槍ヶ岳開山
今回の台風は思った程でも無かった気がします。
ありがたかったです。
まるで現役バリバリのメジャーリーガーの触れ込みでやってきたけど、
期待はずれだった助っ人みたいな・・・。
例えるなら、阪神に昔やってきたグリーンウェル、中日に来たジャコビーなど(古いな)。
だけど午前中はずっと雨やったもんで、今日はお休み。
まあ元々、今日は休みやったけど・・・。
やもんで午前中は、家で大人しく籠って晴耕雨読ってな感じで、
本を読んでいましたー。
前、図書館に行って借りてた新田次郎著「槍ヶ岳開山」です。
新田次郎は好きやもんで、結構読んでいます。
八甲田山死の彷徨
栄光の岸壁
孤高の人
銀嶺の人
アラスカ物語
聖職の碑
強力伝
剱岳点の記
などなどなど
山岳関係の小説が多いもんで、小説読んで登山した気分になったりしています。
「槍ヶ岳開山」の内容をすごくすごく簡単に言うと
飛騨の名峰笠ヶ岳を再興し、槍ヶ岳を開山した念仏僧「播隆上人」がいかに槍ヶ岳開山に至ったか、
そしてその後は・・・。
というお話です。
そもそも登山をする前は「播隆上人」なんて名前は全く知らないし、興味もなかった事だったんだけど
登山をするようになってから、この名前を知り非常に気になっていたのでした。
やもんで、この本は前々から読んでみたいな~とは思ってたんだけど、
なかなか探し出すことが出来ず
こないだ図書館行ったら、たまたま発見したもんでラッキーと思い即借りて来たのでした。
大活字版なのは、年配の人向けだからでしょうか?
まあ、読みやすかったでよかったんやけど。
ただ山を登るのも、もちろん楽しいんだけど、物語を読み歴史を知り、
それを踏まえて登るとまた違った感覚で、山に登れるのかなあとも思ったのでした。
昔昔、播隆さんはこの道を歩いたのかなあなどと考えて歩いたりしたら、
それはそれで、きっと面白いんやろうなあ。