位山登山記

山ちゃん

2011年06月10日 10:04

晴天に恵まれた先日、位山へ登山(ハイキング?)しに行って来たのでしたー。

この時期は、2000m~3000m級のお山に登りに行く山ちゃんにとっては、
珍しい低山登山なんやけど、それにはちゃーんと理由が・・・。
その理由に関しては、ポ二さんブログに詳細が綴ってあるので、ご参照下され。
という訳で、ポニさん・ポニ友さん・山ちゃんという明るい空の下で並ぶと、
この3人には一体どんな接点があるんやな???という摩訶不思議な組み合わせで、
登山する運びとなったのでした。

位山と言うと、スキー場のイメージが一般やと思うんやけど、
何気に日本二百名山のお山且つパワースポットとして、密かに人気のある、お山です。
登山ルートは、モンデウススキー場から登るルートと林道経由の最短ルートがあるもんで、
迷わず最短ルートを提案して、それが受け入れられたのでした。
登山口にある看板


当日は、9時30分にお迎えに上がりました。
寝不足&アルコールの影響なのか?、明らかに体調悪そうなポニさん。
一方、今回の登山のきっかけを作ったポニ友さんは、体調万全そうですっ。
一抹の不安を心に抱えながら、おぞくたい林道を愛車キューブで走り、
小1時間程で登山口に到着して、

10時30分
登山口出発!!!
最短ルートは、巨石を眺めながら歩け、登山口から1・5kmで山頂に到着です。
1・5kmという数字だけ見ると楽勝な気がするトコなんやけど、
最初の500mがなかなかな急登なんやさなー。
やもんで、出発したスグは携帯構ったりポーズを取る余裕があったポ二さんですが、
 
15分後にはグロッキー状態に、なってしまったのでした・・・。

体調不良の影響なのか日頃の運動不足の影響なのか、とにかくシンドそうで、
「私に話かけるな」
「来るんじゃなかった」
「写真を撮るな」
「気持ち悪い」
「帰る」
等など
ネガティブ発言のオンパレード&不機嫌オーラ全開で、アンタッチャブルな状況でした。
(まあ、泥酔した時の山ちゃんみたいなものでしょう)

しかし、もはや中間地点は超えており、行くのも戻るのも同じ位の距離だったので、
なんとかなだめて、山頂に向かってもらいます。
ここからしばらくは山ちゃんとポ二友さんは、ポ二さんに言われた事を忠実に守り、
話しかける事も無く、腫れものに触れるように重い空気の中を、休憩多めに黙々と歩き、
なんとかパワースポットの一つ、天の岩戸に到着です。
 
この辺りまで来ると、登山道も緩やかになるので、
天の岩戸効果なのか道が楽になったでかしらんけど、
ポニさんの体調も、会話が成立する状態にまで回復してました。一安心一安心。
ココから先はお散歩感覚で歩けて、

11時30分
登山口からゆっくり1時間程かけて、標高1529mの位山山頂に到着!!!

山頂付近は眺望が開けていないので、ちょっと戻った山頂手前の展望広場で昼食とします。
山での昼食と言えば、定番の鶏ちゃん。
いつもはガスバーナー利用の昼食も、今回は低山と言う事で気合いを入れて、
カセットコンロ&フライパンをおねて登ったので、調理も楽々ですっ。

出来上がったトコロで、ビールで乾杯でーす!!!今回はサントリーのプレミアムモルツ。
 
ポニさんがおにぎりを持ってきてくれたので、鶏ちゃん・おにぎり・ビールのランチとなりました。

絶好の晴天の空の下、しばし楽しいランチタイムを過ごします。
そしてランチタイムの〆は、もちろん鶏ちゃんうどんっ。
 
やっぱ山で食べる鶏ちゃん&うどんは、いつ食べても美味しいですなー。
今回も美味しく完食し、しばし休憩した後、次なる目的である天の泉の御神水を汲みに行く事に。
山頂から、ちょっと下る事10分位のトコロにある立派な水場が、天の泉です。

山頂直下にも関わらず、キレイなお水がこんこんと流れています。

このお水が冷たくて山の香りがして、美味しいんやさなー。
持ってきたペットボトルに汲み、更なるパワーをゲットした後は下山です。
乗鞍岳&御嶽山眺望スポットっと、ご丁寧に立派な看板も立っとったんやけど、
微かに御嶽山の裾野が見えたのみでした。
 
下りは登りの険悪な雰囲気とは全く異なり、
スムーズにおしゃべりしながら余裕シャクシャク和気あいあいと下れ、

13時40分
登山口到着!!!
登山開始20分後には、一体どうなってまうんやろうって思ってしまったけど、
何とか無事に行って来れましたー!!!

2人に感想を聞いたトコロ、
ポニ友さんは、「登山好きになるかも」
ポニさんは、「二度と登る事では無いであろう」っと。
対称的な2人の感想なのでした。

その後は再びおぞくたい林道を戻ったんやけど、
何気にポニさんのテンションが一番高かったのが、この帰りの林道だったのでした。
心地よい新緑の中、沢沿いを走る、この林道区間がいたくお気に入りになられたみたいで、
途中、車から降りて、登山の時には見られなかった軽快な動きで、
沢の写真をパシャパシャ撮ってたのでした。
山ちゃんとポニ友さんは、そんなポ二さんの姿を???って思いながら、
車の中から温かい眼差しで眺めていたのでした。
 
些細なきっかけで今回実施された、位山登山。
ポニさんの人生最後になるであろう登山に、ご一緒出来たのは、
ある意味、光栄で貴重な時間でしたな。
ポニさん・ポニ友さん、楽しい時間をありがとうございました。
今度はお昼では無く、夜にお会いしましょう。

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