊害について鋭く書かれてました。
遭難モノ(こんなジャンルがあるかはわからないけど)、しかも実録モノはかなり参考になります。
特に今回も共著者にいる羽根田 治さんの書く文章は切れ味抜群で、バッサバッサと斬ってます。
ドキュメント気象遭難・道迷い遭難・滑落遭難等など。

もうしばらくすれば山には雪が降るので、登山シーズンもあと少し。
残りの期間も、いい登山をしたいモノです。
とりあえず今後の予定は、人力の先輩に会いに白馬に行く事と、
北岳での約束を果たす為に、焼岳小屋に泊りに行く事かな。



  
タグ :読書

Posted by 山ちゃん at 18:43Comments(2)

2010年03月05日

山の遭難

「山の遭難」  著 羽根田 治
先日、住田家さんにお借りした本です。

今日みたいにポカポカ陽気やと、そろそろ山に登りたくなってきますが・・・
低山ならいざ知らず、まだまだ北アルプスは、山ちゃんレベルの人間では
足を踏み入れれんでなああ。
山に行けない時は本を読んで、理論武装です。

ちなみに、この本の著者である羽根田 治さん、何気に好きです。
ていうのも、この人の文章は切れ味鋭く、バッサバッサと遭難に至った経緯・理由を著しています。
だけど、ただ毒がある訳ではなく、綿密な周辺取材を基にしているので、非常に説得力があります。
当たり前だけど、自分で遭難する事はなかなか出来ないので
(実際に遭難してしまったらシャレにならんでなあ・・・)
他者の遭難話は反面教師として、非常に為になります。

他にも
「ドキュメント気象遭難」
「ドキュメント道迷い遭難」
「ドキュメント滑落遭難」
「生還ー山岳遭難からの救出」
などなどの山岳遭難ドキュメントを、羽根田さんは著しています。
いずれも買ったんじゃなく、図書館のスポーツ・登山コーナーから借りてきたヤツを
読んだんやけど・・・。
これ以外にも、登山好きな人なら誰もが一度は目にした事があるであろう雑誌「山と渓谷」にも、
大きな遭難があった翌月には、必ずと言っていいほど文章を書いています。


本のジャンルに「山岳遭難ドキュメントモノ」っていうジャンル(めちゃめちゃ狭いジャンルやな)
があるかどうかは知らんけど、あったならば、間違いなく第一人者であろう人やろうな。




  
タグ :遭難登山

Posted by 山ちゃん at 21:07Comments(0)

2009年10月08日

槍ヶ岳開山

今回の台風は思った程でも無かった気がします。
ありがたかったです。

まるで現役バリバリのメジャーリーガーの触れ込みでやってきたけど、
期待はずれだった助っ人みたいな・・・。
例えるなら、阪神に昔やってきたグリーンウェル、中日に来たジャコビーなど(古いな)。


だけど午前中はずっと雨やったもんで、今日はお休み。
まあ元々、今日は休みやったけど・・・。
やもんで午前中は、家で大人しく籠って晴耕雨読ってな感じで、
本を読んでいましたー。

前、図書館に行って借りてた新田次郎著「槍ヶ岳開山」です。



新田次郎は好きやもんで、結構読んでいます。
八甲田山死の彷徨
栄光の岸壁
孤高の人
銀嶺の人
アラスカ物語
聖職の碑
強力伝
剱岳点の記
などなどなど

山岳関係の小説が多いもんで、小説読んで登山した気分になったりしています。


「槍ヶ岳開山」の内容をすごくすごく簡単に言うと
飛騨の名峰笠ヶ岳を再興し、槍ヶ岳を開山した念仏僧「播隆上人」がいかに槍ヶ岳開山に至ったか、
そしてその後は・・・。
というお話です。

そもそも登山をする前は「播隆上人」なんて名前は全く知らないし、興味もなかった事だったんだけど
登山をするようになってから、この名前を知り非常に気になっていたのでした。

やもんで、この本は前々から読んでみたいな~とは思ってたんだけど、
なかなか探し出すことが出来ず
こないだ図書館行ったら、たまたま発見したもんでラッキーと思い即借りて来たのでした。
大活字版なのは、年配の人向けだからでしょうか?
まあ、読みやすかったでよかったんやけど。


ただ山を登るのも、もちろん楽しいんだけど、物語を読み歴史を知り、
それを踏まえて登るとまた違った感覚で、山に登れるのかなあとも思ったのでした。

昔昔、播隆さんはこの道を歩いたのかなあなどと考えて歩いたりしたら、
それはそれで、きっと面白いんやろうなあ。




  

Posted by 山ちゃん at 23:33Comments(2)

2009年07月09日

「俺はどしゃぶり」

最近の天気の事じゃなくって、本のタイトルです。
晴耕雨読ってな感じで、雨で仕事が休みだったので昨日は、読書の日にしました。

以前、よく行くラ・フェニーチェのシェフから借りていた本のタイトルが、
「俺はどしゃぶり」です。























まさに、こんな日に読むのにもってこいなタイトル!!!


内容は、とある高校の先生がアメリカンフットボール部を学校に作るために、東奔西走した苦労?を面白おかしく綴ったものです。

自分もアメフトやってたし、シェフもアメフトやってたという事もあって、アメフトトークをたまにするんだけど、たまたま
「この本面白いよ」
って勧めてもらって、お借りしたものなのでした。
以前にお借りしてて、全然読んで無かったんですよね。
それで、昨日ランチを食べに行って思い出しました。


普通、この手の話はラグビー・サッカー等などスポ根(死語か)チックで悲壮感たっぷりなお話(スクールウォーズなど、古いなあ)になるのが相場のような気がするけど、この本は文体&内容が面白くて、スラスラスラスラと時に笑いながら読めてしまったのでした。
よく、ゼロの状態から部員を集め(ど素人の)、そのど素人の部員たちを鍛え、試合に挑んだものだと非常に感心しました。
しかも、その過程が全く悲壮感なく、非常にゆるい感じでほのぼのとしてしまいました。


個人的には、タイトル以外に2つ短編が入っていたんだけど、そっちの方が筆者の大学アメフト時代の話だったので、なんとなく自分の学生時代を思い出しながら、感情移入しつつ、しみじみと読めてしまったのでした。
特に、試合後の飲み会や納会のシーンの描写なんか、特筆ものです。
「でーれー、あーそんなんやったあ」と
共感しまくりながら読んでしまいました。



たまには、読書もいいものです。
  

Posted by 山ちゃん at 21:48Comments(3)