今日は朝から雨降りで、仕事休み・・・。おかげで?登山記をのんびりと書く事ができました。
前回の木曽駒ケ岳登山で、登山の楽しさと恐怖?を堪能し、登山の魅力にはまってくれた、
つけ麺登山部長LENNON君の指揮下、先日記念すべき第2回つけ麺登山部活動が行われました。
今回のベストショット!!!???(相変わらずの山頂での宴会シーン)
今回の行き先は5月には小屋開きをお手伝いで、7月には呑舌登山部で行って来た御嶽山。
山ちゃんにとって、実に今年3回目の御嶽山登山になります。
御嶽山が大好きっていうか、五の池小屋の魅力にすっかりはまってまったんやさなー。
7月行った時に、次回は是非とも泊まりで行きたいもんやさーっと思ったもんで、
連休は取れないけど5月の時と同様、早朝下山すれば泊まりで行けるなっと考え、
つけ麺登山部活動は2回目にして、なんと小屋泊企画となりました。
ちなみに今回の参加メンバーは
つけ麺登山部(LENNON部長・樹のてるさん・山ちゃん)
KONG夫妻(火曜定休なのでバッチシ、スケジュールが合いましたー)
住田家さん+住田ガール2名(JUN-Chan・KURO-Chan)
てるさんのお店のバイトNONAKA-Kun
以上、LENNON君とつけ麺部員+愉快な仲間達、総勢9名というパーティで行って来たのでしたー。
登山専門店の夫妻に五の池小屋のスペシャリストに、心強いゲストが参加して頂いて嬉しい限り。
これだけの大人数が集まったのも、ひとえにLENNON部長の人柄のおかげですな。
KURO-chanとNONAKA-kun以外は、山ちゃんにとって面識のある方々ばかりでした。
ただ、当日わかった事だったんやけど、NONAKA-kunとは以前、焼岳登った時にすれ違ってました。呑舌マスターの友人とは、彼の事でした。
いやー相変わらず高山は狭い狭い、繋がるものやさー。
出発の2日前、打ち合わせと称した前夜祭を「樹」で行い
(何かと理由を付けて飲みたいだけのような気が・・・)
今回のメインテーマーを「山頂にて鍋&大宴会をしよう!!!」という事に決定。
やもんで各自、鍋の具材を2品持ってくる事がまず決定。
そして一番重要?な、お酒とおつまみに関しては、
各自が飲み食いしたいものを、それぞれ好きなだけ持ってくる事に決定。
山ちゃんは、とっておきの赤ワインがあったのでそれを持ってるくる事を、LENNON君は白ワインを、
てるさんは先日の山形旅行土産の一升瓶を持ってくる事を、それぞれ宣言。
こりゃ、ザックがでーれ重たくなるなあっと思ったけど、全ては山頂で楽しい時間を過ごす為!!!
また、日帰り・小屋泊早朝帰り・小屋泊のんびり等など、9人の行動は全員が同一行動ではなかったので、御嶽山登山口に、7時迄に各自集合としました。こうして事前準備は万端です???。
当日は5時半高山を出発!!!山ちゃんはLENNON君と2人で向かいました。
御嶽山登山口へ向かうには、いつも秋神経由で行くかチャオ経由で行くか悩むところなんやけど、
安全策でチャオ経由を選択。天気は上々、朝日も眩しいです。
つけ麺&スクルーウォーズトークをしながら車に酔う事無く順調に向かい、登山口駐車場に到着。
7時過ぎには全員集合です。ちなみに、てるさんは気合いの夜中入りとの事でした。
予想通り、みんなのザックは重たいです。これはこれは山頂で、かなり楽しい時間が過ごせそう。
7時15分
いよいよ第2回つけ麺登山部活動「御嶽山」登山スタートです。
KONG夫妻・つけ麺登山部・住田班の順番で9人が一緒って訳ではなく、
それぞれがグループ毎に出発します。KONG夫妻の後姿、やはりカッコイイです。
今年3回目となる御嶽山小坂口登山道、もはや慣れた道、相変わらず良く整備されていて歩き易い。
ただ今回はザックが重たいので、歩き始めはペースが掴めず、休憩も多目にゆっくり進みます。
ひときわ重たく大きなザックを持ってきた、てるさん。
この時は、ザックの中にあんな素敵なモノが入ってるとは、知る由もなかったのでした。
