九重山登山記

山ちゃん

2009年12月22日 22:45

九州登山旅行から帰ってきてから、だいぶ日にちも経ってしまい間延びした感ありあり&記憶も朧げになってしまっていますが、いよいよ最後、尚且つ一番良かったお山、九重山登山記です。!!!


祖母山下山後は時間も十二分にあったので、温泉&夕食をゆっくり出来ました。
温泉は豊後竹田駅近くにある「竹田温泉花水月」500円を利用。
建物の雰囲気も良く、中も広くて色々な種類のお風呂があり、なかなかお値打ちな施設でした。
夕食は、温泉の人にお勧めを聞いて、大分県と言えば「とり天」。
と言う訳で、57号線沿いのとり天のお店「天神丸福」へ行ってきました。
ボリュームたっぷり大満足でした。心の中で温泉の人ありがとうと感謝します。
その後この日も車中泊なので、道の駅竹田へ向かい翌日に備えて、早めに就寝。
しかし、この晩も阿蘇同様寒く、夜中に寒さで目覚めること3・4回・・・。九州寒かったっす・・・。

翌朝は6時頃起床。いよいよ九州百名山、最後の山となる「九重山」へ向かうとします。
本日もいい天気っぽいです。ありがたやー
ちなみに「九重山」という名前の山は無く、火山群や周辺地域全体を指す場合に「九重山」や「九重連山」を用い、その主峰である単独の山を指す場合には、久住山を用いるのが一般的であるとのこと。
From Wikipedia
やもんで目指す山は、主峰久住山とその最高峰中岳です。
ちなみに中岳は、九州本土最高峰でもあります。

心ウキウキ。夜明けの光景は前日にもまして、更にキレイ。
   
やもんで、しばし車を停めて写真をパシャパシャ撮るとします。(愛車キューブと九重連山)

雄大な景色。山に囲まれた高山では見られない景色です。
ゆっくり写真を撮りながら向かったもんで、登山口牧ノ戸峠駐車場には1時間程かかって到着。
今日は、そんなに急ぐ事も無かったし寒かったので、ちょっこと駐車場で休憩します。
前日の阿蘇山・祖母山はほぼ貸切登山だったけど、今日は駐車場に何台か車も停まっており、
出発する人の姿も見えます。
駐車場には売店&トイレがあります。トイレで出すもの出して準備万端。
日も出てきて暖かくなってきたので、出発するとします。

8:00
登山口出発!!!

今日を九重山の日にしてホント良かったー、2日間よく頑張って良かったさーって思えるほど、天気は今までの中で一番最高。完璧です。由布岳もすぐ近くに見えます。

登山口から最初のピーク沓掛山付近までは、舗装された道&階段が続き、ものの30分程で到着。
 
この辺りまでは観光客も散歩気分で余裕で来れますなあ。
ホントいい天気、眺望がこの上なくよろしいです。
のんびり景色を眺めながら、今日は時間を気にせず進みます。
今から向かう九住山へのルート、目の前には山だらけ。

やもんで、どれが九住山なのかはまだわかりません。山だらけ、まるで山のテーマパークです。
ここから本格的な登山道になるんだけど、登山道は非常に整備されており、また広く歩き易いです。

きっとハイシーズンには数多くの登山者が歩くんやろうな。
今日は、適度な人数なので寂しくもなく楽しい登山が出来ます。
そんなにしんどくない、だだっ広い登山道歩きがしばし続きます。

阿蘇山もそうだったけど、久住山もホントどっかの惑星に舞い降りたような、
まるで映画のロケセットのような景色の中を歩きます。

そして、どうやら目指すべき久住山が見えてきたみたいです。ホント右も左も前も山だらけ。

振り返ったり前を見たり、写真をパシャパシャ撮りながらゆっくり進みます。

でーれ楽しいし、テンションあがりまくり。

1時間半程歩いた所で、これまただだっ広い広場があり、そこにトイレがあったので少し休憩。
いやースケールがでかい!!!この場所からは、久住山の全貌が良く見えました。あと少しやな。

ここから先は、見た目ほど急な道ではなく、スイスイと進め、なだらかな頂上部へ。
  
どこが頂上なのかなあと思いながら、ドンドン進み標柱を発見!!!
カラスが先客でいました。そして


10:05
久住山到着!!!ついに九州百名山5座制覇です。
いままでは余裕が無かったけど今日は余裕もあるので、セルフフォトでパシャリ

風も無く暖かいのでボーっとします。山頂でのんびりできたのは、5座の中で今回が初めてかな。
前日登った阿蘇山・祖母山の姿もくっきり見えます。
    
ホントいい景色。贅沢だ。まだまだ時間もたっぷりあります。
ではでは、のんびり次のピーク九州本土最高峰「中岳」へ向かうとしますか。
天気がいいので、中岳を眺めながら向かえます。

地図上には実線ではなく破線で書いてあった登山道も歩きやすく、中岳までも順調に向かえます。
  
飛行機と青空

途中の池のほとりには、避難小屋もありました。ちなみに池の水は、いい感じで氷ってました。

いくら九州とは言え、標高は高いので寒さは厳しいみたいです。中岳も近づいてきました。
そんなに急じゃない道を登り
 

11:15
中岳到着!!!。

遮るものは何も無い。こちらも360度グルリ眺望が広がっています。
山頂には、九州の山に来て初めて先客がみえたので、写真を撮ってもらいました。

開聞岳以来久しぶりの事です。しばし、その方と談笑します。
さすがに飛騨高山から来たと言ったら驚かれました。&高山の知名度の高さに感謝。
眺望は九住山よりも中岳の方が良かったような気がしたもんで、30分程のんびりしました。
    
たまにはいいですなあ、時間に追われないのんびり登山も。

中岳を後にして、せっかくなんで、すぐ近くにあったもう一つのピーク「天狗ヶ城」にも向かいます。

中岳から、ものの15分程で到着。3つ目のピークです。

ピークとピークの間が短いのも、九重山の魅力かなあ。
天狗ヶ城でものんびりして、十二分に九重山の魅力を堪能できたかな?まだまだです。
そんな感じで、今回は3つのピークを極めたけど他にもいくつもピークがあるので、
九重山の魅力は1日ではとてもじゃないけど見つけきれないし、登りきれませんなあ。
やもんで、天気が許せば九重山に山籠りしたい気分でした。しかし、翌日の天気予報は最悪です。
この気持ちはいつになるかはわからんけど、再びこの地を訪れた際にかなえたいものです。
名残惜しいですが、下山するとします。火山らしい景色も眺めれます。

帰りも振り返りながら、のんびりのんびり下ります。

さらば九重山、再び会う日まで。絶対に、いつか再び訪れたい場所です。

沓掛山まで戻ってきたら、後は舗装された道なので登山は終わったようなものです。
クールダウンって感じで舗装された道を下り

13:50
登山口牧ノ戸峠駐車場に戻って来ましたー!!!

ただいま。
こうして九州百名山5座を、天気予報の関係で、当初予定より1日早く3日間で登りきりました!
幸い最高の天気に恵まれ、完璧な登山が出来ました!!!
言う事なし、大満足です!!!

翌日からは、天気予報通り天気は崩れて九州滞在中に再び、登った山を見ることはなかったので、
判断も完璧なのでした。

今年の登山は、これでお腹いっぱいです。

登山口8:00
沓掛山8:35
九住山10:05/10:20
中岳 11:15/11:45
天狗ケ城12:00/12:10
登山口13:50


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