先日行って来た「前穂高岳」の登山記録です。
なにげに、でーれ久しぶりの単独行だったのでした。
行く相手がおらんかったもんで・・・。
最近は膝の調子が悪かったんやけど、体と心の荒治療と自分に言い聞かせ行く事にしたのでした。
基本Mです。
予定も無かったし、天気予報もまあまあやったし、歩いているときは何も考えんでもいいで・・・。
いい気分転換です。
ちなみに、「前穂高岳」の登山口は上高地になります。
上高地は、マイカー規制の為、路線バスで行かねばなりません。実に高校3年秋の遠足以来、15年ぶりの上高地です。
でーれ久し振りや。
近くて遠かった上高地。
前々から行きたかったんやけど、なかなか行く機会がありませんでした。
というわけで、上高地への飛騨側の基地、平湯温泉へ向かいます。
平湯温泉5時到着。
そしたら、そこで知り合いの濃飛バスのドライバーさんに会いました。
(さすがに高山狭いっす、まあ前職が添乗員やで、地元の貸切バスのドライバーさん、古い人なら知っとるでなあ)
上高地へは6時頃到着。
朝も早いのに、なかなかな賑い、さすが上高地、飛騨側の登山口とは違います。
賑わってはいるけど、ほとんどの登山者は横尾方面へ行くみたいで、前穂高岳へ向かう登山者は皆無で、わずかに大分県の竹田高校登山部の学生さん達とフヂヲだけやったもんで、途中まではとても静かな登山が出来ました。
西穂から奥穂への稜線
岳沢ヒュッテ跡、8時過ぎ到着。
ここまでは、非常に緩やかな登山道でのんびり楽に歩けたけど、事前調査では、ここから先は重太郎新道という、なかなかハードなひたすら登りが続くという事です。
そして実際、確かにひたすらハードな登りが続いたのでした・・・。
そしてここから、静かな登山は一変して、あいさつの連続となるのでした。
どうやら、前日に穂高岳山荘に泊まった人達の下山ルートになるらしく、でーれたくさんの下山者にすれ違います。
「おはようございます」
「アンニョハンセヨ」
「カムサハムニダ」
の繰り返しです。
ていうのも、韓国人多いっす。多すぎです、しかもでーれ元気やし・・・。
ひたすら登りとあいさつに疲れバテバテになった後の
10時30分、なんとか、ちょっとした広場であり、分岐点でもある紀美子平に到着。
ここから先は、コースタイムでは30分なので、あとひと踏ん張りです。
しかし、ゴツゴツとした岩場登りは苦手なので、思ったように進めず40分程かけて、
11時20分
標高3,090m「奥穂高岳」の頂に、初めて立ちました。
しかし残念な事に、もうこの時間は周りはガスってて、眺望は皆無です。
一応、20分程ねばってはみたものの、事態は変わらないので下山することとします。
そして下山途中、紀美子平に下りるまでのわずかな距離にも関わらず、ガスの中、完全に道を失ってしまったのでした。
プチ道迷いです。
ほんとは、こういう時は上に登って迷った所まで戻るべしと頭ではわかっているんやけど、頭と体は異なるみたいで、楽な方楽な方へと、下りたくなります。
やもんで、まあいいやー下ってしまえと思い、下ります。
幸い、ちょっとしたら一瞬ガスが晴れ、下方に人の姿を見つけれたので事なきを得ましたが。
あとで、地図で見てみたら、だいぶずれた方に下っていたのでした。
反省反省、気をつけねば。
紀美子平には、10人位登山者がいたので、登山トークをし、しばし休憩します。
まあ、あんましのんびりしてても、帰りのバス&温泉があるので、下ることとします。
下りは、相変わらず早いっす。
登りの半分位の時間で、余裕で下り
15時30分、上高地に戻ってきて無事に登山は終了したのでした。
さすがに上高地は、登山者よりも普通の観光客の方が多く、一人異臭を放ちながら肩身が狭い思いをしました。
バスの中でも、異臭を放っていたので申し訳ないとは思いましたが、しゃーないです。
久しぶりの単独登山。
楽と言えば、楽なんだけど
なんか虚しいような気が・・・
よくわかりませんわ!
上高地 6:30
岳沢ヒュッテ跡 8:05/8:25
紀美子平 10:35/10:40
山頂 11:20/11:45
紀美子平 12:20/12:45
岳沢ヒュッテ跡14:15/14:35
上高地 15:40