そして、湯の花峠の手前で先行するKONG夫妻が、下山してきた五の池小屋支配人市川さんと、
談笑してたので合流し、それ以降は6人で登ったのでした。
お約束のかえる岩を眺め
水場は無いけど何故か地名がお助け水で休みつつ、のんびりのんびり登ります。
お助け水からしばらく歩くと森林限界、ココから先は景色ががらりと変化し一気に眺望が開けます。
若干ガスってて、遠望は効かないけど青空も出てきて、まずまずの天気です。
立ち休みしつつ、のんびりと向かっていきます。やや疲れ気味?のLENNON君
ここへ来て、ザックが重たいのが効いてきたみたいで、てるさんがやや遅れだしました。
そんなてるさんをバックに、元気を取り戻したLENNON君
いよいよ五の池小屋も見えてきた。
小屋までもあと少しなので、花を眺めながらのんびりと進み、
10時30分
御嶽山飛騨頂上到着!!!鐘を鳴らすKONGの奥さん。
そして、その10分後には五の池小屋の中で早々と1回目のカンパーイをしてたのでした・・・。
ビール片手にニンマリやさー
担ぎあげたお酒の一部を、テーブルに並べてみます。一升瓶が燦然と輝いていますなああ。
小屋の中でアルコール燃料を補給し、ひとしきり落ち着いたので、住田班の到着はまだやったけど、
これよりメインイベント「山頂にて鍋&大宴会!!!」の準備に取り掛かるとします。
全員、めちゃめちゃ手際良く宴会に適した場所を見つけ、その辺の石を集めて風防を作ったところで、立派なお鍋の登場でーす。これを担ぎあげたのはKONGさんです。ありがとうございました。
続いて、具材の登場なんやけど、てるさん、なんとカニを持ってきたのでした!!!
それもボイルでなく、生のカニを3杯。さすがはプロです。
標高3000m近くの高所でカニをさばく、てるさん。惚れてしまいますなああ。
あの重たいザックの中には、一升瓶やらカニやら、みんなが楽しくなる色々な食材が詰まっていたのでした。鍋に一通りの材料をぶち込んだ後は、煮えるまでしばし待つのみ。
やもんでLENNON君が持ってきた白ワインで、
本日2回目のカンパーイです。
今度は、おつまみにこんなモノがあああ、とっぺonいくらです。でーれ美味かった。
そして、いよいよ鍋が煮えたかなああっと誰もが思った、ちょうどその時、聞き覚えのある声が。
まるで鍋が出来るのを小屋陰でこっそり見ていたのではっと、思わせる位のグッドタイミングで、
住田班3名が到着したのでした。ここにメンバー勢ぞろい。
ちょうど鍋も煮えたので、食べるとしますか。
でーれ美味いっす。カニを持ってきたてるさん、絶好調でゴイゴイ飲んでました。
しかしてるさん、オーバーペースだったみたいで、お昼の部で力尽きてしまい、
夜の部では撃沈してたのでした・・・。
一通り飲んで食べて、鍋第一弾は終了。第二弾を準備して煮えるまでに、少し時間がかかるので、
ここで山ちゃんが持ってきた、とっておきの赤ワインの登場でーす。
この赤ワインは今から遡ること4年前、山ちゃんが人力車の仕事を始めた1年目の冬に
犬山のフレンチレストランに出稼ぎに行ってきたんやけど、
春が来て高山に戻る際に、レストランの支配人から餞別に頂いたモノです。
なかなか飲む機会が無く、押し入れでずーっと眠ってたんやけど、ようやく成仏する時がキター。
一口飲んで、ソムリエ的な気の利いたセリフでも言おうと思ったんやけど、
そう簡単に言えるものではなく、「キレがある」などと訳がわからんフレーズが出てきたのでした。
いい感じでお酒が頭に回ってきたところで、みんなの写真をパシャリ
この写真を撮る際、後ろも見ずに後ずさりしてたら、バランスを崩してあわやハイマツの海の中に、
ひっくり返る所でした・・・。
こうして時を経つのも忘れて、腹一杯食べて飲んで楽しんでいたら、3時間程経ってました。
やはり楽しいと、時間が経つのも早いですなああ。
14時頃
お昼の部終了。またじをささっとして
五の池小屋に戻り、夜の部に備えてしばしフリータイム。当然のように山ちゃんはお昼寝です。
飲んで食べてばかりの御嶽山登山記は夜の部、後篇へ続く・・・。